5αリダクターゼって何?AGA・薄毛治療で必要なことは?
【AGAを引き起こす!?】5αリダクターゼとの付き合い方マニュアル! 男性の薄毛の原因にはいくつか種類があり、その中でも割合が高い原因には5αリダクターゼというものが絡んでいるといわれています。
日常生活の中ではなかなか聞く機会のないこちら。
一体どのような存在なのでしょうか。
今回は薄毛の原因、5αリダクターゼの正体とその性質、そして薄毛対策としての5αリダクターゼとの付き合い方について解説していきたいと思います。
■まとめ
AGA(男性型脱毛症)は、現代を生きる多くの男性の悩みの種になっています。
AGAを引き起こす原因の1つとして確認されているのが「5αリダクターゼ」という存在です。
以下で詳しくみていきたいと思います。
場合によっては薄毛を引き起こす存在5αリダクターゼは、ある日突然外部からやってくるわけではなく、体に元々備わっているものです。
しかも、5αリダクターゼの量は遺伝によって最初から決まっています。
同じ男性でも、薄毛に悩まされている方もいれば悩まされていない方もいます。
薄毛リスクが生活習慣等で左右された可能性は0ではありませんが、薄毛を引き起す可能性がある5αリダクターゼは各個人で遺伝により最初から決まっているため、それに合わせて薄毛のリスクも個人で大きな差が出ていると考えられています。
昔から薄毛は遺伝するといわれていますが、それは決して間違いではありません。
5αリダクターゼと男性ホルモンの一種テストステロンが結びつくことで生まれるジビドロテストステロン。
強力な男性ホルモンです。
男性ホルモンは性欲の上昇(子孫を残すための本能)、健康な肉体作りをサポートする役割を持ち、男性に必要なものです。
ジビドロテストステロンを生み出すことは決して悪いことではないですが、薄毛を改善するためには、付き合い方を考えていく必要があります。
男性ホルモンの一種テストステロンについては、男性それぞれで生成される量にはそれほど違いがないといわれています。
しかし、5αリダクターゼは、生まれ持つ量がバラバラになるという特徴を持ちます。
5αリダクターゼの量は、遺伝で決まると考えられています。
これは仕方のないことで、AGA対策をしたいからといって5αリダクターゼの量を減らすことはできません。
AGAには様々な原因があると考えられていますが、5αリダクターゼはその中でも確実かつ高リスクで薄毛に結びつくとされています。
AGAのリスクは個人によってバラバラです。
AGAになりにくい男性、そしてなりやすい男性がいます。
ここまでもご紹介してきた通り、全ては遺伝が原因ですが、だからといってAGA改善を諦める必要はありません。
5αリダクターゼが多いからAGAから逃れられないわけではなく、きちんとケアをして5αリダクターゼがテストステロンと結びつかないようにしていけば、AGAのリスクはどんどん下げることができるのです。
現在の薄毛治療で定番なものの1つは5αリダクターゼがテストステロンと結び付くのを抑制する方法。
実際にどうやって5αリダクターゼを抑制していくのかというと、抑制効果を持つ成分を配合した育毛剤を頭皮に塗布したり、または錠剤で服用したりします。
5αリダクターゼに効果的だといわれている、薬としての成分に「フィナステリド」というものがあります。
フィナステリドとはいったいどのような成分なのか、詳しくみていきたいと思います。
AGAの有効成分といわれているフィナステリド。
主にAGA治療の錠剤の成分として使用されています。
日本国内でもフィナステリドを配合しているものの人気は高く、多くのAGA治療クリニックで導入されています。
フィナステリドが効果を発揮するのは、2種類ある5αリダクターゼのうちⅡ型に対してです。
Ⅱ型は生え際から頭のてっぺんといったAGAで薄毛が表れやすい範囲の毛乳頭に多く存在する5αリダクターゼです。
フィナステリドはこれ以外のものが原因の脱毛症には基本的に効果を発揮しませんが、これが原因のAGAに悩む方にとっては、高確率で救世主になりえる存在です。
フィナステリドは5αリダクターゼがテストステロンと結びついてジビドロテストステロンに変化するのを抑制し、それによって薄毛防止、そして髪の毛の毛周期が乱れるのを防いでくれるので、結果として予防だけではなく育毛にも効果が期待できます。
フィナステリドが配合されているAGA治療薬として良く知られているのが「プロペシア」という名前の錠剤です。
プロペシアは開発から時間が経過したことによりジェネリック医薬品の「フィナステリド錠」も登場していて、以前より安価で求めやすくなっています。
それぞれ名前は違いますが、基本的に同じものです。
