世の中の男性の約3分の1が薄毛で悩んでいるといわれています。
そして、その中でもほとんどの人が生え際の薄毛について悩んでいます。
薄毛の種類は大きく分けると、「おでこの生え際の薄毛」と「つむじの薄毛」の2種類に分かれますが、多くの人は「おでこだけの薄毛」または「おでことつむじ両方の薄毛」で悩んでいます。
「つむじだけの薄毛」というハゲかたで悩んでいる人は意外と少ないのです。
そこで今回は、生え際が後退してしまう原因や、どのような人は生え際の薄毛に注意が必要なのか、そして生え際が薄毛になってしまった場合、お勧めできるクリニックや育毛剤などを紹介していきます。
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「生え際の薄毛」という言葉は、前頭部の生え際が後退してしまうことを言います。
生え際ということで言えば、耳の上やうなじの部分なども生え際と呼ぶことができますが、その辺りが薄毛になるということは、理論上まずありません。
特に男性型脱毛症の場合、薄毛が発症する場所は前頭部と頭頂部に集中します。
側頭部や後頭部が薄毛になるということはありませんので、今回の記事で解説していく生え際の薄毛というのも、全ておでこの生え際が後退していく現象を表します。
薄毛の進行状況を9つのステージに分類したものを「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼びます。
これはアメリカのハミルトン医師が男性型脱毛症の進行パターンを分析し、導き出したものです。
このハミルトン・ノーウッド分類に当てはめて考えていくと、生え際の後退は、その形によって大きく2種類に分けられるということがわかります。
その2種類とは、M字ハゲとU字ハゲです。
薄毛で悩み始める人の多くがこのM字ハゲで自分の薄毛に気がつきます。
M字ハゲとは、その名前の通りアルファベットの「M」のような形でおでこの生え際が後退していくハゲかたのことです。
具体的に言うと、おでこの両サイド(目尻の部分から真上にラインを引いた時に生え際とぶつかる部分)あたりの髪の毛が集中的に抜けて薄毛になってしまう形をいいます。
ハミルトン・ノーウッド分類を完成させたハミルトン医師の定義によると、このM字ハゲのもっとも進行している部分の生え際が、頭頂線の前方2cmを超えて後退した場合はAGAであるという診断が下されます。
頭頂線というのは、両耳と頭頂部の3つの点をつないだラインのことです。
実際に自分の頭に頭頂線を描いてみるとわかるのですが、その線はかなり上の方にあります。
「このラインの2cm以内ということは、かなりハゲているのではないか」と思うかもしれませんが、M字ハゲの場合、おでこの真ん中の部分は髪の毛が残っていることが多いので、意外とM字の鋭角になっている部分はあっさりとその頭頂線から2cm以内まで生え際が後退してしまっていることが多いのです。
こちらも、そのアルファベットの形が示している通り、「U」というアルファベットを逆さまにした時のような形で、おでこが後退していく症状です。
M字ハゲは生え際のラインに山が2つあるような形でしたが、U字ハゲの場合は生え際のラインがなだらかな1つの山になっています。
このU字ハゲは、M字ハゲよりも進行しているケースが多いです。
ハミルトン・ノーウッド分類に当てはめて考えると、ステージ1から4までは、おでこの生え際の形はMの形のまま進行していきます。
しかし、ステージ5を過ぎたあたりから生え際の形がアルファベットのUの形に近づき、さらにつむじハゲと前頭部のハゲが繋がってきます。
すると、真ん中に残っていた髪の毛も薄くなり、完全にM字とO字がくっついて、一つの大きなU字ハゲになるのです。
もちろんその人の頭皮の状態によっては初期段階からU字ハゲであるというケースもあるでしょう。
ただし、多くの男性はM字ハゲから生え際の薄毛が発症し、状況が深刻になるとU字ハゲに移行するといえます。
