年齢と共に薄くなっていく髪の毛。
男女を問わず、髪の毛の減少はただ単に「髪の毛が減る」という事実だけではなく、精神的にも大きな影響があるのではないでしょうか。
薄毛になったことで、営業成績が落ちた……人と会うのが嫌になった……あまり外に出たくなくなった……などなどそれまでの日常さえ変えてしまう可能性もあるのです。
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自分自身の内面まで変えてしまうのが薄毛の怖い所なのですが、薄毛解消はAGA治療など、どうしても時間がかかるのも事実。
すぐにでも薄毛治療を…と思った時、AGA治療では遅いのです。
そこで、すぐに自分自身が変われる『エクステ』を試してみてはいかがでしょう?
薄毛には様々な原因があるかと思いますが、対策としてエクステを頼るのも一つの方法です。
エクステとは美容のためのアイテムだと思っている方も多いですが、近年では薄毛対策のためのエクステも登場しています。
薄毛を何とかしたいと思った時、おそらく多くの方がAGA治療を連想するのではないでしょうか。
AGA治療は医学的見地に基づいた治療法です。
継続することで徐々に効果が現れますが、治療に時間がかかるのも事実です。
例えばAGA治療ではプロペシアの摂取が基本ですが、プロペシアは推奨摂取期間が半年です。
つまり、半年間続けてこそ、成果が見えるようになることを意味しています。
すぐにでも薄毛を何とかしたいと思っている人にとっては半年の治療期間は長く感じるものです。
また、すべての薄毛の原因がAGAなのではありません。
AGA治療は医学的見地に基づいたものであることは事実ですが、あくまでも「薄毛の原因がAGAであれば」効果が出るものです。
AGAではないけど薄毛で悩んでいる患者にとって、AGA治療は残念ながら適したものではないのです。
その点エクステであれば薄毛の原因は問われません。
更には近年、エクステの技術も高まってきていますので、AGA治療よりも断然手軽に行えるようになりました。
参考:毛根から抜け毛の原因を分析!今すぐできる抜け毛・薄毛診断
薄毛をエクステで対処する場合、どのようなメリットが隠されているのかを挙げてみるとしましょう。
一番のメリットは即効性です。
エクステを付けてもらえればその瞬間、薄毛の自分から脱却出来るのです。
AGA治療だけではなく、育毛剤などを用いて自分の毛を育てようと思った時、どうしても時間がかかります。
どのような方法であれ自分の髪の毛を育てようと思ったら一朝一夕にはいかないものです。
AGA治療とて時間をかけて徐々に…というものですが、エクステを活用すればすぐにでも自分の見た目を変えられるのです。
また、一気に増やすと周囲からバレてしまうので、周囲から気付かれないよう、徐々にエクステを増やしていくなど、サービス提供者側もいろいろと工夫をしてくれています。
育毛の場合、時間がかかるのはもちろんですが、本当に育つのかという保証はありません。
AGA治療は高い改善率を誇っていますが、AGA患者ではない場合、育毛は少々ハードルの高いものになってしまうのです。
その点エクステであれば付けてもらって終わりです。
時間をかける必要はありません。
すぐにでもふさふさな自分に生まれ変われます。
この即効性が育毛では味わうことが出来ない、エクステのメリットなのです。
自分の毛であろうが誰の毛であろうが、とにかく外見を何とかしたいと思っている人にとって、すぐにでも外見を変えられるエクステはとても有意義なものです。
エクステは応用が可能です。
例えばM字部分だけ薄いのであればその近辺にエクステを付ければ良いでしょう。
薄いなと思っている部分にだけエクステを付けて自然な形にすることが出来ます。
これもまた、育毛では少々難しいことです。
育毛の場合、育毛剤を使ったり薬を摂取して毛を育てるのですが、時間がかかるとともに、「どこにどのように生えるのか分からない」という点も挙げられます。
例えばですが、ミノキシジルタブレットの場合、全身が毛深くなる多毛症も確認されています。