フィナステリドを配合した錠剤は日本皮膚科学会でも最高ランクの評価を獲得していて、AGA治療の代表的な方法の1つとして受け入れられています。
フィナステリドはAGAに悩む多くの男性に希望の光を与え続けてきました。
AGAの原因となる5αリダクターゼ。
改善を目指すなら育毛剤はもちろん錠剤の服用もおすすめです。
医薬部外品の育毛剤と違い、錠剤を購入するには医師の処方が必要です。
ちなみに、同じAGAに効果的だといわれている成分で「ミノキシジル」と呼ばれているものがあります。
「フィナステリド」「ミノキシジル」こちらの2つの成分が、現在のAGA治療の要だといわれていますが、ミノキシジルには5αリダクターゼを抑制する効果はありません。
ミノキシジルは頭皮の血行促進によって発毛を促し、フィナステリドは5αリダクターゼを抑制することで抜け毛予防と育毛をサポートします。
5αリダクターゼの抑制のための成分ならフィナステリドを選ぶ必要があります。
フィナステリドが配合されている錠剤で、現在日本で良く知られているのは2種類。
以下で詳しくみていきたいと思います。
日本国内で知名度が高いのは「プロペシア」と「フィナステリド錠」という2つの錠剤です。
先ほども少しご紹介しましたが、それぞれについてもう少し詳しく確認していきたいと思います。
クリニック名 | 価格 |
6,500円 |
|
3,400円(初回限定) |
|
4,800円 |
|
<a data-cke-saved-href="https://www.westcl.com/edf/propeciageneric.html" href="https://www.westcl.com/edf/propeciageneric.html" rel="nofollow" "="" target="_blank">新宿ウエストクリニック |
4,000円 |
2015年に販売が開始されたプロペシアのジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品とは、オリジナルの薬の製造方法等の特許がきれたことで、開発した製薬会社以外が同じ成分のものを製造し、別名で販売する、後発医薬品と呼ばれるものです。
薬の開発には莫大な研究費や研究時間がかかりますが、ジェネリック医薬品はその過程が省かれているため通常より安価で購入することが可能です。
プロペシアは数年前まで特許期間中でしたが、ついにジェネリック医薬品が登場し、AGAに悩む男性にとっては実に嬉しい状況になりました。
フィナステリドを配合した錠剤「プロペシア」「フィナステリド錠」 5αリダクターゼとテストステロンの結びつきを阻止することでAGA治療をしていく、こちらの2種類の錠剤を服用するメリットとデメリットについて、改めてしっかり確認していきたいと思います。
●メリット
メリットは体の内側から効率良くアプローチできることでしょうか。
確実に5αリダクターゼへ影響を及ぼしていくので、高い確率で改善に期待できます。
プロペシアのジェネリック医薬品フィナステリド錠も登場したことで、以前よりずっと購入しやすく身近な存在になっています。
購入経路も幅広く、AGA治療を行っている病院であれば簡単に入手することができます。
AGA治療薬は飲み始めるとき不安だと思う方がほとんどだと思います。
しかし、こちらの2種類の錠剤は世界的にも有名なので、一応安心感のある始めやすい錠剤といえるのではないでしょうか。
「安心感」それは大きなメリットだといえます。
デメリットは5αリダクターゼを体から消滅させることはできないので、治療期間中、毎日錠剤を飲み続けなければならないところでしょうか。
そして飲むにあたってどうしても注意しなければならないのがフィナステリドの副作用です。
勃起不全、性欲減少、肝機能障害、発疹等。
必ずしもこの副作用が現れるわけではありませんが、現れないとも言い切れません。
また、ED薬はもちろん、そのほかのものとの飲み合わせにも注意が必要です。
フィナステリド配合の錠剤は、AGAをなんとかしようと思い立った時にドラッグストアで購入できる錠剤ではありません。
病院での購入になります。
購入前に病院で診察を受けなければならないこと、飲み合わせに制限があること、副作用があることといったデメリットも多数付きまといます。
これからAGA治療のためにフィナステリドを摂取していきたい方は、メリットとデメリット、そしてご自身の体調のことも加味したうえで選択する必要があります。
ここまで5αリダクターゼに対して影響を与えるフィナステリドについて色々とご紹介してきました。