ここまでにご紹介してきたM字ハゲとU字ハゲというのは、男性型脱毛症(AGA)の症状です。
男性型脱毛症は、ある種の男性ホルモンが原因で発症する脱毛症のことで、薄毛に悩む男性のほとんどが、この男性型脱毛症です。
しかし、割合的には非常に少ないのですが、男性型脱毛症ではない脱毛症も存在し、その中には特に生え際に症状が集中するものがあります。
髪の毛に対する物理的なダメージが脱毛を引き起こす「機械的脱毛症」や、髪の毛を引っ張りすぎてしまったために抜けてしまうという「牽引性脱毛症」、また、気づかないうちに自分で自分の髪の毛を抜いてしまうという「抜毛症」などがそれにあたります。
生え際が後退してしまう原因には様々なものがあります。
男性型脱毛症も原因のひとつですが、厳密に言えば、男性型脱毛症だけではなく、それ以外にもいくつかの原因が考えられます。
そこでここでは男性型脱毛症も含めた生え際の薄毛の原因を紹介していきます。
男性の薄毛の原因の9割以上を占める「男性型脱毛症」は、「ジヒドロテストステロン」という悪玉ホルモンが原因で引き起こされます。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンが血液の中に混ざり、血管を通って毛根に運ばれた際に、5αリダクターゼという還元酵素と結びつくことによって生まれます。
簡単に言えば「とても強力な男性ホルモン」です。
このジヒドロテストステロンは、まだこの先何年も成長するはずの髪の毛に対して「今すぐに抜けてしまいなさい」という命令を出します。
そのため、通常であれば3年から5年は成長を続けるはずの髪の毛が数ヶ月という短期間で抜け落ちるようになってしまうのです。
すると、だんだんと髪の毛が生えていない期間の方が長くなり、髪の毛の密度が薄くなり、生えてくる髪の毛も非常に細い産毛になっていきます。
これが、男性型脱毛症が進行していく際の毛根の状況の変化です。
男性型脱毛症の原因は、上記のジヒドロテストステロンですが、ジヒドロテストステロンの発生する量が多くても薄毛になりにくい人がいます。
それが、アンドロゲンレセプターの感受性が低い人です。
アンドロゲンレセプターは、ホルモン受容体のことで、ジヒドロテストステロンを受け取ってその反応を発生させる器官です。
アンドロゲンレセプターの感受性が高ければジヒドロテストステロンの影響を受けやすく、アンドロゲンレセプターの感受性が低ければジヒドロテストステロンの影響を受けにくいといえます。
言い回しが少しややこしくなってしまいましたが、要は「アンドロゲンレセプターが敏感な人はハゲやすい」ということです。
ここまでの2種類の原因は、いずれも男性型脱毛症になる原因でした。
ここからは割合的には少ないかもしれませんが、男性型脱毛症ではない脱毛症の原因をご紹介していきます。
若い方や女性の方で、生え際の薄毛が発症する場合、こちらのケースが考えられます。
髪型の問題や、環境の問題で、髪の毛自体に対して物理的なダメージが長時間かかり続けると、髪の毛が抜けてしまったり、途中でちぎれてしまったりします。
こういった物理的なダメージによる脱毛症のことを「機械的脱毛症」と呼びます。
これらの場合は、原因がはっきりしていますし、その原因を取り除けばすぐにまた元気な髪の毛が生えてきますので、そこまで悩む必要はないでしょう。
髪の毛は血液の中の栄養素や酸素を毛細血管から受け取ることによって成長していきます。
極端な話をすれば、頭皮の血液の流れが完全にストップすれば、髪の毛の成長もストップします。
そこまで特殊なケースが起こるということはまずありませんが、血液の中を流れる栄養素が不足してしまうということは考えられます。
髪の毛は「ケラチンたんぱく質」という種類のタンパク質で構成されています。
そしてこのケラチンタンパク質はいくつかの種類のアミノ酸によって作られます。
ケラチンタンパク質の原料となるアミノ酸を食事によって摂取しなければ、髪の毛は伸びないということです。
