更新日

髪の毛に有効な栄養素とは|食事でAGA・薄毛は改善するの?

「髪のボリュームが少なくなってきた・・・」
「白髪、抜け毛が増えてきた・・・」
「コシがない、痛みが目立つ・・・」
などなど、髪の毛に関する何らかのお悩みを持っていらっしゃる方は多いかと思います。

健康的で綺麗な髪の毛を維持するには、規則正しい生活や日々のヘアケアだけでなく、食事による髪の毛に良い適切な栄養を摂取することが必要です。


ここでは必要となる栄養分が何なのか、その栄養分がどの食材・料理に含まれているかという点を中心に紹介を行っていきます。

髪の毛と栄養分の関係

額に手を当てている女性の画像

髪の毛の育成には「毛乳頭」「毛母細胞」という2つの細胞が大きく関わっています。


体中に張り巡らされている毛細血管が運んでくる栄養分を「毛乳頭」が受け取り、そこからさらに「毛母細胞」へと移動していきます。


その「毛母細胞」が受け取った栄養分を元に細胞分裂を繰り返すことで髪の毛として成長していきます。

十分な栄養分を取ることができないと髪の毛がきちんと育たなくなってしまいます。

《画像引用元:https://ikumou-net.info/sikumi/

そのため、健康で丈夫な髪の毛を維持、育成するためには

髪の毛の育成に適切な栄養分を摂取すること
栄養分が髪の毛に運ばれやすくなるために血流を良くすること

上記の2つのことが重要です。

髪の毛の育成に影響している栄養素

AGA_成分の画像

髪の毛は主に「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質から成り立っています。

この「ケラチン」は多くのアミノ酸が元になっており、「シスチン」というアミノ酸が14~16%程を占めています。


さらに「シスチン」は「メチオニン」と呼ばれる身体の中では作られないアミノ酸(必須アミノ酸)からできているため、食事などから摂取する必要があります。

簡単にまとめると、髪の材料になる「ケラチン」の材料になる「シスチン」のさらに材料になる「メチオニン」を摂取することが重要ということです。


また大量に飲酒した際や目が疲れている際にも「シスチン」が消費されるため、栄養摂取を心がける以外にも、飲み過ぎや目の酷使を控えるとさらに効果的です。

「シスチン」や「メチオニン」を多く含む食材

・鶏、牛、豚などの肉類
・かつお、サケ、いわしなどの魚類
・大豆、納豆などの豆類
・卵
・乳製品

などが挙げられます。

「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質が作られる際に「亜鉛」が必要となります。


また「亜鉛」が不足すると、人間の基本的な生命維持や生殖機能等の重要な役割を果たすために優先的に「亜鉛」が使われるようになり髪の毛の発育に関連する部分での「亜鉛」の消費が後回しにされます。

そのため特に不足しないように十分な量を摂取することが重要です。

「亜鉛」を含む食材

・レバー
・牡蠣
・海藻
・いわし
・アーモンド
・納豆

など

身体の様々な機能を補助する役割を持つビタミンですが、ほとんどが体内で作られることはなく食事を通じて摂取することが必要になります。


特に「ビタミンB2・B6」は重要で、体内の細胞の代謝を手助けする役割があり、「ケラチン」の生成を行う「毛母細胞」の細胞分裂を手助けする活発化させます。


また、「ビタミンE」は毛細血管を広げ、血流を良くする効果を持っており、「毛乳頭」まで栄養分が運搬されやすくなります。

さらにビタミンCは髪を強く丈夫にするコラーゲンを作る役割を持ちます。

「ビタミンB2・B6」を含む食材

・レバー
・卵
・大豆
・乳製品
・カツオ
・マグロ
・肉類
・バナナ
・ピーナッツ

など

「ビタミンE」を含む食材

・ごま
・マーガリン
・うなぎ
・ナッツ類

など

「ビタミンC」を含む食材

・イチゴ
・かんきつ類

など

まとめ

AGA_まとめの画像

いかがでしたでしょうか。


繰り返しになりますが、健康的な髪の毛を手に入れるには

・適切な栄養分を摂取すること
・摂取した栄養分が髪の毛に行き届きやすくすること

が大変重要です。

また過度に偏食などをしすぎてしまうと、悪い影響をもたらされることもあります。


あくまでもバランスを考えながら、規則正しい食生活を心がけるようにしましょう。

参考:若はげ対策として今すぐできる3つの方法

参考:頭皮環境のチェック法と2つの正常化・改善方法

AGAスキンクリニック

✔費用:3,400円~/月
✔実績:発毛実感率99.4%
✔特徴:患者に合わしたオリジナルAGA治療

_