【必見】産後の抜け毛の原因を解説！対策法と予防法も徹底紹介！
男女問わず、将来は子供がいる家庭を持ちたいと希望する方は多いのではないかと思います。
子育てはとても大変な事ではありますが、自分の子供がすくすく育っていき自立していく姿を見るのは非常に感慨深いものがありますね。
2010年に厚生労働省が調べたデータでは、約96%の男女が将来子供を持ちたいと考えているようです。
しかし、子供を持つ事は楽しい事だけではなく出産後には子育てに追われる日々が待っています。
多くの女性は毎日の家事もこなさなくてはならないため、ストレスがかかる日も少なくないでしょう。
- 1位／2人……58.4％
- 2位／1人……15.2％
- 3位／3人……12.3％
- 4位／0人……11.9％
- 5位／4人……1.5％
※単一回答式・6位以下省略
表１ 出典:https://news.ameba.jp/
そんな中、出産後約2ヶ月で女性に出てくる”ある症状”をご存知でしょうか？
ズバリ、ある症状とは”抜け毛”！！
既に悩んでいる方も多いのではないのでしょうか？
そこでこの記事では、産後の抜け毛に関する原因と対策についてご説明していきます。
既に悩んでいる方はもちろん、これから出産、という方も予防の為に是非参考にしてみてください。
出産後数カ月経って少し落ち着いてきたころにお風呂に入ると、“ごっそり”と抜ける髪にびっくりする方も多いのではないでしょうか？これは体に異常が起こったのではなく、正常な体の変化ですので安心してください。
多くの女性が経験していることです。
しかし、正常な体の変化とは言え、何が原因なのか気になりますよね。
また、できるだけ早く抜け毛を改善したいですよね。
抜け毛を改善するには原因を正しく知ることが大切です。
ということで、早速原因をみていきたいのですが、その前に産後の抜け毛に非常に関係のある「ヘアサイクル」からみていきましょう。
そもそも、髪は「毛幹」と「毛根」に分けることができます。
そして、普段髪と呼んでいるのは毛幹です。
髪が作られるのは毛包です。
髪は「ヘアサイクル」という周期に従って成長し、脱毛します。
ヘアサイクルには成長期、退行期、休止期の3種類あり、毛包はいずれかの状態にあります。
それぞれの期間の長さは個人差がありますが、一般には
○成長期：2~6年 ○退行期：2週間 ○休止期：3~4ヶ月
と言われています。
何かの影響で成長期が短くなると、髪が細いまま成長できず、軟毛が増えて脱毛症を引き起こします。
妊娠前後においてヘアサイクルが乱れるため、産後の抜け毛が発生します。
産後の抜け毛のことを分娩後脱毛症や産後脱毛症と呼ばれます。
発症するのは出産から2カ月程で、ごっそり髪が抜けたり毛が細くなったりします。
また、体毛が抜ける人もいます。
分娩後脱毛症の主な原因は女性ホルモンの分泌量の急激な変化です。
女性ホルモンは、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2つに大きく分類されます。
エストロゲンは生理周期の安定だけでなく、美肌効果など女性らしさを作り出すなどの働きがプロゲステロンは基礎体温を上昇させ、妊娠の維持や乳腺の形成などの働きがあります。
妊娠中はこの2つの女性ホルモンの分泌量が増加します。
これによって、ヘアサイクルが乱れて髪が抜けにくくなり、髪や体毛が増えて毛深くなることがあります。
出産後、妊娠中に増加していた女性ホルモンは通常の量まで戻るため、それまで女性ホルモンの働きで脱毛していなかった髪が一気に抜け落ちます。
また、女性ホルモンの影響だけでなく、子育てによる睡眠不足やストレス、疲れなども抜け毛に影響を与えている可能性があります。
参考：毛根から抜け毛の原因を分析！今すぐできる抜け毛・薄毛診断
産後の抜け毛は女性ホルモンの影響で、正常な体の変化ということがわかったとしても抜け毛がいつまで続くのか不安になりますよね。
ずっと続くものではないので安心してください。
産後の抜け毛が改善されるのは早い人で半年程ですが、個人差があるので一概には言えません。
というのもヘアサイクルが人によって異なるからです。
○成長期：2~6年 ○退行期：2週間 ○休止期：3~4ヶ月
ですので、元に戻るのが他人と比べて遅いからと言って心配し過ぎる必要はありません。
ただし、1年経過しても改善が見られない場合は、抜け毛の原因が産後の女性ホルモンの影響だけではない可能性もありますので、薄毛専門のクリニックで相談することをおすすめします。
