フケが肩に落ちていると、見た目にも不潔に見えてしまい、周囲の人に不快な思いをさせてしまいます。
毎日気をつけて頭を洗ってるのにも関わらず、フケが治らないという方は非常に多いです。
フケが発生する原因としては、主に日頃の生活習慣の乱れからくるものが多いといわれています。
今回はそうした、食事やストレスなど生活習慣の乱れによる頭皮への影響をご紹介していきたいと思います。
現在フケでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
例えば、ファストフードやスナック菓子などといった油分を多量に含んでいる食べ物ばかり食べていると頭皮も油っぽくなります。
このように頭皮が脂っこいと発生するフケが「脂性フケ」です。
脂性フケについては後ほど詳しく述べますが、頭皮は食生活の影響を直接受けており、それによりフケの種類も変わっていきます。
他にはストレスがフケの原因となる場合があります。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが崩れ、アドレナリンの増加を引き起こします。
アドレナリンの増加は活性酸素の増加に作用し、(活性酸素はエネルギーを作る際に酸素を使うことで発生するため)、それによって皮脂が過剰に分泌されることで脂性フケの原因となります。
また、ストレスによる睡眠不足や、つい食べ過ぎてしまうことも、間接的にフケの原因となる場合があります。
仕事や人間関係などストレスはなかなか避けられないものですが、うまく発散させ溜め込まないようにしましょう。
参考:頭皮の炎症はこうして起きる!各症状原因と対策・ケア方法
頭皮がベタつき、脂っこく大きな塊状のフケが見られる場合は「脂性フケ」の可能性があります。
脂性フケは髪の根元付近に付着していることが多く、湿り気、強い匂い、ニキビや吹き出物などの特徴がみられます。
脂性フケが発生する主な原因は食生活です。
脂っこい食べ物やお酒を飲み過ぎてしまうと皮脂が過剰に分泌され、「マラセチア菌」の増殖を招きます。
マラセチア菌とは日頃から皮膚に住み着いている常在菌の一つで、皮脂や湿気の多い場所を好むため、汗で蒸れていて、脂っこい頭皮は恰好の住処となってしまいます。
マラセチア菌は増殖することによって頭皮に炎症や痛みを引きおこし、フケの原因となります。
また、重症化すると抜け毛が起こり、薄毛の原因にもなってしまいます。
こうしたマラセチア菌を抑制するためにはまず食生活を見直し、カロリーの摂りすぎに注意しましょう。
また、頭皮が濡れたままだと繁殖する原因となりますので、髪を洗った際は自然乾燥を待たず、しっかりとドライヤーで乾かしましょう。
脂性フケは脂っこく、ベタついたフケが出ると紹介しましたが、逆に「乾性フケ」では粉のような細かいフケが発生するのが特徴です。
乾性フケの主な原因として頭皮の乾燥、生活習慣の乱れなどが考えられます。
順に見ていきますと、頭皮の乾燥とは皮脂が減り、表皮がはがれやすい状態をいいます。
髪を洗いすぎる人に多く見られ、そうしたことにより頭皮の皮脂と水分が奪われ乾燥しやすくなってしまいます。
また、刺激の強いシャンプーを使っていると体質に合わず皮脂が失われてしまうこともあります。
こうした症状が見られる場合は頭皮のケアの回数を少なくし、刺激の弱いシャンプーを選ぶなど頭皮に負担がかからないようにしましょう。
生活習慣の乱れで顕著なのは食生活の乱れによる栄養不足です。
ビタミンや亜鉛、タンパク質などが不足すると適切な頭皮の環境が作れず、頭皮の乾燥の原因となります。
脂性フケにもいえることですが、頭皮は食生活の影響を強く受けます。
フケのさらなる悪化を招かないよう自分の頭皮の状態をしっかりと確認し、バランスの良い食生活を心がけましょう。
頭皮のフケを治すのにオススメのシャンプーを2点ほどご紹介します。
出典:https://product.rakuten.co.jp/product/
最初にご紹介するシャンプーがノブ薬用スカルプローションです。
この商品はマラセチア菌を抑制するヒノキチオール成分が配合されているため、フケを抑えることができます。
また、低刺激のため頭皮が弱いという方でも安心して使えます。
続いてオススメのシャンプーがharu黒髪スカルプ・プロです。
刺激性が弱いながら、天然由来の成分でしっかりと頭皮の汚れを落とします。
また、白髪ケア、育毛効果が期待出来る成分が含まれており、加えてリンスとしても役割を持つなど、非常に多機能、高性能な商品となっています。
今回は頭皮のフケの種類、原因についてご紹介させて頂きました。
こうしたフケの種類を判別することは実際に頭皮を触ってみたり、フケの状態を確認してみたりすることで簡単におこなうことができます。
またフケは自分の体の状態を知る上でも非常に大切なサインです。
フケの原因となる食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足などは他の健康異常を引き起こすものとなりますので、このサインを見落とさず、正しい生活習慣に改善していきましょう。
どうしても自分では薄毛の対策がわからない、自分に合った治療を受けたい、という方は、本サイトの病院検索からAGA治療のプロを探すことをおススメします。
間違った方法で対処してしまうと、悪化する可能性があるため、まずは、病院を探すところから始めましょう。