日本人の多くの方が薄毛に悩んでいると言われています。
男性特有の悩みとして考えられることが多かったですが、近年では女性の薄毛が着目されており、実態が明らかになりつつあります。
また、男性・女性共に薄毛の原因メカニズムや改善方法に関する研究が進んでおり、様々な対策・治療環境が整いつつあります。
この記事では、基本的な薄毛のメカニズム、考え方について記載するとともに、薄毛の原因となる各種脱毛症を切り口として、それぞれの特徴やそれを引き起こす原因、対策・治療方法について男性、女性別に解説を行っていきます。
そもそも毛髪は全ての毛がずっと伸び続けるわけではなく、伸びては抜け落ちて、抜け落ちた毛根から再度新たな毛髪が生えてくるというサイクルを繰り返しています。
この髪の毛のサイクルとはヘアサイクルと呼ばれています。
通常の場合だと、髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」という段階にわかれていて、
成長期は2年から6年、退行期が2週間、休止期が3から4カ月と、期間がだいたい決まっています。
また、「髪の毛が生えてから自然に抜けること」を自然脱毛と言い、通常は1日に50~100本程の髪が自然に抜けると考えられています。
これに対し、成長期が短くなった髪の毛はそのまま退行期、休止期へと入り、育ち切らずに抜けていってしまいます。
そのため、150本以上の毛髪が毎日抜けているといわゆる「薄毛」の危険があると考えられます。
このようになってくると、自然脱毛より抜け毛の本数がおおいだけでなく、通常のサイクルからはずれ毛髪が成長するため十分に育たず、短く細い貧弱な毛髪が増えることにもつながり、改善できなければ薄毛の症状が進んでしまいます。
つまり、髪の毛の成長期が短くなることで、薄毛が進行するのですね。
この点が大事なポイントになってくるので要チェックです。
男性にありがちな薄毛症状、脱毛症として、「AGA」があります。
薄毛・抜け毛の全体のうち90%以上がAGAと言われることもありますが、「男性の薄毛=AGA」というわけではないので、自分の症状がどれに該当するか見極めることが重要です。
ここでは各種脱毛症がどのような原因により引き起こされ、どのような特徴を持っているのか、またどうすれば改善できるのかという点について解説していきます。
思春期以降の男性に見られ、薄毛症状のうち約90%がAGAであると言われています。
生え際の後退や、てっぺん部分のボリューム低下により薄くなるなどの症状が多く見られます。
人目が気になる若い時期に大事な髪の毛が薄くなっていく恐怖は耐えられないですよね。
高校生や大学生になってくるとちらほら薄毛の人が現れてくると思います。
いわゆるM字型O字型U字型ハゲと呼ばれるのはこのAGAです。
抜け毛が増える、毛髪が細くなる・伸びづらくなるなどの症状が一般的で、抜け毛が増えるとともに、毛髪が生えづらく成長しづらくなることで薄毛が進んでいきます。
また、AGAになると、抜け毛が細くて短いものが多く、先が尖っていることがあります。
先ほど説明した通り、成長期が短くなっていることから髪の毛が伸び切らず、抜けてしまったからです。
男性ホルモンに関連するテストステロン(TH)というホルモンが不足することで、5αリダクターゼという還元酵素と結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが生成されます。
この男性ホルモンが毛髪の成長を妨げることにより、AGAは起こります。
男性ホルモンと聞くと、いいイメージはありますか?実際のところ、あまりいいイメージはないでしょう。
男性ホルモンが強いとハゲると言われていたりしますよね。
しかし、そのイメージとは裏腹に、男性ホルモン自体は男性の体を構成する上で重要なもので、欠かせない物なのです。
筋肉や男性器の発達は男性ホルモンがあるおかげだからです。
ただ、5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストステロンとなってしまうと、髪の毛の成長を妨げてしまいます。
また、遺伝による影響も強く、特に母方の祖父の影響を強く受けると言われています。
男性ホルモンを受け取る役割のレセプター(受容体)というものが有るのか無いのかというので、薄毛になりやすいかなりにくいのかが決まります。
このレセプターが少なければ少ないほど、薄毛になりにくいのです。
ただ、遺伝とはいえ、必ず薄毛になるというわけではなく、ストレスや生活習慣、食事などに問題を抱えていることがきっかけとなってヘアサイクルの乱れにつながります。
AGAの改善方法として、代表的なのが、プロペシアという飲む治療薬を用いることです。