産後の薄毛が自然に回復するものだとしても、なるべく早く改善したいものですよね。
そこで、日常に取り入れることのできる薄毛改善法をご紹介します。
産後の女性にとって食事をしっかり取ることはとても大事です。
特に授乳中の女性は食事から摂取した栄養が直接子供の栄養になり、成長にも影響します。
子育てに追われる毎日で自分の食事が取れないという人もいますが、これでは母子共に不健康になってしまうかもしれません。
自分のお子さんのためにもしっかり食事を取りましょう。
さて、髪の成長に良い食事というと昆布やワカメで、髪に悪い食べ物というと脂っこいものというイメージが浮かぶのではないでしょうか。
それらが正しいのか都市伝説なのか怪しいところですよね。
実は、髪の成長に必要な3大栄養素と呼ばれるものがあります。
それは、「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン類」の3つです。
それぞれについて詳しく説明していきます。
実に髪の99%を占めているのが「ケラチン」という18種類のアミノ酸から作り出されているタンパク質です。
ケラチンは髪だけでなく爪や皮膚の角質層も作ります。
重要なのは、アミノ酸だけではケラチンを作り出せないということです。
ケラチンを合成するには「ミネラル」が必要です。
髪を作り出すにはケラチンが必要ということがわかったので、次に気になるのは何を食べればいいかということですよね。
実は、ケラチンが含まれている食べ物はありません。
そのため、タンパク質を含む食べ物を摂取し、それをアミノ酸に分解することでケラチンを作り出す栄養素を摂取する必要があります。
ケラチンを作り出すのに必要なアミノ酸は以下の通りです。
グルタミン酸、シスチン、ロイシン、アルギニン酸、セリン、アスパラギン酸、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、ブロリン、グリシン、チロシン、バリン、アラニン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン
これらのアミノ酸を摂取するのにおすすめの食べ物は、肉類、魚介類、乳製品、卵、大豆製品などです。
この中でも、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、産後の抜け毛に悩んでいる人には特におすすめです。
亜鉛はケラチンを合成するのに必要な成分です。
また、タンパク質の吸収を高める働きもあるため、健康な髪の成長を促します。
亜鉛が不足すると薄毛の原因となるだけでなく、味覚障害や免疫力の低下など体の健康にも悪影響を及ぼします。
亜鉛が多く含まれる食べ物は、牡蠣、煮干し、レバー、いわしなどです。
しかし、これらを毎日食べ続けることは難しいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
そんな方にはサプリメントで栄養を補給することをおすすめします。
毎日手軽に栄養補給できるので献立を考えるのも楽になるのではないでしょうか。
ただし、栄養の摂り過ぎには気を付けてください。
ビタミンは全部で13種類あり、体全体の健康を保つ働きがあります。
そんな種類の多いビタミンの中でも、特に髪に良いビタミンをご紹介します。
○ビオチン ビオチンはビタミンB7とも呼ばれており、アミノ酸やコラーゲンを作るのに必要で、頭皮環境を整えたり、髪にツヤやハリを与えたりしてくれます。
ビオチンは水溶性なため、大量に摂っても尿として排出されます。
そのため、こまめに摂取するようにしましょう。
また、調理法にも気を遣わなければなりません。
水溶性ビタミンは水に溶けやすいため、調理法は蒸す、炒めるのどちらかがおすすめです。
もしくはスープなどで溶けたビタミンも摂取できる料理もおすすめです。
ビオチンが多く含まれる食品は、魚介類、ナッツ類、卵、レバーなどです。
○ビタミンB群 ビタミンB群には毛母細胞を活発にする働きがあります。
そのため、薄毛改善には非常に重要です。
ビタミンB群の中でも、ビタミンB2とビタミンB6が特に育毛効果が高いとされています。
これらには、細胞の新陳代謝を活性化させ、タンパク質の生成を促す働きがあります。
ビタミンB群は水溶性ビタミンですので、調理法には気を付けましょう。
