脱毛症というものを知っていますか?誰でも一度は耳にした事がありますよね。
実際に悩まされている方も少なくはないと思います。
また、自分の大事な人が急に脱毛したなんてこともあるかもしれません。
脱毛症は老若男女問わず襲ってきます。
髪の毛がなくなってしまうなんて怖くて仕方がないですよね。
とはいえ、脱毛症にももちろん、脱毛症になってしまう理由があります。
わかっていない部分などはありますが、治療をすることは可能になってきています。
それではその脱毛症の原因を見ていきましょう。
■まとめ
それではさっそく、脱毛症の原因を見ていきたいのですが、脱毛症の原因は主に、ホルモンバランス、遺伝、ストレス、免疫、などなど、たくさんあります。
また、それぞれの原因によっては異なった種類の脱毛症を発症します。
また、人によってなりやすい脱毛症とその原因があるので、自分が思い当たる原因を見つけ、適切な対策、治療を行い、脱毛症を治しましょう。
まずは原因別に脱毛症を見ていきましょう。
まず1つ目の脱毛症の原因はホルモンによるものです。
ホルモンの作用によって髪の毛の成長サイクルが乱されることになり、髪の毛が脱毛してしまうのです。
ところで、そもそもホルモンって何でしょう?ホルモンとはホルモンはからだのさまざまなはたらきを調節する化学物質です。
からだの外側・内側で環境(かんきょう)の変化が起きても、からだのはたらきを常に同じになるように保つはたらきをしています。
このように、ホルモンは体の環境を整えてくれる大事な存在なわけですね。
特に、男性ホルモンは体のあらゆる部分を育成する働きを持っています。
髪の毛やヒゲ、胸毛、筋肉などをたくましくしているのは男性ホルモンの役割です。
実はこの男性ホルモンは内面も力強くしてくれます。
チャレンジ精神や行動力なども男性ホルモンの仕業です。
そんな男性ホルモンなのですが、私たちの体には何種類か存在します。
代表的な男性ホルモンはテストステロンです。
このテストステロンなのですが、あることをきっかけに、5αリダクターゼという還元酵素と合成することで、ジヒドロテストステロンに変化します。
そしてこのジヒドロテストステロンが「脱毛症」の原因となります。
ジヒドロテストステロンは髪の大事な育成を阻害する働きを持っているため、髪が育ちにくくなり、本来育つべく長さまで立派に育ち切らずに短いまま頭皮を去ってしまうので脱毛状態となります。
このようにして発症する脱毛症はAGAまたは男性型脱毛症と呼ばれています。
この男性型脱毛症は、発症する年代によって若年性脱毛症や壮年性脱毛症とも呼ばれたりします。
そんな男性型脱毛症ですが、どのように対策をし、どのように治療を進めていけばいいのでしょうか。
まず最初におススメしたいのが、私生活の改善です。
さきほど、男性型脱毛症はホルモンが原因で発症すると言いました。
また、5αリダクターゼが髪の毛の成長を妨げる男性ホルモンのジヒドロテストステロンに変異させてしまうのでしたよね。
ということは、5αリダクターゼを抑制すれば、ホルモンからくる脱毛症の原因は取っ払えるというわけです。
そこでおススメなのが、アロエ、牡蠣を食べることです。
アロエには美白効果や新陳代謝の正常化などの効果に加え、5αリダクターゼの働きを阻害する「アロイン」を含んでいます。
アロエといえば、そのままでも食べることができます。
アロエの葉を洗い、とげとげした部分を取り除いて一口サイズにカットします。
皮も栄養分があっていいのですが、少々苦いので、中身の部分だけを食べるのもいいでしょう。
アロエと言えば、コンビニでもアロエヨーグルトなんかは売っていますよね。
個人的に好きなので、おススメです。
牡蠣が含んでいる「亜鉛」が5αリダクターゼの働きを抑えてくれると言われています。
牡蠣は自宅のキッチンでは扱いが難しそうな印象がありますが、調べてみると自宅でも簡単に作ることができるレシピがたくさんあります!