生えなくても良い部分に生える。
でも生えてもらいたい部分にはなかなか生えない…。
そのようなジレンマを抱えることもありますが、エクステであれば気になる部分にエクステを付けますので、育毛剤のようにどのように効果が出るのか。
実際に使用してみないと分からないようなものではないのです。
更には周囲の髪の毛に合わせたエクステを付ければ良いので、長髪であっても短髪であっても特に問題ありません。
つまりは男女を問わずに活用出来るのです。
育毛剤の場合、生えてくる部分を「指定」するのが難しいだけに、このようなエクステの特徴もまた、大きなメリットと言っても良いのではないでしょうか。
塗るタイプの育毛剤であれば生えてもらいたい部分に塗ることで生えやすくなるんじゃないかと思うかもしれませんが、ホルモンの影響もありますので、生えやすい部分もあれば、M字部分のように生えにくい部分もあります。
エクステはバレにくい点もメリットです。
こちらはかつらと比べた時のメリットになります。
かつらの場合、どうしても「被る」という形式になりますので、自分自身から見えない部分はかつらだとバレやすいのです。
後頭部、襟足など。
かつらだとバレる人は大抵ここでバレてしまうのです。
また、かつらの場合、かつらそのものは毎日同じものです。
そのため、寝癖も付かなければ常に分け目も一緒。
これでは周囲から次第に「いつも同じ」印象を持たれてしまい、かつらであることが露呈してしまうこともあるのです。
その点エクステの場合、被るものではなく、髪の毛に取り付けるものです。
寝癖も付きますし、セットそのものはまるで自分の髪の毛のように行えますので、周囲からかつらの時に抱かれる「いつも同じ」という印象を与えません。
毎日違う髪型にすることも出来ますので、エクステはかつらと比べると断然バレにくいのです。
いくら手軽に薄毛を隠せるとはいえ、バレてしまっては隠している意味がありません。
むしろかつらを付けているとバレた方が恥ずかしいのではないでしょうか。
また、エクステであればかつらのように自分の予期せぬ形でかつらが外れてひんしゅくを買うようなこともありませんので、日常生活に於ける安心感が違います。
この点もまた、メリットでしょう。
エクステは手軽に行えます。
「手軽」というのは、例えば植毛治療手術のように大がかりなものではありません。
エクステそのものは一般の美容院でも行われているものです。
つまり、そこまで高度な施術ではありませんし、決して「然るべき場所でなければ受けられないサービス」でもないのです。
仮にですが、いくらメリットがるとはいえ、限られた場所だけでしか受けられないサービスであったり、あるいは高額な費用がかかるものであれば話は別でしょう。
ですが今やエクステそのものは美容院でさえ手軽に行える時代です。
もちろん美容のためのエクステとは微妙に異なるとはいえ、エクステそのものはそう敷居の高いものではありません。
一つの選択肢として受けられますので、その点もメリットでしょう。
薄毛治療としての医療用エクステと美容のエクステの違いはエクステの装着方法にあります。
美容の場合も医療用の場合も髪の毛に装着するのは同じなのですが、美容のエクステは少々強引に装着します。
医療用は美容用エクステよりも高い技術が駆使されていますので、髪の毛への負担が美容のエクステほどではありません。
美容のエクステをご存知の人にとっては「エクステ?かえって髪が痛むんじゃ?」と思うかもしれませんが、言葉は同じでも自毛への装着方法は微妙に異なるものです。
エクステの場合、文字通り装着するだけですので、自分自身の負担はありません。
例えばAGA治療であれば毎日必ず薬を飲まなければなりません。
飲み忘れればその分効き目が弱くなりますし、薬によっては副作用もあります。
育毛剤の使用も同様です。
毎日自分の意思で継続しなければなりません。
かつらであれば自分で着脱しなければなりません。
その際、いつも微妙に角度を変えてバレないように工夫したり…という人もいるかもしれませんね。
