筋肉だけじゃない??AGAのためのプロテイン
AGAプロテインとは、予防医学で有名なアンファーが開発した、いま話題の「AGAメンズプロテイン」のことです。元来、筋肉を効果的に増やすために、多くの雄々しい男性から愛されてきたプロテイン。そのプロテインでAGAまで改善できるとは!なんと夢のような商品なのでしょうか。
もともとプロテインを愛用しているムキムキマッチョ系AGAも、どこか憧れつつも筋肉とは無縁の生活をなんとなく送ってきてしまった文系硬派系AGAも、ぜひとも効果を知りたい。お近づきになりたい。イイコトあるなら、試してみたい。そんな気にさせる商品ですね。
今までなかった、「AGAにプロテイン」という、新しいベクトルからの挑戦状。いったいぜんたい、本当に効くのか、根拠はあるのか、費用対効果はどうなのか。たくさんの疑問にお答えし、AGAとプロテインの関係をマルハダカにしてしまいたいと思います。
■まとめ
AGAで悩んでいる大多数の男性は、次のような悩みを抱えています。
「いろんなものを試しているけれど、AGAが良くなっている気がしない」
「AGAが気になるし、正しい食生活を送りたいけれど、付き合いを考えると難しい」
「AGAとかいうけど、髪に良い栄養ってそもそもなんなのかわからない」
そんな、AGA難民ともいえる男性陣の期待にこたえる商品、それがAGAプロテインです。AGAをはじめとする薄毛治療専門の医療機関と共同で開発したプロテインなので、医師の知識と経験がたっぷり詰まっています。また、予防医学で長年、頭髪の研究を重ねてきたアンファーの膨大なデータで裏付けされたプロテインでもあります。
なんだか逆に疑ってみたくなるほど心強すぎるAGAプロテインですが、いったい中身はどうなっているのでしょう。
発売元のアンファーによりますと、AGAプロテインには次の3つの効果が期待できます。
- 髪の毛を強くする効果
- 体を引き締めてくれる効果
- 男性活力を高める効果
それぞれの効果にもっともふさわしい原料が配合されています。これは、一種類ずつのサプリメントを飲むよりも、ずっと効率的ですね。とはいえ、本当にその成分はAGAに効くのでしょうか。そのことについては、のちのち検証していきたいと思います。
AGAとは、Androgenetic Alopeciaのことで、略してエージーエーと呼ばれます。一語目の「アンドロジェネティック」は、聞きなれない言葉ですが、語源は、「アンドロゲン」という言葉です。
アンドロゲンとは男性ホルモンのことで、良く知られるテストステロンなども、この中に含まれます。アンドロゲンには、筋肉や骨を発達させて男らしい身体を作ったりする作用があります。また、性格面にも、いわゆる「男らしい性格」になるように働きかける作用があるといわれています。
AGAの最後のAは、アロペシアのA。アロペシアとは、脱毛症という意味です。AGAの、日本語の正式名称は「男性型脱毛症」といいます。つまり、アンドロゲン(男性ホルモン)が関係する、男性特有の髪が抜けたり細くなったりする病気、といえます。
AGAは最近、テレビCMや電車の広告、タクシー車内のパンフレットまで、いろいろなところで目につくようになってきています。なぜ急に宣伝されるようになってきたのでしょうか?AGAはもともと、サザエさんの波平さんの時代から、ずっと男性を悩ませる病気の一つでした。古くは、卵の薄皮を貼ってみたり、きな粉ドリンクを飲んでみたり、さまざまな民間療法も盛んに行われてきました。
最近になり、急に「AGAの相談はお医者さんへ!」と言い始めたのは、AGAの原因や治療に関する研究がさまざまな分野で進み始めたからです。今までは、「なんとなく効くようだ」「原理はわからないが、効かないはずがない」など、根拠のあいまいな製品がひたすら溢れている状態でした。AGAの治療法を求める人たちは、迷子のようにその中で漂うばかり。
「効いているのかいないのか・・・」
「あの芸能人に効いたのならオレにも!」
AGAに悩む男性陣の、気持ちのひずみに付け入るインチキ商法まがいのこともたくさん行われてきました。