ジヒドロテストステロン(DHT)の生成過程では5αリダクターゼの作用が強く影響していると述べました。
この物質の作用を抑えることでジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑え治療、改善を目指すのが一般的です。
プロペシアに含まれる成分には、5α-リダクターゼの働きを阻害する成分が含まれています。
そのため、ジヒドロテストステロンの産生を抑制し、抜け毛の予防効果が期待できるのです。
5α-リダクターゼには1型と2型の2種類があり、プロペシアには2型の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があります。
2型の5α-リダクターゼは頭頂部や前頭部に多く分布しているので、プロペシアの服用によって、O字ハゲやM字ハゲの予防効果が期待できます。
出典:AGAコンサル
ちなみにこのプロペシアは病院で入手することができます。
また、血管拡張作用を持つミノキシジルというAGA治療薬を用いることで、発毛を促進することができます。
これらのAGA治療薬を同時に使用することで改善効果が高まると言われ、専門のクリニックでは両方の薬を処方することがあります。
最近よく見かけるのが、最初からプロペシアとミノキシジルを配合して、オリジナルのAGA治療薬を販売しているケースです。
AGAの最先端の治療のひとつであるHARG療法をご紹介します。
こちらの治療法は日本にあるHARG治療センターで研究開発され、世界で認められている治療法です。
HARG療法のすごいところは、髪の毛の成長に必要な成長因子を頭皮に直接注入できるという点と、副作用がないという点です。
先ほどご説明したAGA治療薬のプロペシアとミノキシジルは、男性ホルモンに働きかけたり、血管を拡張したりと、望んでいない効果が発揮されてしまうこともあるために、副作用となるのです。
ところがHARG療法だと、プロペシアでは禁止されていた、女性の治療も行うことができるために、薄毛に悩む患者さんに幅広く利用してもらえるという利点もあります。
ただし、デメリットとしては、治療費が高いことです。
初期費用でも100万円を超え、複数回受ける必要があるので、200万円弱かかることがあります。
薄毛に対してそこまで危機意識がない方にとっては簡単に手を出せるような金額じゃないですよね。
薄毛治療は保険が適用されないのでなかなか厳しいものです。
できるだけコストは抑えたい所ですが、質を重視するならば検討の価値はあるかと思います。
全く聞いたことがないという方の方が多いのではないでしょうか。
こちらはARTASというロボットです。
このロボット、実はとても画期的なもので、従来の植毛技術を圧倒しています。
どのような点で、圧倒しているのでしょうか。
この表を見ていただけると一目瞭然かと思います。
グラフト数 | 1グラフトあたり | 合計金額 |
500 | 80円 | 4万円 |
750 | 200円 | 15万円 |
1000 | 300円 | 30万円 |
1250 | 380円 | 47万5000円 |
1500 | 400円 | 60万円 |
AGA治療薬と、HARG療法、ARTASという治療法を紹介してきましたが、AGA治療薬は安いけど、副作用があって、半永久的に飲み続けなければいけません。
一方HARG療法は安全性と確実性では優れているのですが、料金がなにせ高い、、、
そこで、その間を取った治療法をご紹介します。
こちらがHAIRMAX(へアマックス)という低出力レーザー機器です。
なんだか見慣れない形をしたものですね。。。
この低出力レーザー、実は、海外の会社が販売しているものなのですが、じわじわと人気上昇中で、育毛成功率は93%なんだとか。
どうやって使うのかと言いますと、「頭に乗っける」だけです。
しかも90秒だけ(笑)そして効果も3ヶ月~半年で実感できるとのこと。
米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)の認定を受けていて、特許もしっかりと取っているものです。
世界中の権威が開発したもので、今後このような手軽でできる治療が流行っていくのでしょうね。
実際のHAIRMAXの効果の実験報告がこちらです。
薄毛に悩む男性128人、女性141人が、レーザー育毛機もしくはダミー機を頭皮全体に週3回の頻度で26週間、継続して使用。
その際、被験者の思い込みで実験に影響が出ないように、被験者はレーザー育毛器なのか、ダミー機なのか?知らずに使用しています。
(ダブルブラインドテスト)
するとその結果、男性103名、女性122名にレーザー育毛機とダミー機を使用した場合の効果に明らかな違いが出ました。