しかし、エクステであれば自分自身であれこれ工夫する必要もありませんし、毎日のように何かを継続しなければならないこともありません。
施術そのものは自分では出来ませんが、施術さえしてもらえば後は自分自身が行うようなことはありませんので、継続・努力。
これらが不要になる点は育毛剤やAGA治療、かつらにはない、エクステならではなメリットです。
AGA治療や育毛剤の場合、飲み忘れ・使い忘れはどうしても起きるものです。
例えば旅行です。
家に居る時はしっかりとこなせるものの、外出するとなると薬を忘れてしまって…という人も多いようですが、エクステであれば旅行の最中であっても何も気を使う必要がありません。
そのため、どのようなシチュエーションでも問題ないのです。
日常生活に支障をきたすことがないのもエクステのメリットでしょう。
例えばAGA治療の場合、薬を摂取しますので副作用も懸念されますし、かつらであれば状況によっては使用出来ないこともあると思います。
友人や恋人と海やプールなど水辺にと思った時、かつらではさすがに抵抗があるのではないでしょうか。
また、AGA治療を行っている場合、他の薬と一緒に飲んでも良いものなのか迷う人もいるでしょう。
この点もエクステであれば問題ありません。
そもそも薬を摂取するものではないので飲み合わせの心配は皆無です。
また、水に濡れても良いエクステも多数登場していますので、海やプール、温泉など水辺での遊びであっても問題ないのです。
かつらではどうしても自分自身にブレーキをかけなければならないシチュエーションもありますが、エクステであれば問題なく楽しめるのです。
つまり、何かを楽しもうと思った時「これは出来る」「あれは無理」といったように、わざわざ考える必要がありません。
エクステであればどのような事も楽しめますので、日常生活の中で「エクステだから辞めよう」と思わされることがないのです。
アクティブな人にとっては大きなメリットでしょう。
AGA治療にせよ育毛剤を使用するにせよ、自分自身の体質の問題を考えなければなりません。
例えばAGA治療の場合、繰り返しになりますがそもそも自分自身がAGAでなければ意味がありません。
近年、AGAという言葉の知名度が高まっていますので、薄毛や抜け毛で悩まされるとすぐにAGAなのではないかと思う人も増えているようですが、抜け毛・薄毛=AGAではありません。
AGAは身体的な特徴からもある程度は判断出来るのですが、AGAなのかを確認するためには検査が必要です。
また、育毛剤の場合、育毛剤と頭皮が合っているのかの問題も考慮しなければなりません。
育毛剤の成分そのものがどれだけ素晴らしいものであったとしても、頭皮がアレルギー反応を起こしてしまうようでは使用は控えた方が良いでしょう。
育毛剤は実際に利用してみなければ自分の肌に合うのかどうか分かりません。
ですがエクステの場合、体質は一切関係ありません。
敏感肌でも乾燥肌でも、アレルギー体質であっても問題ありません。
髪の毛に付ける。
ただこれだけですので、体質の問題は問われません。
つまりは誰でも利用出来るのです。
つまり、エクステを利用する際「自分に合うのか」という点は一切考慮する必要がありません。
エクステはあくまでも表面処理です。
自分の髪の毛に髪の毛の代用品を巻く。
それによってボリュームアップをもたらすものですが、エクステを装着しつつ、AGA治療なり育毛剤を使用することも可能です。
エクステを装着したら他の育毛方法を諦めなければならないものではありません。
つまり、AGA治療や育毛剤で髪の毛が生えてくるまではエクステを使用し、髪の毛が生えてきたらエクステを外す。
それもまた、可能なのです。
薄毛治療との併用は可能なエクステですが、かつらとの併用だけは難しいでしょう。
双方を同時に行おうと考える人は少数派かとは思いますが、エクステを装着すればかつらを装着した際、どうしても周囲からおかしな視線を向けられてしまいますし、何より物理的にも難しいでしょう。
薄毛をエクステでカバーするメリットは多数あるのですが、一方ではどうしてもデメリットもあります。