ビタミンB 群が多く含まれる食品は、豚肉、レバー、納豆、卵などです。
○ビタミンE ビタミンEには血管を広げ、血行を促進する働きがあります。
この働きによって頭皮の毛細血管の隅々まで血液を送り、髪に栄養を届けることができるようになります。
また、強い抗酸化作用もあり、細胞の酸化を防ぐ働きもあります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンですので、ビタミンB群とはおすすめの調理法が異なります。
脂溶性ビタミンの調理法は、油炒めがおすすめです。
ビタミンを油に溶かすことで吸収率が高まります。
ビタミンEが多く含まれる食品は、油、ナッツ類、魚介類などです。
育児中のお母さんに、子供を寝かしつけるため、十分な睡眠時間が取れない。
と悩んでいる方はいらっしゃいませんか？実体験ですが、私もそうでした。
ようやく寝たと思っても少し経つと子供が泣いてしまいあやしに行くため、子供が小さい時は特に睡眠が取れないものです。
そこで、私は昼間などで赤ちゃんが寝ている時などを利用し一緒に寝るようにしていました。
さて、そんな育児に付き物の睡眠不足も薄毛の原因になり得ることを知っていますか？髪は日常生活の中で紫外線を受けたり、何気なく頭を掻いたりしているうちにダメージを受けています。
そのダメージを修復するのが睡眠です。
そのため、睡眠を十分にとれてないと髪のダメージは蓄積されてしまいます。
しかし、子育てしていては睡眠時間を十分に確保することは難しいですよね。
そこで、質の良い睡眠、効率の良い睡眠をとることが重要となります。
髪の修復には成長ホルモンが重要とされています。
実は成長ホルモンの分泌量が多い時間帯があります。
それは、22~2時の4時間です。
この時間に睡眠をとることで睡眠の質が向上します。
睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が交互に切り替わっていることを知っていますか？ノンレム睡眠とは、大脳を休ませる深い眠りです。
眠りに入ってすぐに訪れるのがノンレム睡眠です。
特に、寝入りから3時間程したときが最も眠りが深いです。
レム睡眠とは、脳が動いているものの体は休んでいる状態です。
夢を見るのはレム睡眠で、眠りが浅いため目が覚めやすいです。
このノンレム睡眠とレム睡眠の切り替わる周期は90分と言われていますが、人によっては80分や100分の場合もあるため、一概には言えません。
自分の周期を見つけることで睡眠の質を向上させることができるでしょう。
髪の毛を作成する栄養素は頭皮に張り巡らされている毛細血管から運ばれてきます。
そのため産後だけでなく、血行不良の状態が続くと抜け毛の原因となります。
また、産後は骨盤が歪んでしまうため、どうしても血行不良になってしまいがちです。
そこで、日常生活に取り入れることのできる血行促進法をいくつかご紹介します。
頭皮の血行不良を改善するには、全身の血行を促進するだけでなく、頭皮を柔らかくする必要があります。
頭皮マッサージは頭皮が硬い人に特に効果的です。
また、頭皮を柔らかくするだけでなく、毛穴から余分な皮脂を排出することができるため、お風呂で頭皮マッサージを行うとより効果が高まります。
頭皮マッサージを行う上での注意点は、爪を立てるのではなく指の腹を使うこと、頭皮をこするほど力を入れ過ぎないことです。
詳しいやり方は動画をご覧ください。
ストレッチを習慣的に行えていますか？ストレッチは体を柔らかくするだけでなく血行促進効果もあります。
特にお風呂上りは体が温まり、硬くなっている筋肉がほぐれやすい状態ですので、ストレッチを行うには絶好のタイミングです。
また、ストレッチはすき間時間にできるため、日常生活に取り入れやすいのではないでしょうか。
いくつかおすすめのストレッチをご紹介するので、是非参考にしてください。
○お風呂上りに腰、背中を柔軟にするストレッチ体操 1. 膝を曲げ、指先を上に向けた状態で体を前に倒します。
※膝を曲げることで腰と背中を伸ばすことができます。
2. 20秒倒した状態をキープします。
3. 足をさらに少し開いて20秒倒した状態をキープします。
この際、ゆっくり呼吸をしてください。
○お風呂上りに太ももウラ、腰を柔軟にするストレッチ体操 1. 片足を曲げ、伸ばしている足の太ももに足裏をつけます。
2. 伸ばしたほうの足先は上に向けます。
3. できる方は足裏を持ちます。