(※残りの男性25名、女性19名は試験途中で連絡がつかなくなったなどで効果対象から外れた。)
気になる方はこちらからどうぞ、他シリーズや費用が掲載されています。
AGA男性型脱毛症のうち、発症年齢により区別する場合があり、20~30代の場合は若年性脱毛症、40~50代以降の場合は壮年性脱毛症と呼ばれます。
円形脱毛症は非常に有名な脱毛症で、たまに芸能人で円形脱毛症になったという方もいらっしゃいますよね。
頭部に10円玉程の大きさ、形状の脱毛斑ができます。
ストレスにより発症した場合は、比較的早く治癒すると言われています。
30歳以下での発症が80%と、若い世代に発症することが多いとされており、また性別で見ると女性に多いと言われています。
現在のところ円形脱毛症の原因は完全には解明できておりませんが、遺伝、ストレス、自己免疫疾患等の原因が大きなものなのではないかと言われています。
特に、自己免疫疾患が原因となると、誰にでも発症する可能性があるため、注意が必要です。
免疫の反応が過剰な時期のため、子供でも発症するケースがあります。
もしお子さんが円形脱毛症を発病したら、まずは優しく声をかけてあげましょう。
ストレスを抱えたり、周りの子からの視線を気にするような時期ですので、メンタル面でのサポートは必須です。
ストレスによる発症の場合は早い段階で自然治癒すると言われています。
薬を用いて治療することも一般的で、『カロヤンガッシュ』などの市販薬の服用や皮膚科での処方薬、治療処置を受けることでも治療が可能です。
また、円形脱毛症が重度にさしかかると、汎発性脱毛症という病気にもなってしまう可能性があります。
これは髪の毛だけでなく、全身の体毛が抜け落ちてしまう病気で、かなり厄介な脱毛症です。
さらに、明確な治療法が確立されていないこともこの汎発性脱毛症の怖いところです。
今のところの主な治療はステロイドの服用で、ステロイドには炎症を抑える作用があります。
しかし、長期間使用を続けることで、腎臓機能低下などの副作用を発症することもあるため、まずは皮膚科やクリニックへ相談することが大事でしょう。
早めの受診が重要です。
乾燥したフケが毛穴を防ぎ、菌が繁殖することで毛根が炎症するとともに、抜け毛を引き起こします。
頭皮の角質が異常を起こして剥がれることでフケが発生し、かさぶた状になるものの量が多くなるケースが多いです。
主には頭皮の乾燥やホルモンのバランスの乱れが原因だと言われています。
頭皮が乾燥すると、肌が乾燥から皮膚を守るために角化を早めてしまいます。
そのため正常な角質ははがれたときも目に見えないのですが、角化した角質は目に見える大きさとなっているのです。
これを一般的にはフケと言いますが、粃糠性脱毛症はそのフケが異常に溜まってしまい、毛穴が塞がることによって炎症を起こします。
こうして脱毛まで進んでしまうと粃糠性脱毛症と呼ばれるものになります。
ただ、良くフケが出るからと言って心配になる必要はありません。
粃糠性脱毛症は頻繁になるようなものではなく、「異常」なものらしいです。
ただ、本当に不安だという方は皮膚科やクリニックにいってみるといいでしょう。
皮膚科医により診断を受けましょう。
ステロイド剤を含む外用薬や内用薬として抗ヒスタミン薬を処方されるケースが多いです。
また、原因となる乾燥を防ぐためにも保湿をすることが大事です。
今使用しているシャンプーがご自身の頭皮に合っているか確認してみて下さい。
刺激が強いものだとよくありませんので、無添加のシャンプーを使用することをおススメします。
こちらは楽天の男性用ヘアケア部門で総合第1位を獲得した人気商品です。
「頭皮と髪を目覚めさせる」というコンセプトで、コンディショナー不要、ノンシリコン、弱酸性、界面活性剤不使用などなど、見た目とは異なり、頭皮と髪に優しい成分が含まれているシャンプーです。
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上で挙げた粃糠性脱毛症と非常に似ており、過剰に皮脂が分泌され毛穴を防ぐことで菌が繁殖し、脱毛をもたらします。
思春期の世代が発症することが比較的多いとも言われています。
ホルモンのバランスなどによる影響で過剰に皮脂が分泌されることが原因と考えられています。
過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まることによって脱毛してしまいます。
また、精神的不安要素が引き金となるケースもあるようです。
脂漏性脱毛症は皮膚炎の延長線上にあるため、皮膚炎を治すようにしなければいけません。
マラセチア菌が元凶なので、マラセチア菌を退治するように抗真菌剤を利用し、除去しましょう。