また、ケラチンたんぱく質を体の中で作るためにはミネラルの一種である亜鉛も必要になります。
そのためアミノ酸と亜鉛を普段の食事でしっかり摂取していなければ、髪の毛は伸びないということになります。
またその栄養不足が深刻になると、髪の毛は伸びないだけではなく、抜けてしまうという事態に陥ります。
この極端な栄養不足が原因で脱毛症になってしまう人もいます。
ただし男性型脱毛症と違い、この場合も原因がはっきりしているので、栄養をしっかり補給することによって以前と同様のしっかりとした髪の毛が生えてくるでしょう。
特殊なケースが、この自分で髪の毛を抜いてしまうという「抜毛症」という症状です。
これは一般的な抜け毛のようにフィジカルの問題ではなく、メンタルの問題です。
自分でも意識していないのに、気がつけばつい自分の眉毛や髪の毛を抜いてしまっているという症状で、精神疾患の1種類です。
自分の手が届き、抜けやすい位置の髪の毛を抜くことになるので、生え際の髪の毛を自分で抜いてしまうということが多いのです。
非常に稀なケースですが、これも生え際の薄毛の一種です。
生え際が薄毛になってしまう原因を紹介しました。
では、その原因から逆算して、生え際の薄毛になりやすい人はどのような人なのかを考えてみましょう。
もし、これから紹介する項目のいずれかに該当する方がいれば、今後は生え際が後退してしまう可能性があるので、
生え際のラインに変化がないかということに日々注意を払い、もしその兆候が見えた場合には、早期段階で治療を行うと良いでしょう。
人間の毛根は不思議です。
遺伝子構造が人間に近いとされるサルやチンパンジー、オラウータンなどは何歳になっても特定の場所の毛が抜けてしまう薄毛になるということはありません。
人間だけが頭髪に対してジヒドロテストステロンの影響が出て抜けてしまうのです。
しかも、その影響を受けるのはアンドロゲンレセプターの感受性が高い前頭部と頭頂部のみです。
そして、さらに不思議なことに、同じ人間でも前頭部や頭頂部などの男性型脱毛症発症部位とヒゲではホルモンが与える影響が全く正反対になります。
ヒゲに存在するアンドロゲンレセプターにジヒドロテストステロンが受け取られると、不思議なことに「発毛」促進因子を発症させるのです。
そのため、「薄毛なのにヒゲはやたらと濃い」という人が多いのです。
逆に考えると、髭が濃い人というのはアンドロゲンレセプターの感受性が高く、ジヒドロテストステロンの分泌量も多いということになるので、薄毛になる可能性が高いと言えます。
ジヒドロテストステロンの分泌量が多い人でも、アンドロゲンレセプターの感受性が低ければ薄毛にはなりにくいです。
そして、アンドロゲンレセプターの感受性の高さを決定づける遺伝子は、X染色体に存在しています。
生物の授業でほとんどの方が一度は習っていると思いますが、染色体について少しおさらいします。
生物にはX染色体とY染色体というものが存在し、その染色体には遺伝子情報が内包されています。
遺伝子情報というのは、よくコンピュータグラフィックなどで見られる二重螺旋構造になっているアレです。
男性の場合、X染色体とY染色体が一つずつの「XY」、女性の場合はX染色体が2つの「XX」で遺伝情報が構成されます。
男性型脱毛症が発症するのは基本的に男性ですから、染色体の組み合わせは「XY」になります。
そして、アンドロゲンレセプターの感受性を決定づける遺伝子情報はX染色体の中にあります。
つまり、母親から受け継ぐのです。
「父親がハゲてるからどうせ俺もハゲるんだ」という人もいますが、実は父親の薄毛はその子供の薄毛とは関係がありません。
かといって、母親は女性ですから、そもそもジヒドロテストステロンの分泌量が少なく、男性型脱毛症が発症されません。
ではどこでアンドロゲンレセプターの感受性を見極めればいいのかというと、それは母方の祖父なのです。
