みなさん、アトピーと聞くとどんな症状を思い浮かべますか?代表的な例としては、顔や耳、手足の関節などがかゆみを持って赤くただれていくものがありますよね。
しかしそんなアトピー性皮膚炎、実は頭皮にも現れるのです!
なんか最近フケが多いな、シャンプーしてもかゆみが出るな…と思ってる人、要注意!実は、アトピー性の皮膚炎かも?!
では、そんなアトピー性皮膚炎の原因は一体何なのでしょう?
アトピーは、遺伝性のものや、環境、食事、さらにはストレスまでが原因となる、「多因子性」の病気ですが、最も身近な原因の一つ、それは「乾燥」です。
さらに、患部をかき壊してしまうと、皮膚のバリア機能はさらに低下してしまうので、炎症やかゆみがさらに悪化する...という悪循環が起こってしまうのです。
そして、「皮膚のバリア機能を担っている一番外側の角層のバランスが崩れる」原因の一つが乾燥です。
頭皮に潤いが足りていないと、角層のバランスが崩れ、このように表皮がはがれてきます。
これにより、バリア機能が低下するのです。
今、日本では国民の約一割がアトピー性皮膚炎にかかっていると言われています。
以下のグラフはこちら参照(2016年12月10日アクセス)
次に、アトピー性皮膚炎の年齢別患者数を見てみましょう。
全体の患者数では、ここ20年大きな変化は見られませんが、年齢別患者数では、近年の調査においては、30代以降の患者数が増えている傾向が見て取れます。
これは、成人が脂質の多い食事やダニなどがいる環境に身を置くことで突然アトピー性皮膚炎を発症するケースが増えているからなのです。
このように、アトピー性皮膚炎は個々の私生活によって引き起こる可能性は誰にでもある為、今はかかっていない方でもその原因や対策は抑えておくべきです。
そんな誰にでも起こりうる頭皮アトピー、次にその主な症状を見ていきましょう。
肩までぱらぱらと落ちて洋服につくので、本人だけでなく周りの人も不快にさせてしまいます。
アトピー性皮膚炎になると頭皮に炎症が起きてしまい、慢性的に痒みが生じます。
その為、頭を掻いてしまい頭皮の角質が落ちてしまいます。
これが俗にいう”フケ”と呼ばれるものです。
頭皮がかゆい!我慢できずかきむしってしまい、いつのまにか頭皮はボロボロ…。
頭をかいている姿はそれだけで不衛生ですし、かきすぎた部分は赤くただれてきて、髪が生えていてもわかるくらいになってしまうので、特に女性は気になってしまいますよね。
アトピーはかゆみやフケだけではなくさらに抜け毛やはげの原因にもなります。
かきむしる行為で髪が抜けるだけではなく、皮膚が傷つき、毛穴が詰まることによって新しい髪が生えにくくなり、はげが進む原因にもなります。
参考:頭皮の炎症はこうして起きる!各症状原因と対策・ケア方法
様々な症状を引き起こす怖いアトピー、その主な原因である頭皮の乾燥はどのように防げばよいのでしょうか?ここではアトピーを防ぐため、乾燥対策についてさらに詳しく紹介していきます。
フケやかゆみが気になると、ちゃんと洗えていないのかな?と不安になって、何回も洗ってしまう方も多いと思います。
皆さん、シャンプーはどのようなを使っていますか?
市販のシャンプーは、洗浄力が強すぎて皮膚を守ってくれるバリア機能まで落としてしまいます。
このような悪循環を防ぐには、自分の頭皮の状態にあったやさしいシャンプーを使う必要があります。
自分の頭皮にあったシャンプーの仕方や種類はこちらを参考にしてください。
ヘアオイル、女性の間では最近いろいろなものが出たりして身近な存在になってきていますが、男性はまだ遠い存在だと思っている方が多いのではないのでしょうか?ヘアオイルには、
・毛髪につけて毛髪自体を健康&美しく保つもの
・頭皮に直接塗って頭皮の乾燥を防ぐもの
以上2タイプが存在します。
今回は後者の「頭皮に直接塗って頭皮の乾燥を防ぐもの」をご紹介します。
こちらは肌の美容液などでも有名なヴェレダという会社のヘアオイル。
ヴェレダは赤ちゃんでも使えるようなオーガニック・ナチュラル製品を展開しているので、このヘアオイルも安心して使えます。
値段も安く、トライしやすいですね。
ネットなどで簡単に手に入ります。
こちらも、リーズナブルな商品。
ドラッグストアなどでも簡単に手に入るので、初心者の方にはぜひ試してもらいたいです。
華やかなゆずの香りで、リラックス効果も期待できます。
ヘアオイルを使うタイミングとしては、シャンプー前のオイルマッサージがおすすめです!500円玉大の量を手に取り、頭皮の皮脂をオイルで溶かすイメージで、指の腹でやさしくマッサージしてください。
また、マッサージが終わったら、すぐにシャンプーをするよりも電子レンジで1分ほど温めた「蒸しタオル」を五分ほどかぶって蒸すと、ヘアオイルが頭皮により浸透し、さらに効果的です。