育毛というとどうしても男性のイメージがありますが、女性だって気になるのです。
一般に40~50代になると髪の毛が細くなってきてしまうといわれています。
昨今ではアンチエイジングの方法がいろいろと発達していますから、ぜひとも髪の毛のケアもしっかり行いたいものですね。
ポラリス育毛という言葉は、聞いたことがあるでしょうか。
最近話題となっているポラリス、実はとっても優れモノなのです!ポラリス育毛の特徴、副作用などのリスクについてたっぷりとご紹介します。
「ポラリス育毛」というのは、アメリカのPolaris research laboratories社という企業が発売している薄毛の治療薬です。
育毛剤に配合されている代表的な有効成分はミノキシジルです。
ポラリス育毛にはシャンプーを除いては5%以上のミノキシジルが配合されています。
これは、日本で発売されているリアップやロゲインなどの育毛剤と比べて高い濃度です。
その甲斐あって、ポラリスの効果はほかの育毛剤と比べて高いと評価されており、人気商品となっています。
ここで、ミノキシジルって何なの?とお思いな方もいらっしゃるかと思います。
ミノキシジルというのは、血管拡張剤でもともと高血圧の経口薬として用いられていました。
後に育毛効果が確認され広く発売されるに至りました。
頭皮の細胞を活性化して育毛を促進すると考えられています。
ポラリス育毛には、大きく6種類あります。
ミノキシジル育毛剤はNR07, NR08, NR09, NR10, NR11の5種類、シャンプーはNR02の1種類です。
NRの後についている数字はミノキシジル濃度を表しているという訳ではなく、数字が高いほど効果がある訳ではないのでご注意ください。
育毛剤についてそれぞれの違いを説明します。
まずNR07ですが、こちらはミノキシジルと薄毛を促進するホルモンを抑制する成分アゼライク酸に加えてアップルポリフェノールと各種アミノ酸を配合してあります。
次にNR08は、ミノキシジルが7%と高めになっているのが特徴です。
NR09はミノキシジル濃度がさらに高く15%です。
加えて血管形成や細胞増殖を促進するサイモシンβ4-ポリペプチド成長因子を配合してあります。
NR10は男性ホルモンを抑えるフィナステリドという物質が含まれていますが、女性にとっては有害なので使えません。
NR11は、リボスフィアという技術で人間の皮膚と似た組織で有効成分をカプセル化し、頭皮に届けるのが特徴です。
それでは、ポラリス育毛はどのように使えばよいのでしょうか。
たくさんの種類がありますが、どれも使い方は同じです。
朝と夜の2回、それぞれ1mLずつ乾いた状態の頭皮につけてマッサージします。
頭皮が乾いていないと、せっかく付けた育毛剤の濃度が薄くなってしまい効果が落ちてしまいますので注意してください。
マッサージした後は洗い流さないようにしましょう。
使い方はプッシュタイプとスポイトタイプの2パターンが選べます。
商品がお手元に届いた時点ではプッシュタイプが装備されていて、スポイトは付属しています。
プッシュタイプなら10回プッシュするとちょうど1mLですので、まんべんなく頭皮にいきわたるようにプッシュします。
一方スポイトタイプはスポイトに目盛りがついているのでそれを利用して1mLはかりとり、頭皮にかけて使います。
ポラリス育毛ってすごい!効果ありそう!と思っても、やはり薬品なのですから副作用は気になりますよね。
副作用として挙げられるのは、まず頭皮のかぶれやかゆみ、そして頭皮の発汗です。
敏感肌の人は気を付けたほうがいいかもしれません。
また、ミノキシジルは血管を拡張させる効果があるため、全身の血圧が低下し低血圧症になる恐れがあります。
加えて、ポラリスに含まれる栄養素やミノキシジルにより血流がよくなることによって髪の毛だけでなく体毛も濃くなるおそれがあります。
ポラリス育毛をいざ使うときは、亜鉛を一緒に摂取すると良いのです。
なぜかというと、亜鉛には皮膚代謝を促進する働きがあり、発毛を助けてくれるからです。
亜鉛というのはそもそも人間に必要な栄養素で、皮膚代謝をはじめとして様々なはたらきをしています。
皮膚に対しては、傷ができたときに修復を助ける働きなどが代表的です。
では、亜鉛は具体的にどのように摂取すればよいのでしょうか。
亜鉛サプリが売られているので、そちらを買って使うのが手っ取り早いかもしれません。
ポラリス育毛+亜鉛というのはみなさんよくご存じのようで、亜鉛サプリは現在大変な人気となっています。
また、食事から摂取する方法というのもあります。
代表的なものとしては生カキに13.2mg/100g、抹茶に6.3mg/100gと多くの亜鉛が含まれています。
ポラリス育毛の効果は一般的に高く評価され、人気を裏打ちしているようです。
薄毛に悩んでいるようならまず使ってみる価値はあるのではないでしょうか。
しかし同時に副作用もあるので、体質的に気になる部分があるなら慎重な検討が必要になってきそうです。
いろいろな種類があるので迷ってしまいますが、ネットで使用感などをチェックして比較するのもよさそうです。