母親のアンドロゲンレセプターの感受性を決めるX染色体は、母親のお父さん、つまり母方の祖父から受け継がれています。
そのため、母方の祖父が薄毛である場合、非常に高い可能性でその孫にあたる。
男性も薄毛になるといえるのです。
「父親がフサフサだから遺伝的には大丈夫」と思っていても、実はその情報だけでは薄毛になるかどうか何もわかりません。
父親がフサフサだとしても、母方の祖父がハゲている場合、薄毛になる可能性は高いです。
「牽引性脱毛症」という種類の抜け毛があります。
これは、その名前が表している通り、髪の毛を引っ張ることによって抜けてしまうという非常に物理的な脱毛症です。
髪の毛は、瞬発的に強い力がかかることによって抜けてしまうこともあれば、継続的にある一定以上の力が加わり続けることによって抜けてしまうこともあります。
この牽引性脱毛症は後者にあたります。
特に女性の場合、髪の毛をすべて後ろでひとつにまとめるポニーテールという髪型がありますが、前髪を後ろに引っ張る力を強め過ぎると、この牽引性脱毛症になり、前髪の生え際の髪の毛が抜けてしまうことがあります。
もちろん、ポニーテール以外にも前髪に対して引っ張る力が加わるヘアスタイルをしている場合は、この牽引性脱毛症が引き起こされる可能性がありますし、エクステンションなどをつけている場合も、髪の毛に引っ張る圧力がかかり。
牽引性の脱毛症になる可能性があります。
この場合、髪の毛に対する負荷の少ない髪型に変更することによって、すぐに改善することができるでしょう。
物理的な脱毛症で言えば、牽引性脱毛症と並び「機械的脱毛症」というものもあります。
牽引性脱毛症は、引っ張られることによって髪の毛が抜けてしまうというものでしたが、この機械的脱毛症は髪の毛の根元が「擦れる」「圧迫される」などといったダメージが加わることによって、根元から髪の毛がちぎれてしまうという脱毛症のことです。
作業現場でヘルメットを常にかぶっている方などは、ヘルメットと髪の毛があたる部分が擦れ続けて、この脱毛症を引き起こしてしまう可能性があります。
特に髪の毛の1本1本が細い方などは注意が必要です。
これも瞬発的な強いダメージというよりは継続的なダメージによって引き起こされますので、ヘルメットと髪の毛の間に布を1枚挟むだけでも改善できるでしょう。
女性の方に多いのが、過度なダイエットによる栄養失調で髪の毛が抜けてしまうというケースです。
ダイエットをする場合、特に炭水化物やタンパク質等を制限しますが、それらから摂取されるアミノ酸が体内で再構成されて髪の毛の原料になります。
髪の毛を作り出すための栄養が捕球できない状態で一定期間以上過ごすと、髪の毛が抜けてしまうことがあります。
この場合、生え際はもちろんのこと、全体的な髪の毛が薄くなっていくという特徴になります。
ただ、髪の毛が抜けてしまうほどの栄養失調に陥っている場合、問題は髪の毛ではなく、むしろ健康面です。
確かにそこまで栄養を取らずに生活すればダイエットにはなるでしょうが、脱毛症を引き起こしている時点で健康面では赤信号です。
適度な栄養をとらなければ、薄毛で悩むどうこう以前に、命に関わる病気が発症する可能性もあります。
ダイエットをする場合は、健康な状態をキープしながら続けられる、適度な内容にしましょう。
髪の毛や毛根の状態は健康であったとしても、精神疾患によって自分でも意識しないうちに自分で自分の髪の毛を抜いてしまう「抜毛症」という症状で、生え際が後退してしまうことがあります。
これは非常に稀なケースですし、生理的な脱毛ではなく、人為的な脱毛なので「脱毛症」というくくりに入るかどうかは疑問ですが、生え際の薄毛という括りにするのであれば、この抜毛症も仲間に入るでしょう。
このケースは、髪の毛に良い食事をしたとしても、AGA治療薬を使用したとしても、精神的に健康な状態にならなければ症状は改善されません。
そのため、精神を不安定にしている原因を取り除くか、心療内科を受診する必要があります。