食事を作るのがめんどくさい、簡単に亜鉛を摂取したいという方は亜鉛のサプリメントもあるので、おススメです。
飲むだけで簡単なところがいいですね。
上記に書いてある、ご自身ですぐに対策できることをやっても、効果を感じない、または、自信がないという悩みがある方におススメなのが、男性型脱毛症(AGA)専門のクリニックに相談することです。
最近では男性型脱毛症の治療分野が発達しており、その認知度もずいぶんと広まっています。
プロペシアやミノキシジルといった男性型脱毛症の治療薬やそれを上回る最新の治療薬、ジェネリック医薬品など、男性型脱毛症の未来も明るくなってきたものです。
そんな時代に突入している中、男性型脱毛症専門のクリニックを活用しないことは損をしていると言えるでしょう。
なぜなら、「無料でカウンセリング」をしてもらえるからです。
男性型脱毛症の治療はリスクが伴うこともあります。
(男性型脱毛症治療薬や育毛剤による副作用など)
そのため、誤った判断で男性型脱毛症の治療に取り組んでいては、男性型脱毛症を治すどころか健康を害してしまい、大事な体をダメにしてしまう可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、これらのクリニックです。
対応地域 | クリニック名 | 費用/月 |
---|---|---|
全国50院以上 | AGAスキンクリニック | 6,000円〜 3,400円※〜 |
東京 | 新宿AGAメディカルケアクリニック | 3,300円〜 |
大阪 | 脇坂クリニック | 6,000円〜 |
遠隔診療 | AGAヘアクリニック | 5,500円〜 |
※初回価格
クリニック名 | カウンセリング | 初診料 | 血液 検査 |
合計 |
---|---|---|---|---|
AGAスキンクリニック | 0円 | 5,000円 初回無料 |
20,000円 初回無料 |
25,000円 無料 |
新宿AGAメディカルケアクリニック | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
脇坂クリニック | 0円 | 5,000円 | 5,000 | 10,000円 |
AGAヘアクリニック | 0円 | 0円 | 3,000円 | 3,000円 |
※AGAスキンクリニックは、再診料も無料。
ストレスが脱毛症を引き起こしてしまうことがあります。
これはよく言われていることなので、何をいまさら、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ストレスが原因で発症する脱毛症として有名なのが、円形脱毛症ですが、どうしてストレスが原因で脱毛してしまうのでしょうか。
主な理由は2つあります。
1つ目は、ストレスによって交感神経が異常になることです。
私たち人間は、精神的ストレスを受けると、それに対抗しようとして、交感神経が一生懸命働いてくれます。
心臓や肺などの体の中枢の器官をスピーディに動かして、身体がストレスに立ち向かう準備をするのです。
ただ、この状態がずっと続いてしまうと、交感神経が持たなくなり、その結果血管が収縮し、血行不良となってしまいます。
こうして血液の流れが悪くなると、髪の毛の育成に必要な栄養分が十分に届かなくなり、脱毛へと向かってしまうのです。
もう一つの理由は、亜鉛の大量消費 です。
亜鉛は上記でも述べましたが、髪の毛を育成するための重要な栄養分です。
ストレスが感じられると、身体の中で亜鉛が消費されます。
そのため、ストレスを感じることによって脱毛してしまうのですね。
厚生労働省によると、
12歳以上の者(入院者は除く。
)について、日常生活での悩みやストレスの有無別構成割合をみると「ある」46.5%、「ない」42.6%となっている(図26)。
図26 悩みやストレスの有無別構成割合 (12歳以上)
悩みやストレスがある者を性別にみると、男42.4%、女50.3%で女が高くなっており、年齢階級別にみると、男女ともに「40~49歳」が最も高くなっている(図27)。
とあります。
調べてみての個人的な感想なのですが、46.5%の人しかストレスを感じていないんですかね?(笑)
ストレスを抱えている人が2人に1人いるかいないかという数字をどうとらえるかは、読者の皆様にお任せしますが、ストレス社会と呼ばれている日本でこれしかいないのかという印象です。
と、ちょっと話がそれてしまいましたが、ストレスは感じている人が半分くらいいるので、その分さまざまなストレス解消法があるかと思います。
いくつか挙げていきますと、
などなど、ストレスを解消する方法は他にもいっぱいあるかと思います。
あなた流のストレス解消法は何ですか?少し思い詰めていることがあるならば、気の許せる人に相談してみるのもいいですね。
ストレスによる脱毛症の詳細はこちらからご覧ください。
脱毛症の原因として、免疫疾患が挙げられることがあります。
免疫の働きが異常を起こしてしまうといった意味なのですが、そもそも免疫の働きって知っていますか?