5αリダクターゼというキーワードで考えると有効なのは「フィナステリド」 AGA治療で真っ先に思い付き、そして最もお手軽といえるのが塗るタイプの育毛剤を使用した毎日のケアですが、育毛剤にはフィナステリドは配合されているのでしょうか。
配合されていない場合はどのような仕組みでAGA改善を目指すのでしょうか。
人気の通販専売育毛剤を中心にみていきたいと思います。
通販専売品のチャップアップ。
男性向けAGA用育毛剤として高い知名度を誇り、人気も抜群の存在です。
チャップアップは一般医薬品(ドラッグストアで購入できる薬)ではなく、医薬部外品(効果は認められているものの薬にあたる成分は配合していない)に分類される育毛剤です。
そのため、フィナステリドは配合されていません。
フィナステリドは配合されていませんが、代わりに魅力的な成分がしっかり取り入れられていました。
チャップアップでAGA改善が期待できる代表的な成分は「センブリエキス」「グリチルリチン酸」「ジフェンヒドラミン」の3種類。
センブリエキス 血流促進に効果的。
昔から皮膚のコンディションを整える民間薬としても使用されてきました。
グリチルリチン酸 抗炎症作用を持ち、頭皮のコンディションを整えて健やかな髪を育てる土台を作ります。
ジフェンヒドラミン 血行促進や皮膚の炎症を抑える効果、皮膚のかゆみや炎症を抑える効果を持ちます。
チャップアップには血行を促進したり頭皮のコンディションを整えたりする成分がたっぷり配合されているので、使用を継続すれば頭皮のコンディション改善、そして健康的な髪の成長をサポートする期待ができます。
モンドセレクション2017金賞受賞 楽天リサーチ3冠達成 チャップアップはこのように売り上げ実績、リピーター実績を誇るので、5αリダクターゼとのアプローチとは方向性が異なりますが、AGA改善に期待できる育毛剤です。
販売累計150万個を突破した人気育毛剤のBUBKA ZERO ブブカも医薬部外品の育毛剤のため、フィナステリドは配合していませんでした。
5αリダクターゼにアプローチをする育毛剤ではありませんが、販売個数にも裏付けされる人気だけあって、AGA改善に期待できる成分を多数配合しています。
BUBKA ZEROは育毛剤の中でも数少ない、コラーゲン配合の育毛剤です。
最近の研究で、毛包にコラーゲンがたっぷり存在していることで薄毛の改善に期待できることが判明しました。
AGAに悩んでいる多くの男性の毛包は弱っています。
BUBKA ZEROを塗布して頭皮へ浸透すれば、弱った毛包に良い影響を与えます。
毛包を回復させることによって、AGA改善のお手伝いをするのです。
さらにもう1つ注目の成分がM-034と呼ばれるもの。
M-034は、コンブ等に多く含まれる成分で発見時に専門家も驚いたくらい、AGAの希望の光となりえる存在です。
その大きな特徴は以下の4つです。
1、育毛を促進
2、毛髪の成長させる
3、栄養を浸透させる
4、頭皮を優しく潤す
コラーゲン、M-034 BUBKA ZEROでは育毛剤の浸透を阻害する場合がある皮脂よりも、さらに成分を極小化することに成功しているので、より高い吸収率にも期待できます。
フィナステリドは配合されていませんが、代わりに魅力的な成分に期待できるBUBKA ZEROも、5αリダクターゼとは別のところへのアプローチでAGA改善に導きます。
薬用育毛剤プランテル。
こちらもここまでご紹介した2種類の育毛剤同様、医薬部外品に分類されます。
そのためフィナステリドは配合されていません。
しかし、フィナステリドが配合されていなくてもプランテルは5αリダクターゼに着目した育毛剤なのです! ここまでご紹介してきた通り5αリダクターゼとテストステロンが結びつくことでジビドロテストステロンに変化し、ジビドロテストステロンがAGAの原因となります。
この脱毛の原因因子である5αリダクターゼの活動を阻害してくれるのが、特許出願成分「ペブプロミンa」です!このペブプロミンaの阻害率は、ミノキシジルの約三倍の効果があると言われ、医学博士もその効果に期待を寄せています。
プランテルには男性ホルモンを抑制する「ヒオウギエキス」 毛乳頭のコンディション改善に働きかける「牡丹エキス」 成長を促進する「ビワ葉エキス」 頭皮のコンディションを整えフケやかゆみを抑える「シナノキエキス」 毛周期修正に働きかける「海藻エキス」 頭皮の保湿「ヒキオコシエキス」 過剰な皮脂を抑制する「プロビタミンB5」といった注目成分も配合。
フィナステリドを配合していなくてもジビドロテストステロンの生成を防止するということで、AGA改善を目指したい方にとって魅力的な育毛剤です。
先ほどご紹介した3種類の育毛剤は通販専売品です。