また、ビタミンB群や食物繊維を多く含む食品を食べるよう、食生活に気を付けましょう。
また皮膚科医の診察を受ける場合は、抗ヒスタミン剤の処方を受けることがあります。
ステロイド剤が入ってないものを処方してもらうようにしましょう。
女性の薄毛症状に関する研究は近年、活発になってきました。
現状だと、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが大きく関わっているとされており、毛髪の発達や成長期の持続に作用します。
20代後半にエストロゲン分泌のピークが来るため、その年齢以降に薄毛症状の進行に気づくケースが多いようです。
男性と同様、女性にも脱毛症の種類はたくさんあります。
ここで脱毛症を把握して、ご自身の症状と照らし合わせてみましょう。
びまん性脱毛症の「びまん」とは、「広がりはびこる」という意味です。
脱毛する部分が部分的ではなく、頭全体的に広がっていく症状です。
男性ホルモンの影響で男性によく見られるAGAでは部分的に薄毛となるのですが、びまん性脱毛症は全体的に薄毛となるのです。
AGAの女性版であるFAGAはびまん性脱毛症の一種と言われています。
男性の場合は放っておくと進行し続け、髪が完璧に抜けてしまうこともありますが、女性の場合は女性ホルモンの分泌量が男性よりは多く、一定量は分泌され続けるため、髪が完全に抜け落ちるということはありません。
ちなみに、女性ホルモンのエストロゲンには、髪の毛を育成する働きがあります。
上述の女性ホルモンエストロゲンの減少により、体内の女性ホルモン濃度が薄くなることで、男性ホルモンジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けるようになり、薄毛が進行します。
他にも、老化やストレス、極端なダイエット等が原因として考えられています。
基本的に薄毛はホルモンが関わってくるのですね。
男性ホルモンンと女性ホルモンのバランスがFAGAをはじめ、AGAなどの脱毛症のカギです。
ご自身がFAGAかどうかをチェックするに当たっての、FAGAチェックといった内容があるため、こちらの記事をご参考ください。
参考:「女性の薄毛、FAGAとは?その原因とお勧め対策|厳選 AGA」
基本的には発毛効果があるミノキシジル成分を含む外用薬を使用する治療でしたが、最近では徐々に新しい薬や治療法が出てきています。
最近は「パントガール」と呼ばれる内服薬が医薬品として認められ、治療に活用されています。
パントガールとは今までになかった女性向け薄毛治療薬として注目を集めている薬です。
従来の内服薬は男性向けのものばかりで女性用にもなくはなかったものの、改良されたもので、女性にはそこまで効果がでていないことが課題でした。
そんな中登場したのがパントガールで、これは臨床データから高い効果があるとして確認されています。
内容成分はタンパク質のケラチンやパントテン酸カルシウム(髪の毛や皮膚の組織を正常にキープ)、髪の毛の主成分のアミノ酸のシスチン、ビタミンB群が含まれています。
使用方法は、1日3回、3か月続けて服用します。
即効性があるわけではないため、最初から期待しすぎず、粘り強く服用を続けていくことが大事です。
ここで気になるのが、副作用ですが、特にないと言われています。
これがなかなか大きいメリットです。
男性型脱毛症のAGA治療薬はEDや低血圧症といった副作用の可能性があるので、容易に手を出しづらいのですが、パントガールはその分のリスクがないだけに、うれしい代物ですね。
医師による処方が必要ですが、基本的に害があるようなものではないので安心して使用できます。
パントスチンとは、簡単に言うと、プロペシアの軽いバージョンです。
プロペシアは先ほど登場しましたが、フィナステリドという有効成分を含んでいます。
この有効成分は、男性ホルモンに対して影響を与えるために、副作用が出やすく、また、女性には使用ができないとされています。
そのため、フィナステリドの役割である、5αリダクターゼの抑制をするという薬を女性は使うことができなかったわけですが、その役割をパントスチンが担ってくれます。
パントスチンはプロペシアよりもマイルドな薬なため、プロペシアを服用するのが不安という男性の方にもおススメできるものです。
パントスチンはFAGAの初期段階から使用することができ、薄毛に気づくのが早ければ早ければ早いほど回復しやすいです。
少しでも怪しいなと感じてきたら、皮膚科や専門のクリニックに行ってみるといいでしょう。
FAGAの原因として、頭皮環境の悪化も挙げられます。
どのように環境が悪化するのかというと、一要因としては、「シャンプーの相性」です。