AGAを巡るそんな状態に一定の歯止めをかけようと、どの成分が効くのか、どの成分はそれほどでもないのか、そういう研究結果が、日本皮膚化学会や毛髪科学研究会など、公的な医学組織から発表されてきています。そんな結果を受けて開発された、根拠の確かな製品が出始めてきたのは、AGAに悩む男性陣にとっては、非常に喜ばしいことです。
けれど、世の中には依然、信用できるものから、高額な割に信頼性に欠けるものまで、良悪入り混じって商品があふれています。正式な研究結果が出てきたからには、AGAの治療は今までのように「高いしなんとなく効きそうだから、試してみよう」では、大いなる時間と金の無駄になる可能性があるのです。
数ある薬、発毛剤、プロテイン、どれをえらぶのか、これからはますます、「選ぶ側の知恵」が試される時代になっているのです。
AGAの治療を試みる前に、まずは、本当にAGAなのか、を知る必要があります。AGAでないなら、AGAの治療をしても仕方がありません。
「やたらと髪が抜けてきたから、AGAだと思っていた。」「昔から髪が薄いから、AGAだと思った。」と、なんとなくの感覚では、せっかくAGAに正しく効く治療を選んでも、無駄になってしまいます。
髪の毛は、ある程度の周期で生えて、抜けて、また生えて、という周期を繰り返しています。その周期のことを「毛周期」といいます。
本来、日本人の髪の毛は、1cm四方に150~200本程度生えています。一見、すごい量のようですが、日本人は西洋人に比べて、髪の毛の濃度が元来薄いらしいです。土台からまずハンデを負っているとは、悔しいことです。(毛髪学会HP)
本来、人間の髪の毛は2~7年かけて成長します。この間を「成長期」といい、髪の毛は少しずつ伸び続けます。髪の毛は「毛包」というところから生えており、この毛包が「毛幹」という、髪の毛の根元の、成長に関わる部分を作り出します。
毛包と毛幹はコツコツと何年もかけて髪の毛を成長させた後、髪の毛の機関部となる毛幹が休み始めます。だいたい3週間かけて活動が止まってきて、その後3か月は毛包も毛幹も全く活動しなくなる「休止期」といわれる期間になります。この休止期に、毛幹ごと髪が抜けるわけです。ブラッシングや、寝ているときの枕との摩擦など、少しの刺激でも、この時期にはすぐ抜けてしまいます。
そしてこの休止期が終わると、「そろそろ働くか」と、毛包が新しい毛幹を作り始め、新しい髪の毛が徐々に生えてくるのです。AGAと関係のない人は、この正常なサイクルを、それぞれの毛包が順序良く繰り返すことにより、常に頭が髪の毛にまんべんなくおおわれた状態をキープすることができるのです。
AGAでは、このサイクルの中で「成長期」が短くなることにより、「髪の毛が長くならない」もしくは「髪の毛が細い」という症状が出てきます。そして何より残念なことにAGAでは、通常なら3か月程度で終わるはずの「休止期」から、出てこない毛包が多くなってきてしまうのです。ニートです。ニート毛包が増えてしまうのです。
「休止期」から出てこない毛包が、頭に散在しているのであれば、周りには通常の毛周期で健気に働き続ける毛包が多くいるので、ニート毛包は目立ちません。けれど、「隣のニートなら、オレもニートでいいや。」そんな集団の心理が働くかのように、AGAでは、休止期から出てこない毛包は、頭頂部や前額部に集中して増えていきます。
結果としてAGAでは、この休止期から出てこない毛包が増えてくることによって、頭を全体的に見たときに、「前額部の髪の毛が後退している」「頭頂部の髪の毛が薄い」という、AGAに特徴的な状態になってしまうのです。
では、どうして毛包はニートになってしまうのでしょうか。AGAのAGの部分は、アンドロゲン=男性ホルモンです。男性ホルモンのどんな作用で、AGAは起こるのでしょうか。
本来、男性ホルモンには、筋肉や骨の発達を助け、筋骨隆々な男らしい身体を作る作用があります。それにより、胸毛や髭などは濃くなります。だから髪の毛も濃くなると思いきや、男性ホルモンは髪の毛に対しては、身体のほかの部分の毛とは逆に働いてしまうのです。つまり、男性ホルモンは髪の毛を作る毛包に対して、髪の毛を軟らかくする作用をしてしまうのです。なんてこった!
