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AGAの治療方法

【基礎知識 - AGAの治療方法】

AGAの治療方法は1つではありません。 その方それぞれの背景や病態に配慮しながら、最適な治療法を提供することが重要です。AGA専門のクリニックでは、原因を分析し様々な角度から治療方法をアプローチしていきます。

 

 

1.AGAの原因?

どうして薄毛になるのでしょう。AGAの原因って知っていますか?
AGAになる要因は一つではありません。主に4つの要因によりAGAは起こります。あまり知っている人が少ないAGAの原因を解説します!

 
○男性ホルモン
一般的に男性ホルモンは骨や筋肉の発達を促進し、髭や体毛などの毛を濃くする働きをもちます。しかし、前頭部や頭頂部などの毛包においては男性ホルモンが逆に軟毛化現象を引き起こします。毛髪にある毛乳頭細胞の中に男性ホルモンを感受する存在があり、その男性ホルモンが毛母細胞で別のホルモンに変異してしまうため、毛根細胞を委縮させ髪の成長は止まり早く抜け落ちてしまいます。つまり、過度な男性ホルモンの摂取は前頭部や前頂部などには良くないことが分かります。
 
○遺伝
遺伝的要素は薄毛に大きく関係していると言われています。特に母方からの遺伝子のよる影響が大きいと言われます。実際のところ、髪ではなく体質が遺伝するのです。具体的に遺伝した体質は男性ホルモンに対する感受性が遺伝します。そして、男性ホルモンの感受性に関しては上記に記した通りです。
 
○ストレス
どんな病気にもそうですが、ストレスは薄毛にも影響をあたえます。
自律神経やホルモンバランスを崩し、体内での血液循環が悪くなります。そのため、余分なホルモンが過剰に排出されたり、毛根に十分な栄養を届けたりすることができにくくなり、髪の毛が抜けやすくなっていきます
○生活習慣
偏った食生活やたばこの喫煙は髪にも良くないです
タンパク質、ミネラル、ビタミンの不足は髪の抜け毛や白髪が増える原因ともなります。これらの栄養を取りすぎにも注意が必要ですが、バランスを考えて摂取していくことも大切です。
また、たばこは煙に含まれるニコチンが血管を収縮させ、頭髪まで十分に栄養を運ぶのを防いでしまいます。
 

参考:毛根から抜け毛の原因を分析!今すぐできる抜け毛・薄毛診断

参考:ストレス抜け毛にありがちな毛根と治療法


2.AGA治療方法

男性型脱毛症の診断は問診、視診によって行われます。額の生え際が後退していないか、前頭部と頭頂部の毛髪が細く薄くなっていないかなどを確認します。
男性型脱毛症と診断された場合、多くのクリニックでは、主に内服薬と外用薬を用いて治療を行います。

 

○フェナステリド(プロペシア錠)
AGAの原因といわれている、男性ホルモンの生成を抑制させ、薄毛や抜け毛を防ぐ飲み薬です。この薬は、厚生労働省が認可している、唯一の薄毛治療飲み薬です。
もともとは前立腺肥大症や前立腺がんの治療のために開発され、使用されてきました。服用していた患者さんの中に「毛髪が濃くなった」という症状が出たことから、研究が進みAGA治療薬として開発されました。

プロペシアは毎日決まった量を服用します。6ヶ月程度の服用で効果が出始めるとされていて、継続することにより薄毛の進行が止まったという方が多く報告されています。
なお、内服を中止すると再度脱毛症状は進行していきます。

継続的内服することにより効果が表れており、6ヶ月の服用で48%、1年で58%、2年で68%、3年では78%の方が症状が改善されたと実感されています。
男性に対しては大きな効果が期待され、男性型脱毛症の内服治療薬としては第一に推奨されています。

ただし知っておいて頂きたいのは、このフィナステリドは女性に対しての適応は認められておりません。つまり、女性男性型脱毛症(FAGA)に効きません
さらに、妊娠中・妊娠している可能性・授乳中の女性に投与した場合、胎児の発育に影響を及ぼす危険性があります。また、万が一、分割・粉砕した錠剤に接触した場合、体内に有効成分が吸収されるので、絶対に触れないようにしましょう。ご注意ください。
 

参考:知らないと怖いAGA治療薬の副作用と抑え方

参考:薄毛よりも怖いフィナステリドの3つの副作用

参考:プロペシアとミノキシジルの違いと効果が出始めるまで

 
○ミノキシジル
毛の成長や発毛を促す効果があるとされている外用薬です。
もともとは血管拡張の薬の成分として開発され、血圧を下げる降圧剤として使用されてきました。しかし、薬の副作用として多毛症を引きおこすということがきっかけとなり、AGA治療薬にも転換できるのではないかと研究が進み使用されるようになりました。

特に生え際よりも頭頂部の薄毛に高い効果が発揮するとされています。生え際は頭頂部に比べ、若干血流が悪いため効果が出にくいようですが、ミノキシジルは1年以上の長期投与において有意に発毛を促進させ大きな効果をもたらすとされ、男性型脱毛症の外用治療薬としては第一に推奨されています。

また、ミノキシジル外用薬は男性・女性ともに治療薬として使用することが可能です。
投与配合の割合は違うものの、女性男性型脱毛症(FAGA)に対しても発毛促進の効果が認められています。

 

参考:プロペシアとミノキシジルの違いと効果が出始めるまで

 

この2つの薬は効果が異なることから、併用が可能です。


というよりも、併用することが重要です。その理由は、それぞれの足りない要素を補いあっているからです。簡単に言ってしまえば、フィナステリドには薄毛の進行を抑える効果はあるが発毛効力が弱い、ミノキシジルには発毛効果はあるが進行を抑える効力が弱いというわけです。併用することで、お互いの長所を存分に発揮することができるのです。


そのほかにも、クリニックによっては頭皮マッサージ行ったり、サプメント処方してくれたりします。これが、直接発毛に繋がるわけではないですが、髪の毛の生えやすい環境を作るため、発毛の手助けをしてくれる治療法の1つです。

頭皮をマッサージすることにより、頭皮が柔らかくなり、発毛のするための頭皮のベースを作ることができます。マッサージにはヒーリング効果もありますので心身共にリラックスすることができます。


サプリメントで普段の食生活で摂取することが難しい酵素を補ったり、栄養のバランスを整えたりすることで、身体の中から発毛しやすい体質に変えていくことができます。


いずれにしても、自分で間違った治療法や薬の服用をしないためにも、医師のもとできちんと診てもらい指導してもらうことが一番の発毛への近道です。


髪の毛で悩みはじめたら、まず専門の医師に診てもらいましょう。

 

参考:頭皮環境のチェック法と2つの正常化・改善方法

参考:頭皮の炎症はこうして起きる!各症状原因と対策・ケア方法

 

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