まだ生え際が後退していない人でも、前の項目でお伝えした内容に当てはまる方は、将来的な生え際の後退に注意をする必要があります。
また、もうすでに生え際の後退が始まっている場合は、一刻も早く対応する必要があります。
AGAの場合は特に、一度生え際が後退し始めると、その後は加速度的にその症状は進行していき、手を打たずにいると治療するのが難しい状態になってしまいます。
そこで、生え際の後退をストップさせ、さらに元の状態まで生え際のラインを戻す為に取れる手段を、いくつかご紹介させていただきます。
最も確実に生え際の後退を治療することができるのは、AGA専門のクリニックに通院することです。
医師免許を持った薄毛の専門家に頭皮を診察してもらい、その状況に応じて最善の治療方法を提案してもらうことができます。
薄毛治療は痛みを伴わず、命にもかかわらないため、健康保険が適用されません。
そのため、ある程度の費用はかかってしまいますが、ほぼ確実に効果が現れる医薬品を処方してもらったり、医療機関ならではの育毛メソセラピーやHARG療法などといった施術を受けたりすることもできます。
さらに、進行しすぎてしまった生え際の後退に対応するために、植毛手術を受けるという選択肢もあります。
植毛手術は、後頭部の健康な髪の毛を前頭部に移植することによって生え際の髪の毛を復活させるという方法です。
後頭部の毛根はジヒドロテストステロンの影響を受けませんので、移植した後はAGAの進行はストップし、自分の髪の毛として、その後半永久的に育ち続けます。
AGAクリニックの中でも特におすすめなのが「AGAスキンクリニック」です。
AGA専門のクリニックの中でも特に大手のクリニックで、テレビCMも放送されています。
Gacktさんが出演しているので記憶にある方も多いのではないでしょうか。
全国に50ヶ所以上支院を展開しており、北は北海道から南は沖縄まで、どのエリアに住んでいても通院することができます。
治療内容も非常に幅広く、基本となる内服薬治療はもちろんのこと、オリジナルの内服薬や外用薬による治療、育毛メソセラピーやHARG療法、さらにはAGAクリニックでも珍しいAGA幹細胞再生治療や、レーザーを頭皮に当てることによって毛母細胞活性化させる、LED治療ヘアビームなどが存在します。
さらに植毛手術も行うことができるので、AGAスキンクリニックに通院すれば自分に最も合う生え際の薄毛対策をとることができます。
発毛の実感率も99.4%と非常に高いので、その実績からも信頼が置けます。
初回のカウンセリングは無料になっていますので、不安がある方、は一度最寄のAGAスキンクリニックに相談に行ってみてはいかがでしょうか。
薄毛の治療といえば、まず多くの方が思い浮かべるのが育毛剤を使用する事でしょう。
生え際の薄毛で悩んでいる方の中には、もうすでにいくつかの商品を購入し、使ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。
実際のところ、育毛剤を使用することによって劇的に髪の毛が増えるということはありません。
そのため、生え際の後退がある程度進んでしまっている方は、AGAクリニックに行って治療を受けることをお勧めします。
育毛剤に全く効果が無いとは言いませんが、やはり医学的根拠のある医師の診断に基づいた治療には勝てません。
下記でお勧めの育毛剤をいくつか紹介しますが、あわせてプロペシアなどのフィナステリドを主成分とした内服薬を併用することをお勧めします。
フィナステリドはジヒドロテストステロンの発生を抑え、AGAの進行をストップさせてくれるので、育毛剤の効果をより強く発生させることができます。
プロペシアは処方箋医薬品なので、やはりAGAクリニックや、病院の皮膚科に行かなければ入手できませんが、個人輸入の代行サービスなどを利用すれば、海外から直接取り寄せることもできます。
ただし、個人輸入には様々なリスクが伴い、自己責任になるのであまりお勧めはできません。