シャンプーには皮脂をしっかり落とすために、洗浄力を意識して界面活性剤を多く含むものがあります。
そういった、刺激の強いシャンプーを毎日使用していると、頭皮が必要としている分の皮脂を余計に取り除いてしまう可能性もあります。
そのため、頭皮との相性を意識することは大切です。
毎日使うものですもんね。
ちなみに、無添加のシャンプーですと、こちらのマイナチュレシャンプーがおススメです。
妊娠・産後に発症する脱毛症で、女性の薄毛・脱毛症の中では有名なものです。
妊娠をきっかけにヘアサイクルが一時的に変化することで発症します。
妊娠中は、出産に向けて女性ホルモンの分泌が促進されますが、出産後に女性ホルモンが元に戻ろうとして一気に減るためにホルモンバランスが崩れ、一時的に抜抜け毛が増えます。
一度出産をしたことがあるかたは経験されているのではないでしょうか。
出産後はそれどころじゃなく気づかなかった方もいるかもしれません。
この症状は出産から半年~1年後には自然と治癒していくことが多いです。
ただ完治までの期間に個人差があります。
特に、出産後の子守で睡眠不足になったり、十分な食事をとれなかったりすると、髪の毛へ栄養分が回らず、髪の毛が抜け落ちることがあります。
赤ちゃんのお世話ももちろん大事ですが、ご自身の体調管理もしっかりしましょう。
生活習慣をしっかりと元に戻せば治りも早まるのではないでしょうか。
ここでおすすめしたい食事が「大豆」です。
大豆はご存知の通り、イソフラボンを含んでいます。
このイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きを持っていて、髪の毛の育成を手伝います。
そのため納豆や豆腐など、大豆が含まれる料理を中心に食事を選ぶと良いでしょう。
ただ、もちろん食事はバランスが大事なので他の栄養分のこともしっかり考えて、バランスよく食事を取りましょう。
「大豆とこんにゃくの甘辛煮」
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材料
大豆(缶詰)140g(1缶)
こんにゃく1丁(200g前後)
<調味料>
醤油大さじ2
砂糖大さじ2
みりん大さじ2
水100cc
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「ポニーテールとシュシュ」数年前に世間をにぎわせたAKB48の代表的な曲ですが、このポニーテールをすることによって薄毛となってしまうことがあるのです。
髪の長い人によく見られ、ポニーテールやアップヘア等、髪が引っ張られるヘアスタイルを継続することで発症します。
生え際や分け目等の部分の毛髪が細くなったりすることで地肌が見えやすくなります。
頭髪、頭皮が強く引っ張られ続けることによって発生します。
女性にとってはポニーテールなど、髪の毛をヘアゴムでまとめてオシャレをすることは一つの楽しみであり、欠かせない行為ですよね。
一番よいのは、髪の毛を引っ張るような髪型をやめることです。
ただ、そう簡単にはやめたくないという方もいるでしょう。
その場合は「位置」を変えるという方法もあります。
1つの場所に集中して力をかけてしまうから抜けてしまうので、毎日とはいわず、数日ごとに若干違うスタイルを試してみるのもいいでしょう。
薄毛にならないためにやるというよりは、こまめなイメチェンを繰り返すという感覚でできたら楽しいですよね。
どんな髪型にしたらいいのだろうと気になる方はこちらの記事をどうぞ。
薄毛の方でもできるかわいい髪型を紹介しています。
参考:「薄毛の女性も安心!薄毛でも似合う髪型・ヘアスタ|厳選 AGA」
いかがでしたでしょうか。
想像していたよりも薄毛や脱毛の治療はバリエーション豊富だったのではないでしょうか。
薄毛治療の歴史は長いです。
また、最近になって登場してきた、正確かつ質の高い薄毛治療もあります。
薄毛で悩んでいるけど、どうしようもない。
と諦めていたそこのあなた。
1人で悩まないでください。
日本では成人男性の3人に1人がAGAの患者だと言われています。
それだけ多くの人が悩んでいるのですから大きな社会問題です。
そんなAGAの世界では多くのプロフェッショナルが汗水垂らしながらその研究を進め、治療法を開発してきました。
髪の毛の成長因子を配合したHARG療法をはじめ、数々の最新技術が登場してきています。
難しいと思われていたAGA治療も改善が可能となってきています。
ここまでくると、あなたの行動次第でなんとかなるようになりました。
ご自身の薄毛、脱毛症を見極め、正しい処置、対策を行うことが重要です。
また自分で見極めることが難しいケースも多くありますので、そのような場合はお近くの薄毛治療を行っている病院で診察を受け、正しい治療を行いましょう。