男性ホルモンは、AGAでは悪名高いDHT(ジヒドロテストステロン)に変わります。このDHTが髭やら胸毛に作用する分には、成長期を長くする方向に作用します。しかし前額部や頭頂部の毛包に対しては、成長期を短くする方向に作用してしまうのです。
男性ホルモンが作用する結果、AGAは起こるわけです。AGAを感じさせる男性周辺で幾度となくかわされる、「最近、頭頂部がやばいんだよ」「男性ホルモン強いと、ハゲるらしいよ」「でも胸毛はすごくない?」「胸毛と頭の毛は違うらしいんだよ」、こんな会話も、科学的な裏付けがあったわけです。高ければイイとは限らない、高層マンションと男性ホルモン。奥が深いものです。
日本人では、AGAは20代後半から30代にかけて症状が出てきます。30代から40代にかけて徐々に症状が進んでいきます。ずっと症状が進んでいく、というよりは、40代以降のどこかのポイントで「今後はこの髪型で決まり」というように、抜けどまりすることが多いようです。
AGAは年齢が上がるとともに、症状が出る人が増えていきます。20代で症状がある人は10%ですが、50代以降になると、その割合は40%以上にもなります。そして、全年代のAGA人口の割合はだいたい30%前後で推移しています。
AGAは、遺伝的な要素が関連していることもわかっています。男性ホルモンが正常に作用するための遺伝子の問題が、AGAを引き起こします。昔からなんとなくある、「うちの親父ハゲだから、オレも危ないかも」という類のイヤな予感は、残念ながら当たっています。
女性でも薄毛はあります。男性のAGAではおでこから頭頂部にかけて髪の毛が薄くなるのに対し、女性の薄毛では、頭頂部が広く全体的に薄くなる、という症状が出やすい傾向があります。
男性ホルモンが原因の薄毛ですが、女性もなる、というのは意外でしょうか。実は女性にも少しですが、男性ホルモンが存在します。そして更年期を迎えるにあたり、女性ホルモンが減少してくると、相対的に男性ホルモンが増えてくるので、薄毛が起こるといわれているのです。
ただし、女性の薄毛の原因は、男性と同様にほかにもたくさんあるので、女性で薄毛だからと、薄毛の治療をしても、効くとは限りません。
さてAGAについての知恵もついたところで、いよいよAGAプロテインがどう効くのか、お伝えします。今までの、効きそうでいまいち効いているんだか・・・のサプリメントや、シャンプー、育毛剤とは何が違うのかをじっくり検証する必要があると思います。目新しいものにただ飛びつくだけの時代は終わりました。プロテイン?目新しい用語ばっかり使いやがって。そんな斜に構えた姿勢からの検証をしていきます。
そもそもプロテインは、プロテインサプリメントといい、タンパク質を効果的にとるための健康食品のです。タンパク質は、大豆や卵、肉や魚を食べることで、摂取することができますが、それではタンパク質以外の余分な成分がついてきて、体重が増えたり、体脂肪まで増える原因になってしまいます。タンパク質だけ摂りたい、そんな希望にこたえるのが、プロテインなのです。
タンパク質は、激しい運動などの後に筋肉が修復するのを助けます。プロテインはもともと、アスリートやボディビルダーが、厳しいトレーニングの後に飲むことによって、筋力が上がったり、筋肉が増えるのを手伝う役目を期待されていました。
最近では、プロテインは筋肉マッチョのものだけではありません。総合栄養食として、ダイエットの強い味方になったり、食事があまり食べられない人が効果的に栄養を全般的に摂れたり、幅広いジャンルのものができてきています。AGAプロテインもその一つで、タンパク質をメインの成分にしつつも、髪の毛や男性活力に関する成分を幅広く配合することで、ただのプロテインにはできない、3つの効果をあげることができるのです。
AGAプロテインの主要成分は、以下の4つです。配合量は、明記はしてありませんがおそらく1回分20gに含まれる量だと思われます。
- グリシン500mg
- シスチン1000mg
- グルタミン酸300mg
- リジン300mg
それぞれ、必須アミノ酸のものと、非必須アミノ酸のものがあります。必須アミノ酸というのは、わたしたちの身体の中では作られないアミノ酸のことです。作られないので、食事などによって外部から「摂取することが必須」という意味のアミノ酸なのですね。
それに対し、非必須アミノ酸は、身体の中で作ることのできるアミノ酸のことをいいます。食事ですごく注意して摂らなくても、ある程度は体内で産生されるから大丈夫ですよ、という種類のアミノ酸です。とはいえ、食生活が偏っていたり、毎日外食や食べないこともあるような人では、非必須アミノ酸すら、十分に摂れているのか、不安があります。
