プロペシアとザガーロは、いずれも男性型脱毛症の治療薬として知られています。
プロペシアの方は2005年の12月に販売が開始され、現在では有効成分の特許が切れているため複数のジェネリック(後発医薬品)が販売されています。
一方のザガーロは2016ƒ43年の6月に販売された、比較的新しい男性型脱毛症の治療薬となっています。
今回の記事では、プロペシアとザガーロの違いについて、その効果や副作用といった点から考察していきたいと思います。
■まとめ
プロペシアとザガーロとを比較した場合、一般的にはザガーロの方が、抜け毛予防効果・発毛効果が高いと言われています。
それはどのような理由からなのでしょうか。
その辺りのことを解説するために、まずはプロペシアとザガーロがどのような治療薬であるのかについて知って頂いた上で、どちらの治療薬を選択すべきかについて説明したいと思います。
それではまず、プロペシアとはどのような治療薬なのかについて見ていきたいと思います。
これまで男性型脱毛症の治療薬といえばプロペシアが主流でしたが、どのような特徴があるのでしょう。
プロペシアには、「フィナステリド」と呼ばれる有効成分が配合されています。
フィナステリドは後ほど紹介するザガーロの有効成分であるデュタステリド、ミノキシジルと並んで我が国の厚生労働省によって認可された、発毛に対する効果があるとされる成分です。
フィナステリドは始めから男性型脱毛症の治療薬として開発されたわけではありません。
もともとは男性の前立腺肥大症を治療する薬として開発されました。
ところが、フィナステリドを用いて前立腺肥大症の治療をおこなっている際、発毛効果が認められたため、その効果に注目してプロペシアが製造されるようになったという経緯があります。
前立腺肥大症の治療に用いるフィナステリドの量は、1日あたり5mgとなっていますが、男性型脱毛症の治療薬としてフィナステリドを用いる場合、1日当たりの上限が1mgと低用量になっているのが特徴です。
前立腺肥大症の治療目的および、前立腺がんの進行を遅らせる目的で開発されたフィナステリドを含有する治療薬は「プロスカー」と呼ばれ海外では使用されていますが、日本ではプロスカーが厚生労働省によって認可されていないため、わが国では前立腺肥大症などの治療に用いられることはありません。
フィナステリドの歴史は比較的浅く、1990年代に入ってからアメリカのメルク社という製薬会社によって開発が始まりました。
1992年には前立腺肥大症などの治療を目的としたプロスカーが発売されることとなりました。
その後、フィナステリドを服用することで、発毛効果の見られることが分かってきたため、1997年になってアメリカの食品医薬品局(日本でいうところの厚生労働省)によって、低用量のフィナステリドが男性型脱毛症の治療薬として認可される運びとなりました。
アメリカから遅れること8年、日本でも2005年に厚生労働省がフィナステリドを男性型脱毛症の治療薬として認可し、現在に至っています。
日本ではMSD社(かつての万有製薬)がプロペシアの販売をおこなっています。
それでは次に、ザガーロについて見ていきたいと思います。
ザガーロは2016年の6月になって発売が開始されたまだ新しい男性型脱毛症の治療薬ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ザガーロの最大の特徴は、有効成分としてデュタステリドを配合しているという点です。
医薬品には必ず有効成分が配合されていますが、デュタステリドはいわばザガーロの顔ともいうべき存在です。
デュタステリドの働きや特徴については後ほど詳しく説明しますが、デュタステリドはプロペシアよりも抜け毛予防効果・発毛効果が高いとされており、脱毛症の治療薬に悩まされている男性にとっては明るい材料となっています。
デュタステリドもフィナステリドと同様、男性に見られる前立腺肥大症の治療に用いられることがあります。
その場合には、同じ有効成分であるデュタステリドを配合したアボルブと呼ばれる治療薬が用いられるということです。
特に、慢性的に前立腺に炎症状態がみられるような場合、フィナステリドよりもデュタステリドを用いる方が有効とされており、プロペシアよりもアボルブの服用が推奨されているということです。
ザガーロは男性型脱毛症の治療薬開発の老舗でもある、グラクソ・スミスクライン社によって開発されました。
同社の代表取締役であるフィリップ・フォシェ社長はザガーロ販売にあたって、以下のように述べています。