エクステのデメリットもまた、確認しておきましょう。
デメリットと感じるかどうかは人それぞれではありますが、エクステはどれだけ装着していても自分の髪の毛にはなりません。
あくまでも自分の毛ではない、「髪の毛の代用品」になります。
だからこそのメリットもあれば、やはり「出来れば自分の髪の毛が欲しい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
AGA治療が大きな注目を集めているのは医学的見地から「自分の毛」の発育を促進させるからこそです。
育毛剤も然りです。
やはり出来れば「自分の毛」でありたいとは思うでしょう。
そのように考えている人にとっては、エクステは手軽ではありますが自分の毛ではありませんし、どれだけ長くエクステを付けていたとしても自分の毛になってくれることはありませんのでデメリットだと感じている人もいるのではないでしょうか。
割り切って利用している人が多いとはいえ、薄毛に悩んでいる際、様々な選択肢があっても「出来れば自分の髪の毛を」と考える人も多いはず。
そのような人にとっては、残念ながらエクステはそこまで魅力的な薄毛のカバーには見えないでしょう。
エクステはいわば表面処理。
だからこそ簡単に行えるのですが、体質を改善して自分の毛を生やしてくれるものではありません。
エクステは自分の髪の毛に毛の代用品を巻き付けるなどしてボリュームを出す手法です。
かつらよりもより自然な雰囲気を演出出来るのですが、エクステの手法によっては自分の毛を痛めてしまうこともあります。
それもそのはず、自分の髪の毛に重りを巻くようなものです。
決して重い物ではありませんが、それはあくまでも「体感」であって元々が決して重くはない髪の毛にとっては、何かが巻き付けられるのは負担に感じるでしょう。
また、エクステをつけている部分は髪の毛の代用品が編み込まれているのです。
細かい部分までは上手く洗えないので髪の毛が不衛生になってしまったり負担をかけてしまうケースもあります。
エクステを提供する業者側としても髪の毛に負担のかからない方法を模索していますが、「既存の髪の毛に巻く」という手法である以上、「まったく影響が出ない」とは言い切れません。
特に薄毛で悩んでいる場合、その薄くなった髪の毛に巻き付けなければならないシチュエーションもあるだけに、尚更抵抗感がある人もいるかもしれません。
髪の毛を痛めてしまう可能性はゼロではありませんが、髪の毛の質に関しては関係ありません。
くせ毛でも直毛でもエクステを装着出来ますので、その点は心配無用です。
ある意味で最大のデメリットがこちらです。
これまで薄毛をエクステで上手くカバーするというテーマでエクステに関して様々な説明をしてきました。
そこで「髪の毛に髪の毛の代用品を巻く」ことがエクステだと何度もお話してきたのですが、言い換えれば、髪の毛がなければ残念ながら巻く髪の毛がないのでエクステそのものが出来ません。
多少の薄毛程度であればなんとかなるでしょう。
ですがツルツルだったり、部分的にツルツル。
この場合、エクステを巻き付ける髪がないのでどうすることも出来ないのです。
頭頂部だけちょっと薄くなってきたという人や、少々後退してきたので前髪のラインを少し前身させたいといった人にとってはエクステは有意義な治療ですが、残念ながらエクステは髪が残っていることが大前提になりますので、髪がない場合、エクステは出来ません。
髪が無い場合、かつらという手法か、あるいは育毛しかありません。
選択肢に入らないので迷うことはありませんが、エクステに興味はある人にとっては過酷な現実でしょう。
また、ツルツルとまではいかなくとも髪の毛が短くて細い場合も同様です。
あくまでも「巻き付けられる髪」があってこそ出来る治療になります。
エクステは一度装着して終わりではありません。
そこまで頻繁にではありませんが、ある程度メンテナンスも必要になります。
具体的に言うと、どうしても緩んできてしまうので再調整したり、あるいは周囲の髪の毛が伸びてくるとエクステの部分だけ伸びていませんのでかえって違和感を与えてしまうことになります。