まして、AGAに悩んでいるとしたら、それに関する必須アミノ酸はもちろんのこと、非必須アミノ酸も、AGAに効くとなれば、確実に摂取しておきたいものです。非必須アミノ酸はもちろん、体内で産生されるので、躍起になって摂取する必要はありません。けれど、ある程度摂りすぎてしまっても、悪いことはありません。自分の栄養バランスに自信がなければ、AGAプロテインで補うのも十分アリでしょう。
シスチンは、AGAプロテインの主要成分の中では最も多くの割合を占めています。これは非必須アミノ酸のひとつで、髪の毛の主な成分、ケラチンになるものです。卵や乳製品によく含まれています。髪の毛の主な成分になる、というところはAGAに悩む人たちにとっては見逃せないところですね。ケラチンはほかにも17種類のアミノ酸が結合してできた合成物ですが、その中でもシスチンはもっとも多く、17%程度も占めています。
AGAの関連商品では、ケラチン配合のシャンプーなども見かけますね。AGAで弱った髪の毛に、直接、主成分であるケラチンを!しかも毎日!ダメージが心配になりがちなシャンプーですが、これでためらいなく洗って、ケラチン配合のトリートメントをすれば完璧!
と思ってしまいそうですが、よく考えてください。シャンプーの成分、髪に浸透すると思いますか?トリートメントのCMなどで、トリートメント成分が浸透していく様子がよくイメージされていますが、あれはあくまで「イメージ」です。ケガをした皮膚に、皮膚と同じ成分をいくら擦り込んでも、ケガは治りませんよね。それと同じことです。
シャンプーやトリートメントは、あくまで髪の毛表面の汚れを洗い流し、髪の毛表面をコーティングするものです。髪の毛の主成分たるケラチンが配合されていたって、髪の表面をツルーッと滑って下水に流れてしまうのがオチです。
やはり、身体を作るものは、身体にしっかり取り込まなければ、意味がないのです。ケラチンやその原料となるアミノ酸は、食事でしっかり口から取り込みましょう。そう考えると、シスチンを高濃度で配合したAGAプロテインは、とても理にかなっているといえます。
また、シスチンはタウリンの原料になります。タウリンは、テレビCMでもよく聞きますが、肝臓の働きを改善したり、高血圧を予防したりしてくれる栄養素です。全身状態を高めてくれる成分は、髪の毛のサイクルにもいい影響を与えてくれそうです。
AGAプロテインに含まれるグルタミン酸は、シスチンの次に、髪の毛の主成分であるケラチンに多く含まれるアミノ酸です。一番多いシスチンが17%なのに対し、グルタミン酸はおよそ14%を占めています。ということは、グルタミン酸とシスチンだけで、ケラチンのおよそ3割が完成してしまうわけです。AGAプロテインがいかに、AGAと髪の毛のことを考えて作ったものかが、良くわかります。
グルタミン酸はほかにも、GABAの原料になります。チョコのCMなどでもおなじみですが、効果は以下のようなものが期待できます。
- 血圧を下げる。
- 中性脂肪を抑える。
- 肝臓、腎臓の機能を改善する。
- 神経を鎮める。
AGAに大いに関係ある、男性ホルモンを作るのに欠かせないコレステロールですが、当然ながら、摂り過ぎも良くありません。GABAは、摂り過ぎた中性脂肪やコレステロールを調整してくれる作用があります。また、チョコを口に入れてホッとするような、ストレス緩和の作用もあります。AGAとの直接的な関係は言われていませんが、精神的なストレスの緩和は、頭皮へのストレスも軽減してくれそうです。
AGAプロテインの主要成分の一つであるリジンも、AGAへの効果が非常に期待できるアミノ酸です。イギリスのバイオサイエンティフィック社が行った調査では、ありとあらゆる薄毛が、リジンの摂取によって改善が認められた、という結果がでました。なんと朗報でしょうか。
AGAに特に効く、というのではなく、薄毛全般に効くようなので、「自分が典型的なAGAとは言えないけれど、薄毛に悩んでいる」、という場合にも、幅広く使えますね。
これで、主要な成分4つのうち、3つまでがAGAに効果のある成分であることがわかりました。AGAプロテインとは、なんと万全な体制で攻めてきていることでしょう。恐ろしいものです。それもこれも、アンファーと、メンズクリニックという、最強タッグでこそ実現できた理想の処方なのです。