「この度の『ザガーロ®カプセル』の発売が、本剤を必要とする方にとって新たな治療アクセスの機会となることを願っています。長年にわたり皮膚科領域に注力してきたGSKでは、今後も様々な皮膚疾患に悩む方が健やかな生活を送れるよう、適切な薬剤使用の促進と医療従事者が必要とする情報提供に尽力してまいります。」
グラクソ・スミスクライン社はイギリスの首都、ロンドンにある世界的な規模の製薬会社であり、日本ではグラクソ・スミスクライン株式会社がザガーロの取り扱いを担当しています。
【プロペシア】
✔フィナステリド配合のAGA治療薬
✔MSD社が販売
【ザガーロ】
✔デュタステリド配合のAGA治療薬
✔GSK社が販売
プロペシアの有効成分であるフィナステリドと、ザガーロの有効成分であるデュタステリドには共通点がいくつかあります。
そもそも両者とも男性の前立腺肥大症の治療や前立腺がんの進行を遅らせる目的で用いられていたということですが、ではどのような共通点があるのでしょうか。
フィナステリドを有効成分として配合しているプロペシアと、デュタステリドを有効成分として配合しているザガーロの最大の共通点は、両者とも男性型脱毛症の治療薬であるということです。
男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia:AGA)とは、おもに男性の壮年期以降に見られる脱毛症のことで、前頭部から後退していくタイプのいわゆるM字ハゲや、頭頂部がはげあがっていくタイプのいわゆるO字ハゲ、その両者の複合型であるU字ハゲなど、さまざまな形態があります。
また、局所がはげ上がるタイプの脱毛症だけでなく、全体的に髪の毛が抜け落ちたり、髪の毛全体のボリュームが下がったり、地肌が透けて目立ってしまったりすることも、男性型脱毛症の一種と考えられています。
男性型脱毛症の原因はさまざまで、栄養バランスの偏った食生活や、疲労、睡眠不足といった生活習慣の乱れ、また、職場の人間関係の悩みや仕事上のトラブルといった精神的なストレスなど、いろいろなことが男性型脱毛症のリスクファクターとしてあげられています。
かつては男性型脱毛症と言うと、育毛剤を使ったりかつらでごまかしたりするのが主流でしたが、最近では男性型脱毛症を専門とする医師も増えてきており、男性型脱毛症専門の病院やクリニックで治療できる時代となってきています。
男性型脱毛症は原因がさまざまなので、当然のことながら治療法もいろいろあります。
そのうちの一つが、プロペシアやザガーロを服用して、身体の内側から髪の毛が抜けるのを予防したり、髪の毛を増やしたりといった方法になっているわけです。
日本の厚生労働省によって発毛効果が認められている成分は、フィナステリドとデュタステリド、そしてミノキシジルの3つです。
そのうち、フィナステリドとデュタステリドは内服タイプとなっており、ミノキシジルに関しては塗り薬タイプのみが認められています。
ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として開発されていたのですが、内服している人に発毛効果がみられたことから、やはり男性型脱毛症の治療薬として開発されたという経緯があります。
つまり、ミノキシジルにも内服タイプの錠剤が存在しているのですが、日本では現在のところ未認可となっています。
ただ、未認可だから利用されないかというとそんなことはなくて、男性型脱毛症を専門としている病院やクリニックでは、ミノキシジルのタブレット(通称:ミノタブ)を処方しているところもあります。
なぜなら、頭皮に塗るタイプのミノキシジルよりも、内服して有効成分が血液中に溶け出すミノタブの方が、高い効果が得られるからです。
話を元に戻しますが、フィナステリドとデュタステリドは男性型脱毛症の治療にあたって、似たような効果を発揮する治療薬ということです。
ミノキシジルは、フィナステリドやデュタステリドとは違った方向から発毛に対してアプローチしています。
そのため、フィナステリドとデュタステリドを併用することはまずありませんが、フィナステリドとミノキシジル、デュタステリドとミノキシジルの併用は、男性型脱毛症を専門とする医師の推奨するところともなっています。
フィナステリドを有効成分としているプロペシアと、デュタステリドを有効成分としているデュタステリドは、同じようなアプローチで男性型脱毛症の改善効果を発揮しますが、それは両剤とも抗アンドロゲン薬であることに由来しています。
抗アンドロゲン薬などというと何やら難しく思ってしまいがちですが、要するにアンドロゲン(男性ホルモン)に抵抗する働きを持っているということです。