そこまで頻繁にメンテナンスを行わなければならないものではないのでデメリットというほどではないという人もいれば、やはり面倒だという人もいるでしょう。
さすがに髪の毛のようには見えますが、髪の毛そのものではありません。
勝手に伸びることはありませんし、あくまでも他の髪に付与している状態なので、緩んで来たりずれたり。
そのような時にはメンテナンスが必要になります。
メンテナンスを行う際、基本的にはエクステを付けてもらった場所になります。
住まいが変わっていなければ問題ありませんが、転勤等で引越した場合、メンテナンスの場所まで通えなくなるとメンテナンスのために遠方まで出向くか、あるいは一度解いてエクステを付け直すか。
全国展開しているようなサービスであれば良いのですが、場合によっては場所もまた、デメリットになってしまうでしょう。
特に「当社オリジナル」と謳っているようなエクステの場合、他ではメンテナンス出来ないので、特に転勤の多い人は注意が必要です。
エクステはかつらと比べれば日常生活の中でそこまで気にしてしまうようなシチュエーションはないのですが、それでも状況次第ではどうしても気にせざるを得ないシチュエーションが出てくるかもしれません。
仕事でヘルメットを被らなければならない時や、予期せぬ形で汗をかいた時など、いつ「もしかしたら」がやってくるのか分からないだけに、エクステであることを気にしてしまうシチュエーションも出てくるかもしれません。
それらは「絶対にない」とは言い切れないものです。
エクステはかつらとは異なり、安易に外れるものではありませんし、装着感もほとんどありません。
日常生活の中で自分自身「エクステを付けている」と実感するようなシチュエーションなどそうそうないのですが、何が起きるか分かりません。
例えば飲み会で盛り上がった際、SNSにアップロードする写真を撮影しようと思ったらエクステ部分の毛だけあまり反射していないので違和感を与えてしまったり…など、どうしても「全く意識しない」とは言い切れません。
これらはいわばライフスタイル次第です。
普段あまり珍しいことをしない人と、常日頃から好奇心旺盛で自分自身でも予期していないことを多々行うような人とでは「想定外」が降りかかる可能性はまったく変わってくるでしょう。
エクステはいわば「ピンポイント」に活用するものであって、広範囲にとなるとあまり得意ではありません。
薄毛になってしまった部分を多少盛る。
この程度であれば問題ないのですが、広範囲エクステをとなるとどうしても費用も高額になってしまいます。
また、現実的に広範囲にエクステをしたいと思っているということは、薄毛が広範囲に及んでいますので、エクステだけでカバー出来ないケースも考えられるでしょう。
薄毛の状況はまさに人それぞれ。
そのため「薄毛で悩んでいる人すべてに可能な治療」とは言い難いのも事実です。
例えばAGA治療や育毛剤を利用する治療であれば、頭皮への反応はあるにせよ、髪の毛の状況は関係ありません。
それこそツルツルであっても治療は可能です。
エクステの場合、先にもお伝えしたようにツルツルでは出来ないとして、残存している頭髪次第では向いていないと言わざるを得ないケースもあります。
ピンポイント的に行うのであれば好ましいのですが、頭皮全体をとなると残っている髪の毛次第では思った程の効果を得られないケースもあるのです。
適用出来る条件の人にとっては良いのですが、エクステが向いていない頭髪の人もいる点は、「誰もが行える」という点からするとAGA治療や育毛剤と比べてデメリットと言わざるを得ない部分でしょう。
エクステはまだまだ行える場所が少ないです。
美容院のエクステとは少々異なります。
美容院でのエクステであれば文字通りどこででも行えるでしょう。
ですが薄毛のためのエクステとなるとまだまだ「どこででも受けられる」とは言い難いのです。
そのため、場所によってはなかなか受けられる施設が少ないので、選択肢に入らないケースも出てくるのです。
AGA治療の場合、近年は治療を行えるクリニックが増えています。