ちなみに、もう一つのAGAプロテインの主要成分であるグリシンは、非必須アミノ酸のひとつです。筋肉のためのエネルギー貯蔵庫となったり、コラーゲンの原料となったりします。睡眠の質も高める作用もあるようです。何事も成長は、睡眠中に起こります。正しい睡眠をサポートしてくれることは、髪にとっても効果が期待できますね。
AGAプロテインの主成分についてここまで触れてきました。「プロテインて言うんだから、どうせ筋肉のことばっかで、髪の毛はオマケだろ。」そんなこちらの甘い予想を完全に裏切る、髪の毛に効く成分に次ぐ、髪の毛に効く成分のオンパレードでしたね。
しかし!これだけでとどまらないのがAGAプロテインの凄さなのです。今までのは、あくまで序章でした。本当の意味で、髪の毛に効く、「ヘアサポート成分」として配合されているものには、まだまったく触れられていません。恐るべしAGAプロテイン。
AGAプロテインにヘアサポート成分として配合されている、最初の一つは「ノコギリヤシ」です。ノコギリヤシは日本では、前立腺肥大による頻尿の改善に使われています。前立腺肥大には、AGAと同じ、DHTが大きく関係しています。ノコギリヤシにはDHTの合成を抑える作用があるため、前立腺肥大を改善し、結果として頻尿を改善できます。
残念ながら日本ではノコギリヤシの研究が海外ほど進んでおらず、前立腺肥大に対する認可すら、医薬品では降りていません。実際、ノコギリヤシのサプリメントにも、育毛、AGAへの効果については全く触れられていません。けれど、海外の研究では「ノコギリヤシ320mgを2年間摂取し続けたところ、40%弱の人に、AGAの改善が見られた」というデータもあるのです。実験では、特に頭頂部の薄毛改善に効果があった、となっています。
AGAに効くことが確かに立証されているノコギリヤシ。医薬品になる前に、AGAプロテインにはしっかり配合されています。今後、医薬品としての活躍も期待したいですね。
もう一つの、AGAプロテインに含まれる、ヘアサポート成分は、スターフルーツ抽出物です。スターフルーツの、果実自体に含まれる主な成分はカリウム、食物繊維。ふむふむ。カリウムは高血圧を予防したり、体内で心臓を動かすためにもとても大切な役割を担っています。ふむふむ。で、髪は?といった感じです。
実は、スターフルーツのすごいところは、その葉っぱにあるのです。AGAプロテインに配合されているスターフルーツ葉抽出物には、素晴らしいコラーゲン産生促進作用があることが証明されています。コラーゲンと言えば、美肌。美肌と言えばコラーゲン。という世間のイメージですが、実はコラーゲンは、AGAの改善にも大きな関係があります。
2016年に東京医科歯科大学の研究グループが発表したところによると、髪を作るのに大切な毛包はコラーゲンによって保護されており、コラーゲンが足りなくなると、毛包が死んでしまうというのです。毛包が死んでしまうだけならば、まだ新しい髪が再生するチャンスはありそうです。
けれど、コラーゲン不足で毛包が死んでしまった場合、毛包自体が頭皮の外に徐々に追いやられ、なんと毛孔自体もなくなってしまう、というのです。なんと恐ろしい!
このコラーゲンが関係した薄毛のメカニズムは、男性ホルモンによる薄毛、つまりAGAとは別のメカニズムで起こっていると考えられます。けれど、AGAによって「休止期」に入ってしまった毛包が、そのまま死に追いやられているとすれば、AGAにもコラーゲンは大いに重要だといえます。
コラーゲンは、直接食べるなどして体内に取り込んでも、美肌やAGAへの効果は一切得られないといいます。コラーゲン自体を取り込むのではなく、コラーゲンのモトとなるものを食べて、体内で産生することが大切なのです。だとすると、スターフルーツ葉抽出物は、まさにもってこいの成分です。
AGAプロテインに含まれる、最後のヘアサポート成分は、ドクダミエキスです。いかにも健康に良さそうな、CMなどでも良く効く名前ですが、実際にはどんな健康にいいことをしてくれるのでしょうか。
ドクダミには、クエルシトシンという成分が多く含まれていて、これには毛細血管の機能を高める効能があります。毛細血管が強くなるということは、身体の隅々まで栄養がいきわたる、ということです。そして、身体のもっともスミにあって、普段はなかなか多くの栄養がいきわたらないところ、それが頭皮なのです。
AGAプロテインに含まれるドクダミには、頭皮の新陳代謝を助け、毛包の活性化を促す作用が期待できます。
以上が、AGAプロテインに含まれる主なヘアサポート成分です。主要成分であるタンパク質も十分、髪の毛に良さそうでしたが、ヘアサポート成分としては、もっと髪に特化した特別な栄養分が配合されていることがわかりました。
これで終わり?