と言うのも、男性型脱毛症の原因として、男性ホルモンがかかわっていると考えられているからです。
男性ホルモンが旺盛な人というと、なんとなく脂ぎっていて胸毛が濃くて、精力旺盛といったイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、男性型脱毛症の人を見ていると、胸毛や腕の毛などが濃い傾向がみられるようです。
詳しくはプロペシアザガーロの違いのところで説明しますが、男性ホルモンが旺盛になりすぎることによって、抜け毛の増えるリスクが高くなるということなのです。
それを抑えるための働きが、プロペシアとザガーロにはあるということです。
【プロペシア】内服薬
✔抜け毛を止める役割
【ザガーロ】内服薬
✔抜け毛を止める役割
【ミノキシジル】内服/外用薬
✔発毛を促進する役割
プロペシアの有効成分であるフィナステリドと、ザガーロの有効成分であるデュタステリドには似たような働きがあるということでした。
では、なぜザガーロの方が、抜け毛予防効果・発毛効果に優れているといわれるのでしょうか。
それには、以下のような理由があります。
プロペシアとザガーロの違いについて理解するためには、まず、そもそもなぜ男性型脱毛症になってしまうのかについて知っておく必要があります。
男性型脱毛症になる原因はさまざまですが、大きな要因として男性ホルモンのバランスが乱れることがあげられています。
男性ホルモンであるテストステロンは、がっしりとした体型や好戦性、太い声など、いわゆる男性らしさを構成するために欠かすことのできないホルモンだとされています。
ただ、男性ホルモンが旺盛になりすぎると、抜け毛のリスクが上昇するとされています。
男性ホルモンであるテストステロンが、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロンへと変化すると、アンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモンの受容器に反応して、髪の毛の生え換わる周期(ヘアサイクル)に悪影響を及ぼし、結果として抜け毛が増えるリスクも高まることが分かっているのです。
男性ホルモンであるテストステロンが、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロンに変化する際に重要な働きをする変換酵素があるのですが、それを5α-リダクターゼと呼んでいます。
もともと遺伝的に5α-リダクターゼが分泌されやすい人の場合、テストステロンがジヒドロテストステロンへと変化しやすくなり、抜け毛が増えてしまうのです。
そして、5α-リダクターゼには、1型と2型の2種類があるということが分かっています。
1型の5α-リダクターゼは主に全身の体毛に分布しており、2型の5α-リダクターゼは頭頂部や前頭部といった場所の毛包に多く存在していることが分かっています。
つまり、1型の5α-リダクターゼの分泌量が多い場合、髪の毛全体のボリュームが低下したり、全体的に薄毛が目立ったりすることとなります。
一方、2型の5α-リダクターゼの分泌量が多い場合は、前頭部や頭頂部の髪の毛が集中的に抜け落ちてしまい、いわゆるM字ハゲやO字ハゲといった、男性型脱毛症特有のハゲになってしまうということです。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドも、ザガーロの有効成分であるデュタステリドも、ジヒドロテストステロンを生み出してしまう要因となる、5α-リダクターゼの分泌を抑制してくれます。
それによって抜け毛の量を減らしてくれるという訳なのです。
ただ、プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、2型の5α-リダクターゼの分泌を抑制する働きはあるのですが、1型の5α-リダクターゼの分泌を抑制する働きはありません。
一方、ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、1型と2型、両方のα-リダクターゼの分泌を抑制する働きがあるのです。
このことから、ザガーロの方がプロペシアよりも男性型脱毛症の治療効果が高いとされているのです。
ちなみに、5α-リダクターゼの分泌を抑制することによって抜け毛が減るという説明をすると、賢明な読者の中には「抜け毛が減ることと髪の毛が生えてくることは別ではないのか」と思われる方もいらっしゃることと思います。