通販専売品は基本的に一般医薬品ではなく医薬部外品の育毛剤が中心になるので、フィナステリドに変わる成分を配合し、AGAにアプローチしていきます。
改めて育毛剤のメリットとデメリットをみていきたいと思います。
●メリット
通販専売品、そして一部を除いたその他の育毛剤も、現在日本で流通している育毛剤の多くは医薬部外品の育毛剤です。
医薬部外品は、効果が期待できることを認められているものの、薬の成分を配合していないため副作用がない育毛剤です。
薬ではない=飲み合わせや体調面の問題等で、フィナステリドを配合した錠剤を服用することが難しい方でも使用して、AGA改善を目指していくことができます。
それから、通販専売の育毛剤は流通にあたって店頭に並ぶためのコストがかかっていないので、店頭に並んだとした場合の正規価格より安価で購入することができるものがほとんどです。
高品質な育毛剤をお得に購入しやすいところは、購入する側としてはメリットです。
デメリットは育毛剤には長期継続の必要があるところではないでしょうか。
高品質な育毛剤を使用したとしても使い始めて数日で目に見える変化を期待するのは難しいです。
髪は毛周期と呼ばれるサイクルに従って生えています。
髪が伸びる成長期、伸びきってから抜け落ちるまでの退行期、次の毛の準備をしている休止期です。
AGAに悩んでいる方の毛周期は乱れてしまって、本来なら髪が抜け落ちないタイミングで抜けてしまうことが珍しくありません。
AGA改善の1つは、すなわち乱れてしまった毛周期を整えることであり、整った毛周期に従えば、ずっと成長期だけを持続するわけにはいかないのです。
せめて6ヵ月は様子を見る必要があります。
中には、すぐに変化がなかったために「効果がないのではないか」と1ヵ月程で使用をやめてしまう方もいますが、そもそも育毛剤は長期で使用していくものです。
変化のスピードでいえばフィナステリドを配合した錠剤のほうが早いかもしれません。
育毛剤(医薬部外品)には副作用がないというメリットがありますが、同時に効果が期待できるまでが遅めだというデメリットも付き物です。
5αリダクターゼの抑制に話を戻しましょう。
育毛剤には5αリダクターゼに着目してジビドロテストステロンを意識しているタイプのものと、5αリダクターゼではなく別のところにアプローチしてAGA改善を目指すタイプのものがあります。
5αリダクターゼに着目している育毛剤と相性が良いかどうかは、それぞれのAGAの原因にも左右されることがあります。
5αリダクターゼに着目していなくても多くの方々のAGAを改善してきた実績を持ち、人気の育毛剤も存在します。
どのタイプの育毛剤を選択するかは個人の判断によって変わりますが、どのタイプの育毛剤を使っても、その他の手段で5αリダクターゼを抑制できるなら試してみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
続いては、5αリダクターゼ抑制に効果が期待できるといわれているサプリについてご紹介していきたいと思います。
ノコギリヤシとはヤシ科の植物です。
ノコギリヤシの果実エキスには5αリダクターゼの抑制を阻害する効果が確認されています。
つまり、ノコギリヤシのサプリを飲むことでAGA改善に期待できる可能性は充分あるということになります。
亜鉛はタンパク質を髪に変える働きをすることで知られています。
髪はほとんどタンパク質でできているため、亜鉛不足は健康的な髪を育てるうえで大敵なのです。
このような特徴は広く認識されていますが、亜鉛にはもう1つ男性にとって大切な働きをします。
亜鉛には男性ホルモンを活発にする作用があるのです。
亜鉛不足が続くと、AGAのきっかけになる男性ホルモンの一種テストステロンが弱り、そのテストステロンを回復させる目的で5αリダクターゼがテストステロンと結び付きます。
結びついた後は、この記事で何度もご紹介しているようにジビドロテストステロンに変化し、AGAに結びつく可能性があります。
つまり、亜鉛には髪を育てる作用を期待できるだけではなく、ジビドロテストステロンを増やさない働き(テストステロンが弱って5αリダクターゼがサポートしようとするのを防ぐ)にも期待できるのです 5αリダクターゼの抑制のために、亜鉛サプリは魅力のあるものだといえます。
イソフラボンは女性が積極的に摂取する成分といったイメージがありますが、実際女性の体に良い成分効果で形成されています。
イソフラボンが持つ美肌効果、新陳代謝の活性化効果は男性のAGA改善に期待できる可能性もありますが、その代わりにイソフラボンが持つ女性らしさをサポートする成分が男性の体に何かしらの影響を与えないとも限らないので、おすすめはしません。