専門的な治療を行えるクリニックもありますし、一般的な内科や皮膚科でもプロペシアの処方だけは行っている所まであるのです。
「どこででも治療出来る」というには少々大げさではありますが、比較的身近な治療となっている一方で、薄毛をエクステで…と思った時、ではどこで受けられるのかという問題に直面させられるのです。
どこででも受けられるようなものであれば良いのですが、実際にはそうではないだけに、本当は興味があるけど自分の環境では近くで行っている所がないので受けられないと嘆いている人もいるのではないでしょうか。
薄毛をエクステで治療する手法は今後どのように広まっていくのかはまだまだ未知数です。
特にAGA治療が盛り上がっているだけに、やはり「まずはAGA治療を」と思う人も多いのではないでしょうか。
知名度が高まり利用者が増えればエクステを行える施設も増加し、どこででも治療を受けられる身近なものになっていく可能性もありますが、将来的にはまだまだ未知数です。
エクステのメリットとデメリットを踏まえた上で、エクステを行ってみたいと思った時、では実際どのような場所でエクステを行えるのかも興味深いのではないでしょうか。
そこで、薄毛治療のためのエクステを受けられるサービスをいくつか挙げてみるとしましょう。
知名度の高いアデランスのピンポイントシリーズ。
こちらは増毛のサービスになりますが、こちらはエクステ的な技術のものもあります。
また、ピンポイントと銘打たれたこれらのシリーズはどれか一つだけしか使えないものではなく、兼用が可能ですし、シャンプーやドライヤー、さらには育毛剤の使用も問題ありません。
こちらは自分の髪に人工や天然の毛を結んでボリュームアップします。
仕上がりがナチュラルな点が特徴で、増毛の本数や部位を自由に選ぶことが出来ます。
こちらもエクステと言えるでしょう。
特殊なマイクロチップに決着した人工の髪の毛の束を白髪の束に結びつけます。
仮にですが、白髪が伸びてきてもチップをそのまま引き下げることが出来るのでメンテナンスが楽な点が特徴です。
人工の髪の毛を結着したライン状の素材を地肌に沿って結び付けます。
髪の毛に結び付けるわけではないのでエクステとは少々アプローチの方法が異なりますが、増毛方法の新しい技術です。
人工の髪の毛を結び付けたネットで一気にボリュームアップします。
こちらは広範囲に使えますので、かつらは嫌だけど、でも広範囲の薄毛をなんとかしたいと思っている人にぴったりのサービスです。
「新感覚エクステ」と銘打たれた手法で、ヘアサロンで働くプロが編み出した手法です。
自分の髪の毛に特殊形状記憶の人工の毛を巻きます。
それにより、ボリュームアップが可能です。
プラスヘアーはただのエクステではなく、カラーバリエーションがありますので、自分に合った髪の毛を選べます。
また、オリジナルカラーの選択も可能なので、薄毛のボリュームアップだけではなく「お洒落さ」を考えている人に良いでしょう。
こちらも基本的にはエクステと同じ原理です。
自毛に人工的な毛を装着することになります。
これにより、薄毛のボリュームアップをと考えた手法です。
やはりこちらもメンテナンスも必要になります。
一ヵ月でおよそ10%、自然脱毛等の影響もあるので生じるため、メンテナンスが必要になります。
エクステでは不安。
かといってAGA治療では時間がかかる。
すぐにでも成果を出したいけど…いろいろな葛藤を抱えている人にとっては植毛治療もまた一つの選択肢と挙げられます。
近年は植毛治療の技術も高まってきていますので、かつてと比べてリスクも減っていますし、安心感も高まっています。
植毛治療のメリットをいくつか挙げてみましょう。
これに尽きるでしょう。
植毛治療は自分の毛です。
後頭部など、比較的毛が残っている部分の頭皮を移植することになるのですが、毛ではなく、皮膚の移植と考えると分かりやすいでしょう。
そのため、移植された毛は成長します。
エクステの場合すぐに変身出来ますが自分自身の毛ではありません。
更にAGA治療のように半年も地道にコツコツと…も不要です。
すぐに変身できる。