ただ、5α-リダクターゼの分泌を抑制することによって、髪の毛の生え換わる周期(ヘアサイクル)が正常に戻ることによって、発毛効果が得られるとされています。
実際に、国内の臨床結果においても、一定期間の服用によって発毛効果が半数以上の人に見られているということです。
【プロペシア】
✔2型5α-リダクターゼのみに効く
✔頭頂部など、局所的な薄毛に有効
【ザガーロ】
✔1型と2型どちらの5α-リダクターゼにも効く
✔頭頂部はもちろん、頭皮全体に有効
ザガーロがプロペシアよりも男性型脱毛症の治療薬としての効果が高い理由の1つが、ザガーロの有効成分であるデュタステリドに、1型と2型両方の5α-リダクターゼの分泌を抑制する働きがあるということでした。
ところが、ザガーロのアドバンテージはそれだけにとどまりません。
ザガーロは単に1型と2型両方の5α-リダクターゼの分泌を抑制するだけでなく、M字ハゲやO字ハゲの元となる2型の5α-リダクターゼを、フィナステリドの3倍抑制してくれるということなのです。
また、海外の臨床結果においても、プロペシア(フィナステリド)を服用した場合と比べ、ザガーロ(デュタステリド)を服用した場合の方が、1.6倍の発毛効果が認められたということです。
フィナステリドやデュタステリドに限った話ではありませんが、医薬品には半減期と呼ばれるものがあります。
半減期について理解しておくことは、副作用などのリスクについて知るためにとても重要です。
半減期とは、医薬品を服用したり、注射をしたりして血液中に入った医薬品の有効成分が、半分になるまでの期間のことを言います。
単純にとらえるなら、半減期の長いほうが、医薬品の有効成分が体内に長くとどまることとなるため、効果も高いということになります。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドは、半減期がおよそ3時間から4時間と考えられています。
一方、ザガーロの半減期はおよそ41時間とされています。
これは、あくまでも単発でプロペシアやザガーロを服用した場合です。
ザガーロを半年間毎日、1日あたり1錠服用したような場合、半減期は3週間から4週間になると考えられています。
また、体内からデュタステリドが完全になくなるまで、6ヶ月かかるといわれています。
このことから、プロペシアよりもザガーロの方が、男性型脱毛症の治療薬としての効果が高いといわれているわけです。
ただし、医薬品の効果が高いということは、同時に副作用のリスクが高くなることをも意味していることを忘れてはなりません。
ザガーロの有効成分であるデュタステリドとプロペシアの有効成分であるフィナステリドは、ともに男性ホルモンに作用する医薬品であるため、服用した場合、男性機能の低下といった副作用の起こる可能性があるということです。
特に、ザガーロの場合はその効果の高さからか、副作用として精子量の減少があげられています。
精子量の減少に関しては、プロペシアの有効成分であるフィナステリドでは見られないということです。
また、ザガーロもプロペシアも医薬品である以上、服用を継続することによって肝臓にダメージを与えることとなります。
そのため、プロペシアの副作用として肝機能障害の現れる可能性が、マニュアルに掲載されるようになりました。
ザガーロにも同様のリスクがあると思われます。
フィナステリドとデュタステリドとでは半減期に大きな差がありましたが、それによって効果だけでなく副作用のリスクにも差が生じます。
つまり、効果の高いザガーロの方が、副作用が起こる可能性も高いということです。
プロペシアとザガーロの違いとしては、販売価格が異なるという点もあげられます。
特に、ザガーロは2016年の6月に発売された比較的新しい医薬品であることから、プロペシアと比べるとまだまだ効果です。
プロペシアの方は、国内での特許期間が切れているため、ジェネリック(後発医薬品)も発売されており、ザガーロに比べると比較的安価に入手することが可能となっています。
医薬品の有効成分には特許期間というものがあるのですが、これは1つの薬を開発、製造するのに膨大な時間と費用がかかることからきています。
一般的に1つの医薬品ができあがるまで、10年から18年の期間と、200億から300億もの費用がかかるとされています。
そのため、新たな有効成分を用いた医薬品が新薬として認可された場合、その有効成分は特許期間によって守られるわけです。