いえいえ、まさか!AGAプロテインは、これだけでは終わりません。
AGAプロテインには、目的に応じてプラスできる、「カスタムプロテイン」というオプションメニューがあるのです。このカスタムプロテインには、次のような種類があります。
- ハリコシサポート
- ダイエットサポート
- エナジーサポート
このプラスパウダーは、それぞれ1包3gになっていて、AGAプロテインを飲む際に、その3gをプラスすることで、さらに目的にあった成分を効果的に摂ることができるのです。
AGAに悩む人たちにとって、気になるのはもちろん「ハリコシサポート」のカスタムプロテインですよね。このパウダーには、「高吸収型イソフラボン」が配合されています。イソフラボンとは、大豆などのに含まれるポリフェノールの一種です。高血圧や中性脂肪に効くということで、最近いろんな場所で名前を聞く成分だと思います。
実はこの有名なイソフラボン、AGAにも確かな効果が証明されているのです。イソフラボンは、ノコギリヤシと同じ、DHTと呼ばれる男性ホルモンの産生を抑える作用があるのです。DHTの作用を抑えることによって、毛包が「休止期」に入りっぱなしになってしまったり、薄毛ばかり作るようになったりしてしまうことを予防します。
これらの効果は、国立がん研究所の研究でも、明らかになっています。科学的根拠がしっかり立証されているのです。しかも、高吸収型のイソフラボンは、とても吸収されやすい形にすでに加工されています。通常のイソフラボンには、周りに糖がついているので、腸内でその糖が上手に分解されないと、イソフラボンは吸収されないまま排泄されてしまいます。
それでは、イソフラボンを摂取しても意味がないですよね。高吸収型のイソフラボンには、周りにもう糖がないので、通常のイソフラボンと違い、無駄なく体内に取り込めるようになっているわけです。
このAGAに効くカスタムプロテインにはさらに、追加のノコギリヤシエキスと、ウコンエキスも高配合されています。ウコンは肝臓に効く!と、もはや擦り込みのように信じていますが、超健康食品であるウコンには、まだまだいろいろな良い効能があるのです。
その一つが、AGAで悪さをする元凶、もうおなじみのDHTの産生を抑える効能です。ノコギリヤシや、イソフラボンと同じですね。この効果は、ウコンの黄色い色素の元である、クルクミンという成分によるものです。注意しなければならないのは、ウコンは摂りすぎても良くない、ということです。
ウコンをネズミの毛包細胞にかけたところ、なにもかけない毛包細胞に比べて、半分しか増えなかった、というデータもあります。なにごとも、限度が大事、というわけですね。そういう意味では、このカスタムプロテインは、専門の医師が開発に関わっているので、摂りすぎる心配はありません。安心して適正な量を摂ることができます。
以上、AGAプロテインの内容を詳しく調べてきましたが、いかがでしたでしょうか?個人的な感想としては、想像以上に髪に良いものばかりで、驚いています。これほど科学的に根拠がある、髪に良いものばかりが配合されているのなら、飲まない理由はない!といっても過言ではないかもしれません。
これだけ髪に良い栄養がたっぷり詰まって、さぞかしお高いんでしょう?そりゃそうですよ、これだけの栄養が詰まっているんですもの!アンファーさん、ズバリお値段は??ズバリ、今回ご紹介したAGAプロテイン。
お値段は、600g(30回分)で4,200円です。
おお~!!!
となるでしょうか?この値段は果たして高いのか安いのか、このままではいまいちわかりません。30回分ということは、1回分140円です。
そして、アンファーのサイトによると、一番お勧めの飲み方は、朝晩1回ずつ、1日2回なので、1日280円ですね。缶コーヒー2本分とちょっと。生ビール最初の1杯に少し足りないくらい。髪に限らず、身体の全ての組織は寝ている間にもっともよく修復、成長するので、お休み前に1回、という飲み方もあるのですが、より早くに実感したい方には、朝晩2回がお勧めのようです。
ということは、1か月30日分となると、ちょうど2パック分、8400円になります。う~ん、もうすぐ1万か。これは微妙に高いかも。もう一声、アンファーさん!