そして毛が成長する。
「自分の毛が欲しい。
でもコツコツは面倒」という人にとって理想を叶えたサービスと言っても過言ではありません。
自分の毛なのでエクステやかつらのように外れるものではありません。
伸びてくれば床屋や美容院に足を運んで切ってもらうことだって出来ます。
まさに普通の生活が待っています。
植毛治療の技術もまた、とても高まっています。
植毛治療に対してマイナス、あるいはネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
何かあるのではないか…そのようなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、そのような植毛治療のイメージはもはや過去の物です。
近年の植毛治療は高い技術を持ち、例えば後頭部も傷を出来るだけ目立たなくさせるような工夫がなされているなど、植毛治療もまた、進化しているのです。
植毛治療の症例も豊富なので、決して不安を感じるようなものではなくなっているのです。
メリットもあればデメリットもあるものです。
植毛治療のデメリットを見てみましょう
植毛はいわば「皮膚移植」になります。
髪の毛のある部分を皮膚をない部分に移す。
そのため、どうしても傷が残ってしまいます。
近年の植毛技術の進化により、目立たない物も登場しているのですが、それでも「無傷」とは言い切れません。
基本的には後頭部から移植する形になりますので、そこまで目立つものではありません。
ですが、やはり「傷がつくのか…」と思ってしまう人もいるでしょう。
なるべく頭皮には傷を付けたくないと思っている人にとってはこちらはデメリットでしょうね。
植毛の定着率は95%と言われています。
数字の上では定着する可能性の方が断然高いのですが、頭皮環境次第では定着率は低くなってしまいます。
「絶対に」「確実に」という言葉は使えませんし、もしかしたらその5%になってしまう可能性だってあるでしょう。
更には定着率に関しては治療前にどれだけ医師とインフォームドコンセントを行ったとしても起きる人には起きてしまうものです。
一時的に脱毛が増える現象です。
なぜ起きてしまうのかはまだまだよく分かっていない部分も多いのですが、ヘアサイクルが急に乱れることによって抜け毛が増えるのではないかと囁かれています。
こちらは全員に起きる症状ではないのですが、起きる人もいます。
時間の経過とともに頭皮に馴染み、脱毛も落ち着いてくるのですが、髪を増やしたいからこそ植毛を行っているのに髪が減っていく。
デメリットだと感じるのも不思議ではありません。
やはりこちらもデメリットと言わざるを得ないでしょう。
それなりに技術を用いる施術になりますので、安くはありません。
手法によってもまた、微妙に価格は異なりますが、植毛規模によっては100万円を越えるようなものもあります。
AGA治療であれば月々10,000円でもお釣りがくることを考えると、やはり「安い」とは言えないでしょう。
もちろん価格分の価値はありますが、急にその額を支払えと言われても抵抗感がある人の方が多いのではないでしょうか。
参考:M字はげ植毛の効果と費用はどれくらい?対策方法と各費用について解説
薄毛の悩みをエクステで解消する。
手法そのものは決して悪くはありませんが、実際に利用するのであればどのような特徴があるのかは最低限把握しておかなければならないのは言うまでもありません。
どのような治療もメリット・デメリットがあります。
薄毛で悩んでいる人もそれぞれ自分自身の価値観や理想も持っているはずです。
理想を叶えてくれるサービスなのかをよく吟味した上で、エクステを含めていろいろと考えてみると良いでしょう。
極論ですが、自分の毛を生やしたいと思っている人にとってはエクステは理想を叶えてくれるものではありませんが、手法を問わず、とにかく周囲からの視線を何とかしたい、あるいは自分自身薄毛のことを日常生活のあまり考えたくないと思っているのであればエクステは即時性も高く、理想を叶えてくれるサービスと言っても良いでしょう。
safd