免疫とは、細菌やウイルスなどを体の中に侵入させないようにするために体を守ってくれる役割を持っているものです。
インフルエンザのワクチンなどで利用されているのがこの免疫の働きですよね。
このとき免疫が、同じウイルスにはもうやられないようにするための働きをしています。
このような働きがあるからワクチンというものが使われているのですね。
そして、この働きをしてくれるのはリンパ球と呼ばれるものです。
ただこのリンパ球なんですが、間違った行動してしまうことがあります。
それが免疫疾患です。
本来体を守ってくれるはずのリンパ球が、誤って成長期の毛包を攻撃してしまうことがあります。
こうすると、成長しようとしていた髪の毛が早くも休止してしまい、抜け落ちます。
これが先ほども登場した円形脱毛症の原因の有力説です。
この自己免疫疾患自体は、どうして起こってしまうのかは解明されていません。
精神的ストレスや感染症などのケースもあるそうですが、明確にはなっていないようです。
また、自己免疫疾患によって起こりゆる脱毛用は円形脱毛症だけではありません。
それが、汎発性脱毛症と呼ばれるものです。
この汎発性脱毛症は自覚症状がないまま発症するらしく、頭にコインくらいの大きさの脱毛が起き、その後、髪の毛だけでなく、全身の毛が抜け始めていきます。
この汎発性脱毛症なのですが、実は、円形脱毛症が重度に発展したものと言われています。
男性型脱毛症や女性男性型脱毛症とは違って、誰にでも起こりうるのがこの汎発性脱毛症の怖いところです。
傾向としては、大人よりも子供の方が発症するとのことです。
それでは汎発性脱毛症はどのように治していけばいいのでしょうか。
全身の毛が抜けていくなんて怖いですよね。
すぐにでもなんとかしたいところなんですが、、、
残念ながらこれといった治療法が確立されていません。
そのため、今の段階では治療が難しいのがこの汎発性脱毛症です。
なんということでしょうか。
ただ、髪の毛が育つための環境が破壊されているわけではないので、既にある治療を続けていき、治る可能性があります。
今のところの主な治療は、ステロイドの内服など、いくつかあります。
最先端の薄毛治療を行っている親和クリニックによると、
一般的な治療法としては、ステロイド薬の内服や外用薬、注射などが行われます。
このほかに、症状に合わせてステロイドパルス療法や局所免疫療法などで治療を行います。
治療と合わせて普段の生活習慣を見直し、ストレスフリーの生活を心がけることで症状を落ち着かせることも大切です。
さらに体を冷やさないようにし、血流をスムーズに保つこともポイントです。
異変を感じたら、「すぐに治る」「いずれ治る」と後回しにせず早めに専門の医療機関で治療を始めるようにしてください。
とにかく、汎発性脱毛症は自然に治るものではなく、専門の病院に駆け込んでいったほうがよさそうですよね。
ちょうど、この親和クリニックでは無料でカウンセリングを行っています!
新宿、大阪、名古屋、福岡にありますので、近くにお住まいの方はこちらからどうぞ
「ハゲ」は遺伝する。
これは良く耳にすることだと思います。
では実際、ハゲは遺伝するのでしょうか。
その答えは、「遺伝の可能性もある」です。
というのも、上記でいくつかの脱毛症の原因を説明してきた通りなのですが、遺伝以外の原因もあるからなんですね。
あくまで脱毛症の遺伝による発症は、脱毛症の原因の一要素です。
そんな遺伝なのですが、実は母方の親から受け継がれるもので、脱毛症のなりやすさが決まるそうです。
つまり、母方の親が薄毛だとハゲやすいということです。
遺伝による脱毛症は主にこんなものがあります。
です。
まずは遺伝が原因で起こる男性型脱毛症のメカニズム見ていきたいのですが、この記事で既に説明してあることとほぼ同じです。
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストステロンとなり、そのジヒドロテストステロンが髪の毛の成長を妨げるのでしたね。
この合成はどこで行われるかというと、毛根にある、毛乳頭と呼ばれるところです。
この毛乳頭に男性ホルモンであるテストステロンが入り込みやすいと男性型脱毛症になりやすいのです。
このテストステロンが入りやすくなるのは、テストステロンを受け入れる受容体を持っているかどうかによって決まります。
遺伝によって受容体が有るか無いかが受け継がれるのです。
続いては瀰漫性脱毛症です。
瀰漫は「びまん」と読み、意味は、「ひろがりはこびること」です。
女性は、男性とは違い、ハゲが遺伝しないというイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、女性の脱毛にも遺伝が関係あるという説もあります。
特に、瀰漫性脱毛症は遺伝が関係している可能性が高いようです。
女性の体にも男性ホルモンは存在していて、その男性ホルモンが女性ホルモンの邪魔をしてしまい女性ホルモン本来の力を発揮出来ない状態になった時に脱毛などの症状が起こります。
通常は、女性ホルモンが調整してくれるのですが、遺伝により体内で作られる女性ホルモンの力が出せなくなり、抜け毛が増えてしまいます。
瀰漫性脱毛症は男性型脱毛症と異なり、頭全体に薄毛が広がっていきます。
だから瀰漫性脱毛症という名前なんですね。
「瀰漫性脱毛症かもしれない」、「瀰漫性脱毛症になりたくない」、と不安になった方は、血液検査を受けることをおススメします。
血液検査でジヒドロテストステロンと女性ホルモンの数値を調べることができ、脱毛が進んでいる可能性があるかどうかチェックをすることができます。
原因が遺伝とはいえ、遺伝以外の要因も絡んでくるのが脱毛症の特徴で、ストレスや生活習慣の乱れから引き起こされている可能性もあります。
男性の場合は病院で処方されるものに還元酵素阻害剤を含んだ治療薬がありますが、これは妊娠等のトラブルにつながるので女性には使えないとされています。
そのため、まずは血液検査で進行度を確かめてみて、先生のアドバイスを受けてみるといいでしょう。