俗な言い方ですが、医薬品メーカーは特許期間中に投下した資本を回収するという訳なのです。
ザガーロは現在のところ、平均すると1ヶ月分で9,500円程度かかるようです。
基本的に男性型脱毛症の治療は保険が適用されず、全額自己負担となります。
そのため、ザガーロの価格に関しても、基本的には病院やクリニックの言い値ということになります。
そのため、男性型脱毛症専門の病院やクリニックが多い都心のような場所では、価格競争が起こっているためザガーロを比較的安く購入することが可能です。
反対に、専門の治療院が少ない地方都市などでは、ザガーロも比較的高価になる傾向があります。
また、ザガーロは原則として通信販売で購入することができません。
ザガーロの名を名乗る粗悪品をつかまされないよう、気をつけるようにしてください。
以下は代表的なクリニックのザガーロ価格比較です。
ぜひ参考にしてみてください。
対応地域 | クリニック名 | 費用/月 |
---|---|---|
全国展開 | AGAスキンクリニック | 8,200円 4,800円※ |
東京 | 新宿メディカルクリニック | 9,800円 |
大阪 | 脇坂クリニック | 9,500円 |
遠隔診療 | AGAヘアクリニック | 8,000円 |
※初回価格
【プロペシアとザガーロの違い】
✔ザガーロの方が1.6倍効果は高い
✔ザガーロの方が副作用の発生確率が高い
✔プロペシアの方が安い
プロペシアとザガーロについて、どのような医薬品であるのか大体のところが分かって頂けたことと思います。
説明を聞いて利用してみたいと思った方もいらっしゃることと思いますが、では、プロペシアとザガーロはどこで入手することができるのでしょう。
プロペシアとザガーロは男性型脱毛症の「治療薬」なので、原則として病院やクリニックで処方してもらうこととなります。
医師の診断を受けて、服用に適していると判断されて初めて処方されるわけです。
なぜなら、医薬品には副作用のリスクが付き物だからです。
先ほど、ザガーロは通信販売で購入することができないと説明しましたが、プロペシアの方は通信販売で購入することが可能となっています。
ただし、偽薬を売られるといったトラブルが起きる可能性もあるので、クリニックで処方してもらうのがおすすめです。
また、有効成分のフィナステリドを配合したジェネリックが安く販売されており、通販はもちろん、病院でもそちらを処方されることもあるということです。
それでは、プロペシアとザガーロはどちらを選ぶべきなのでしょうか。
効き目で選んで、ザガーロにするか、価格や種類を選べる点を考慮してプロペシアにするか悩みどころだと思います。
しかし何ごとも自己判断でおこなうと、費用や時間の無駄となってしまいます。
特に、プロペシアもザガーロも医薬品ですから、最初に医師の診断を受け、そのうえで処方してもらうように心がけましょう。
男性型脱毛症の治療薬であるプロペシアとザガーロについて、その特徴や共通点、異なる点などについて解説してきました。
ザガーロは比較的新しい医薬品で、プロペシアよりも効果が高いとされています。
ただ、実際に男性型脱毛症の治療薬として利用されている期間が短いということも言えます。
プロペシアの有効成分であるフィナステリドに関しても、近年になって新たな副作用の可能性が報告されています。
ザガーロにも同じことがないとは言えません。
いずれにせよ、プロペシアもザガーロも、医師の指導のもとで服用することが重要と言えます。
対応地域 | クリニック名 | 費用/月 |
---|---|---|
全国50院以上 | AGAスキンクリニック | 6,000円〜 3,400円※〜 |
東京 | 新宿AGAメディカルケアクリニック | 3,300円〜 |
大阪 | 脇坂クリニック | 6,000円〜 |
遠隔診療 | AGAヘアクリニック | 5,500円〜 |
※初回価格
クリニック名 | カウンセリング | 初診料 | 血液 検査 |
合計 |
---|---|---|---|---|
AGAスキンクリニック | 0円 | 5,000円 初回無料 |
20,000円 初回無料 |
25,000円 無料 |
新宿AGAメディカルケアクリニック | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
脇坂クリニック | 0円 | 5,000円 | 5,000 | 10,000円 |
AGAヘアクリニック | 0円 | 0円 | 3,000円 | 3,000円 |
※AGAスキンクリニックは、再診料も無料。