できない方は、ふくらはぎの外側を持つのでも大丈夫です。
4. 少しずつ体を倒します。
この際、ゆっくり呼吸を行います。
5. 同じ方法で逆足も伸ばします。
○お風呂上りに背中の張りをほぐすストレッチ体操 1. 四つん這いになる。
2. 片方の手を少し内側に向けて伸ばす。
3. おしりを後方へ伸ばす。
4. この状態で呼吸をしながら30秒キープ。
5. 逆の手も同じように行う。
薄毛と聞くと、育毛剤がすぐに思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
最近では女性用の育毛剤も充実しています。
しかし、女性用育毛剤と言っても商品によって成分は異なります。
値段や知名度だけで選ぶと失敗してしまうことがあります。
そこで、頭皮への負担が少ないもの、有効成分が配合されているもの、継続して利用できる値段のものの3点に注目しておすすめの女性用育毛剤をご紹介します。
○マイナチュレ 女性用育毛剤をお探しの方ならマイナチュレを見たことがあるのではないでしょうか。
マイナチュレは無添加なため、敏感肌の方でも安心して使うことができます。
また、べたつくこともなく、無香料なので使い心地も非常に良いです。
気になる効果ですが、モニター参加者の8割以上が満足しているという結果もあります。
それだけでなく、2014年から3年連続でモンドセレクション金賞を受賞しており、まさに名実ともに認められた女性用育毛剤と言えます。
○長春毛精(ちょうしゅんもうせい) 長春毛精はバイオテックという発毛・育毛サロンが開発した商品です。
30年間で10万人の薄毛と向き合い、全国57店舗を展開しています。
また、お客様満足度は97.2%と非常に高い数値を誇っています。
長春毛精には和漢12種類の生薬が配合されています。
また、独自製法で頭皮への浸透力が高いのも特徴です。
内容量も多く、継続して使いやすい商品です。
○花蘭咲(からんさ) 花蘭咲の一番の特徴は、エビネ蘭から抽出されたエビネエキスをはじめ、10種類もの天然植物エキスが高配合されていることです。
エビネエキスには高い血流促進作用があります。
エビネエキスと他種エキスの発毛効果を比較すると、1ヶ月で発毛面積が約7倍にもなったとのデータもあります。
また、血流促進によって薄毛改善の効果があるとされているミノキシジルと違って花蘭咲には副作用がないので安心です。
さらに、香料や合成界面活性剤などを使用していないため誰でも安心して使用できる商品です。
女性にとって命とも言える髪の毛。
抜け毛になってしまうと、外に出るのも憂鬱になってしまいます。
産後の抜け毛は一時的なものですが、治り始めるのに約2～3ヶ月、遅くて1年掛かってしまう為、その期間内はどうしたら良いのでしょうか？
そこでおすすめするのがヘアスタイルの見直しです。
ヘアスタイルを変えることで、部分的な抜け毛が目立たなくなり、気分転換からストレス解消にもつながります。
<<女性の薄毛の方にお勧めのヘアスタイルは？>> <<男性の薄毛の方にお勧めのヘアスタイルは？>>
産後の抜け毛は人にもよりますが、1年程で治るケースが多いです。
人にもよるというのは、ヘアサイクルには個人差があるためです。
1年経っても改善していない方は、産後の女性ホルモン以外の影響で抜け毛が発生しているかもしれません。
ストレス、生活習慣、遺伝など様々な原因が絡み合って抜け毛が発生します。
そのため、何かひとつの対策をしたからといって抜け毛が改善されるということはあまりありません。
しかし、そんな方のために無料カウンセリングを行っている病院があります。
無料カウンセリングでは問診、相談などができるので、気になる治療期間や治療費など、不安材料は全て聞いておきましょう。
いかがでしたか？ 女性にとってとても大事な髪の毛。
産後でも抜け毛は正直、嫌ですよね。
そんな方は是非抜け毛の対策を行ってみて出来るだけ改善できるように日々心掛けましょう。
とは言え、育児と家事を両立しなくてはいけない為、過度に気にする事はお勧めできませんが気分転換も含めて一度日常生活に取り入れてみることをお勧めします。
どうしても自分では薄毛の対策がわからない、自分に合った治療を受けたい、という方は、本サイトの病院検索からAGA治療のプロを探すことをおススメします。
間違った方法で対処してしまうと、悪化する可能性があるため、まずは、病院を探すところから始めましょう。