販売実績の非常に多い育毛剤として有名な商品がチャップアップです。
顧客満足度第1位、おすすめ育毛剤第1位、最も期待できる育毛剤第1位、さらにはAGA関連の医師100名にイメージを聞いたところ、満足度が高い育毛剤で第1位、抜け毛が気にならなくなる育毛剤で第1位、副作用がない・少ない育毛剤で第1位、など、あらゆる育毛剤のランキングで1位を獲得しています
。
さらに、楽天ランキングでも育毛剤部門、ヘアケアスタイリング部門.で長期間に渡って1位を守り続けています。
さらには、モンドセレクション2017でも金賞を受賞しているという実績を持っています。
医薬部外品扱いなので厚生労働省からもその効果を認められており、配合されている成分は天然由来の成分を中心としていて副作用はありません。
そして、チャップアップの非常に大きな特徴は「永久返金保証」という制度です。
通常育毛剤は「30日間返金保証」や、「45日間返金保証」などが主流ですが、このチャップアップは購入してから無期限に返金保証制度を使用することができるというものです。
メーカー側の「確実に効果が現れるはずだ」という自信がうかがえます。
ちなみに、配合されているオウゴンエキスやヒオウギエキス、チョウジエキス、ビワ葉エキスなどは5αリダクターゼを抑制する働きがあります。
これは、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを抑制する働きにつながるので、薄毛の進行も止めてくれます。
古くからある育毛剤ポリピュアシリーズの最新バージョンです。
ポリピュアは、アントニオ猪木も使用していたということで有名な育毛剤です。
シリーズ累計販売本数が400万本を突破し、実績で言えば申し分ありません。
厚生労働省が効果を認めた成分が4種類同時配合されており、低分子コラーゲンの配合によって頭皮環境の改善効果も見込んでいます。
そして何よりポリピュアEXの最も大きな特徴は「バイオポリリン酸」です。
この成分はポリピュアEXにしか配合されていません。
ポリピュアEXの開発責任者である柴肇一氏は、1993年からポリリン酸という物質の研究を開始し、
17年の期間をかけて進化させ、バイオポリリン酸として、このポリピュアEXに配合することに成功しました。
そしてそこから更に6年かけて、最新のポリピュアEXではバイオパップスという新たな成分に進化させています。
ちなみに、プッシュして噴射するタイプの育毛剤ですが、育毛剤の中でも噴射力が強く、プッシュした時の刺激がクセになるという方もいるようです。
イクオスはAlgas-2(アルガス2)という独自成分を配合していることが特徴な育毛剤です。
Algas-2は、3種類の海藻由来の育毛成分を配合して作られたプレミックス成分のことです。
3種類のうちの1つである「M-034」には、ミノキシジルと同程度の毛髪成長作用があるということで有名です。
実験の結果によると、使い始めて3ヶ月以内に78パーセントの被験者が効果を実感したというデータがあります。
2016年9月に大幅なリニューアルを行い、配合された成分の数が31種類から61種類とほぼ倍の数になり、セットで購入するとお得なイクオスサプリメントも、
その金額に対して配合されている成分量がかなり豪華なものになりました。
数ある育毛サプリメントの中でもこのイクオスサプリが最も期待できる成分配合であるという口コミも多いです。
生え際の薄毛が進行してしまう仕組みやその原因、そして解消方法などをお伝えしてきました。
生え際が後退してしまうのは、ほとんどのケースが男性型脱毛症です。
そのため、まずはその原因となるジヒドロテストステロンを作らないようにするという治療方法が有効です。
そのためには、AGAクリニックに通院することで処方してもらえる内服薬を使用する必要があります。
また、ジヒドロテストステロンの発生を抑える成分を持つ育毛剤も存在しますので、それらを使用するのも効果が期待できるでしょう。