AGA改善目的ならイソフラボン以外のものを飲むことをおすすめします。
ノコギリヤシ、亜鉛といった成分は、単体では吸収率が弱いです。
AGA改善のために飲むなら、いつくかのサプリを組み合わせたほうが効率は良くなると考えられています。
サプリの組み合わせを個人で判断するのは難易度が高いので、サプリを取り入れたい方は、まず病院で相談してみることがおすすめです。
AGAに悩んでいる方は、フィナステリドや育毛剤、サプリといった対策を重視するのも大切ですが、習慣も頭皮をいたわるものに変えていくほうが良いです。
AGAに悩まされ始めてからの頭皮の扱いの注意点を以下にご紹介していきます。
しっかり洗ったほうが気持ち良いからと、無意識にゴシゴシと髪を洗っている方は意外と多いのではないでしょうか。
頭皮の皮膚は固くて、ゴシゴシしても大丈夫そうな感覚はありますが、実はとても繊細です。
頭皮の皮膚は顔と繋がっているので、大切に扱ってあげなければなりません。
シャンプーを付ける前に、ぬるま湯で髪をよく濡らして、頭皮に直接シャンプーを付けずに手である程度泡立ててから髪を洗うようにしましょう。
洗う時は爪を立てずに、指の腹で優しく洗ってください。
AGAに悩んでいる方は「頭皮が皮脂でべた付く」と感じている方が多いです。
実際にI型5αリダクターゼの影響で頭皮がべた付いている場合もあるのですが「乾燥」により頭皮の皮脂が過剰分泌されてしまっている可能性もあります。
AGAになってしまったら洗浄力が強すぎるシャンプーより優しく洗えるアミノ酸系のシャンプーを選択、もしくは育毛剤ブランドの中でシャンプーを展開しているようなら同じシリーズで揃える等したほうが安心です。
5αリダクターゼは遺伝によって決まるので、何かをすることでもとから消滅させることはできません。
5αリダクターゼの量によってAGAリスクは左右されますが、できるだけリスクを抑えるために日常生活の中で対策していくことは可能だといわれています。
運動して汗をかくとジビドロテストステロンが排出されます。
また、代謝をあげていくことで血行促進にも効果が期待され、AGAには良いとされていますが、海外にはAGA(と思われる)サッカー選手もいるので運動をすればAGAをしっかり予防できるとは言い切れない部分もあります。
しかし、運動をしないでジビドロテストステロンを溜め込むより確実に良いかと思われます。
汗でミネラル等が流れてしまったり、頭皮の皮脂が活発になったりするので、栄養摂取や運動後のシャワーは意識するようにしましょう。
水分をしっかり摂取すれば尿と一緒にジビドロテストステロンを排出させることができます。
利尿作用のあるお茶はとても便利ですが、お茶での水分補給は飲みすぎに注意が必要です。
先ほどご紹介したノコギリヤシや亜鉛のサプリもAGA対策には良いですが、ただし食品からのノコギリヤシや亜鉛の吸収効率は基本的にあまり良くありません。
サプリに配合されているその他の成分を確認したり、他のサプリと組み合わせたりして飲むことがおすすめですが、上手な組み合わせの判断は難易度が高いです。
体調との相性もあるので、AGA改善のためにサプリを飲むなら、まずは医師に相談してみるようにしましょう。
今回は5αリダクターゼについてご紹介しました。
5αリダクターゼは男性ホルモンの一種テストステロンと結びついて、ジビドロテストステロンという強力な男性ホルモンを生み出します。
そしてこのジビドロテストステロンが毛周期を乱しAGAの原因となります。
5αリダクターゼは男性の体を守るための重要な役割を果たしているのだと考えられます。
実際、記事でもご紹介した通り、男性ホルモンをサポートする亜鉛不足でテストステロンが弱ると5αリダクターゼは積極的にテストステロンと結びついてより強い男性ホルモンを作り出すのです。
体のために頑張ってくれている存在なので、上手に付き合っていくことがおすすめです。
5αリダクターゼを抑えるのに有効なフィナステリド、5αリダクターゼとテストステロンの結びつきに着目したプランテル等、5αリダクターゼ用のAGA対策アイテムは色々あります。
髪の生え際から頭のてっぺんにかけて薄毛が進行している方、生え際が後退し始めているという方はこのタイプのアイテムを使用するのも良いかもしれません。
ただ、AGAの原因となりえるものは5αリダクターゼだけではないので、原因が5αリダクターゼかどうか不明な場合にはAGA治療を実施している病院に足を運んで相談してみることがおすすめです。
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