意外と気付きにくいのが後頭部の薄毛です。
後頭部は意識して見ない限り、あまり見ることがありません。
人に言われて初めて認識するのがほとんどではないでしょうか。
また自分で見ることができないからよく分からない、と思うかもしれません。
ただし後頭部の薄毛は頭頂部や前髪のAGAと違って、主な原因が生活習慣です。
そのため、専門のクリニックや病院に通わなくても、生活習慣の改善を行うことで解消できる可能性があります。
今回は後頭部の薄毛に関して、その原因や改善方法をご紹介していきます。
後頭部の薄毛は生活の中ではなかなか確認することができません。
他人や家族に指摘されて初めて認識できるのではないでしょうか。
後頭部の薄毛を自分で確認する方法は主に2つあります。
・手鏡を持って自分の後頭部を映し出す
・携帯やスマホを使って写真や動画で撮る
このどちらかを行えば簡単に後頭部を確認することができます。
ただし外出先だと目立つ可能性があるので、行うのは自室が一番無難でしょう。
また見ずに髪のボリュームだけを確認したいのであれば、単純に頭頂部から後頭部にかけて頭を撫でるように触るとわかります。
不安要素があるのであれば、一度確認して見るようにしましょう。
参考:AGA検査をする前に知っておくべき2つの検査方法と費用
男性の薄毛の原因として代表的なのはAGAです。
放っておくとドンドン進行して薄毛が広がっていくということはよく言われています。
AGAの原因は男性ホルモンであるDHTです。
DHTによりヘアサイクルが早くなり、髪の毛が太く育つ前に抜け落ちてしまいます。
頭頂部や前髪などはこれが原因であることがほとんどですが、後頭部に関してはまた別です。
後頭部の薄毛は男性ホルモンではなく、以下の原因が考えられます。
血行が悪くなると、髪を育てるための栄養素などが十分に運ばれなくなります。
その結果、太く立派な髪の毛が育たずに直ぐに抜け落ちてしまい、薄毛に繋がるのです。
髪の毛も身体の栄養を吸収しています。
脂っこいものばかりでビタミンや食物繊維など栄養が偏ってしまうと、正常な髪の毛が育たずに薄毛の原因となってしまいます。
ストレスが原因で血行が悪くなったり、睡眠不足や喫煙量の増加などが重なると薄毛の原因となります。
逆を言えば、これらを改善していけば後頭部の薄毛も解消されていくということです。
基本的に後頭部の薄毛の原因は生活習慣が主であり、不健康な生活は育毛にも直結します。
基本的に後頭部の薄毛は、上記の原因を取り除くことで改善できるでしょう。
血行が悪くなるのが最大の原因なのですが、そもそも血行が悪くなる原因は食生活や生活習慣にあります。
具体的に挙げると以下のようなものです。
・昼夜逆転
・睡眠不足
・偏った食生活
などが代表的です。
これ以外にも喫煙・過度の飲酒・運動不足なども後頭部の薄毛の原因となり得ます。
これらに共通することは全て身体への悪影響であり、血行や体内バランスを崩す行動であるという点です。
正しい食生活・十分な睡眠と時間間隔・適度な運動・禁煙とこれだけでも後頭部の薄毛はだいぶ改善されます。
もし全てを実践してみたが全く解消されず、むしろ薄毛が進行しているのであれば、その他の原因も考えられます。
一度専門病院や専門クリニックを訪ねた方がいいでしょう。
改善策 | 必要な費用 | 効果 | 安全性 |
十分な睡眠 | 0円 | 〇 | ◎ |
食生活の改善 | 食事代 | 〇 | ◎ |
病院に相談 | 0円 | ◎ | ◎ |
育毛シャンプー | 約3000円 | 〇 | △ |
育毛サプリメント | 約6000円 | ◎ | 〇 |
育毛剤 | 約7000円 | ◎ | △ |
後頭部に限らず、薄毛を「隠す」という方法は避けた方が良いでしょう。
薄毛はどの部位でも隠そうとするとかえって目立ってしまいます。
一番目立たずにごまかす方法は、薄毛を一種のスタイルとして確立してしまうことです。
簡単に言えば薄毛を利用したヘアスタイルに変えるのです。
後頭部の薄毛であれば、オールバックなどは自然に後頭部を包み込みます。
ヘアスタイルを変えるのがどうしても難しいのであれば、男性用のウィッグなどで覆い隠す方法もあります。
一部分のみに利用できるものなども出ていますので、自分の髪色や髪形に合ったものを探し、地毛なじませるように利用してください。
人の好みもありますが、ビジネスでは基本的に長髪よりも短髪の方が好まれる傾向があります。
理由はすっきりした髪形が相手に清潔感を感じさせるからです。
可能であれば、薄毛を利用してイメージチェンジしてみてはいかがでしょうか。