ということで、定期購入にすることで、15%offの3570円!これなら1か月分で7000円ちょっと。だいぶお得感があります。どうせ、1日2回も飲むものなら、最初は定期購入にして、その後の費用対効果で判断してもよさそうですね。
AGAの処方薬であるプロぺシアなどの薬価は、だいたい200円程度なので、1か月分だいたい6000円といえます。ただし、AGA治療はご存じのとおり、現在は保険診療外ですので、どんな値段をつけるかは、その医療機関次第となってしまいます。
また、処方薬をもらうためには、診察料、処方料などもろもろ費用が掛かります。全てが保険診療外なので、いつもの病院にかかるイメージよりも、だいぶ高めのお値段を請求されます。診察の待ち時間もあります。AGAプロテインはお薬ではないので、単純に処方薬と比べることは難しいですが、それでも、ノコギリヤシやスターフルーツ抽出物がAGAに効く仕組みは、プロペシアなど処方薬が効く機序と全く同じです。
しかも、AGAプロテインは日本の企業が、日本人向けに開発したものです。安いだけなら、海外から個人輸入したAGAのジェネリック薬も良いでしょう。けれどどうしても、安全性が気になります。見た目が同じでも、本当にその輸入薬、AGA治療薬ですか?ロシアンルーレットのような思いで最初の一粒を口にするぐらいなら、安全性の確かな商品をぜひ、試していただきたいと思います。
AGAプロテインには、髪に確かな栄養がたくさん詰まっています。さらに、カスタムプロテインを追加することで、より一層の効果を実感できそうです。お値段も良心的で、安全性も確保されています。
エイジングケア部門で最前線を走るアンファーと、頭皮治療の第一人者である、メンズヘルスクリニック東京が本気で開発したAGAプロテイン、疑う前に一度、試してみる価値がありそうです。
AGA・薄毛に関する人気のコラム
-
【医師監修】AGA治療は保険適用外?費用相場と安く抑える...
AGA治療は保険適用外だから費用面に不安が…。そんな方必見、安くても高度な治療を受けることのできるクリニックを紹介!これで費用の悩み解決!!あなたの薄毛治療のた...
-
【医師監修】知らないと怖いAGA治療薬の副作用と抑え方
今日AGA治療薬は多様化し,その副作用も様々です。副作用が気になりAGA治療に思いきれず一人悩む方も多いかと思います。そんな方必見副作用の説明やその抑え方まで今...
-
【医師監修】プロペシアには恐ろしい副作用がある?!効果と...
薬を服用する際にはやはりその副作用が気になりますよね?プロペシアには大きな副作用があることを自分で十分理解しておくことはとても大事なことです。その副作用やおすす...
-
【最新版】大阪でAGA薄毛専門クリニックを紹介!治療内容...
大阪府でAGA治療をお考えの方必見。今回は大阪府でAGA治療に特化した実績抜群のクリニックをまとめてみました。きっとあなたにピッタリなクリニックが見つかるはずで...
AGA・薄毛に関する新着コラム
-
大阪で安くプロペシアを処方できるクリニック3選!|料金表...
大阪でプロペシアを処方したい方のために今回はおすすめのクリニックを3院紹介します! プロペシアは抜け毛を予防してくれる効果あるので、AGA治療するには必要な治...
-
ザガーロの副作用と特徴について紹介!AGA・薄毛治療薬の...
AGA治療薬と言えばまずプロぺシアが思い浮かぶ人が多いと思います。2015年に新たにザガーロが登場しました!そこで今回はザガーロについて詳しく紹介します!
-
養毛剤は発毛剤や育毛剤と比べて何が違うのか?
養毛剤と育毛剤はともに医薬部外品や化粧品に属するものです。聞いたことはあっても違いを知らない方が多いと思います。そこでそれぞれの特徴を紹介します!
-
生活の見直しが必要!薄毛になりやすい体質とは?
薄毛のなりやすさは体質と聞いたことがあるかもしれません。実際、体質を変えるだけでは防げませんが効果はあります。ここでは薄毛になりやすい体質と対策について紹介しま...