【医師監修】プロペシアの価格・値段・費用を徹底調査!
現在、AGA治療の主流となったプロペシア。
この薬は今や様々な所で提供されています。
専用クリニックだけではなく、一般の皮膚科や内科でも処方している所があるほどです。
だからこそAGA治療は身近なものになったのですが、病院によってプロペシアの価格は様々です。
本コラムではプロペシアの価格比較や、なぜ価格が異なるのかなどを多角的に見てみるとしましょう。
■まとめ
元々プロペシアとはアメリカのメルク社が開発した前立腺肥大症の治療薬でした。
今ではプロペシアは世界60カ国以上で承認されている「AGA治療薬」です。
プロペシアの登場までは抜け毛や薄毛など、いわゆる「ハゲ」は、医学的に認められた薬などによる対処ではなく、医薬部外品を使って対応することしかできませんでした。
言いかえれば諦めなければならないものでしたが、プロペシアのおかげで治療ができるようになったのです。
日本ではMSD株式会社が2001年より臨床試験を開始し、2003年に承認申請が出され、2005年に製造販売承認を取得したことで販売開始となりました。
フィナステリドという成分の効果としては、5αリダクターゼの抑制が上げられます。
AGAとは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結合することによってジヒドロテストステロン(DHT)へと変化し、そのDHTが抜け毛を増やしてしまう病気です。
つまりはヘアサイクルが乱れ、本来は成長しなければならない髪が成長を止め、抜け毛へと繋がるのですが、フィナステリドは5αリダクターゼを抑制しますので、テストステロンがジヒドロテストステロンへと変化するのを阻害します。
テストステロン自体は必要不可欠な男性ホルモンなのですが、ジヒドロテストステロンに変化すると薄毛につながってしまいます。
しかし、テストステロンがあっても5αリダクターゼさえ大人しくしていればジヒドロテストステロンには変化しませんので、AGA予防にフィナステリドの摂取は大切です。
プロペシアとは
✔AGA治療に使われる医薬品
✔主成分はフィナステリドで、抜け毛を抑制する効果がある
プロペシアは薬になります。
薬に関しては価格設定は開発メーカーの自由です。
特にAGA治療は残念ながら保険適用診療ではなく、自由診療になりますのでいわばMSD社の「言い値」で販売されています。
利益が出る価格設定は当然として、それまでに多くの開発資金を投入していますので、それらをペイ(回収)出来る価格設定にしています。
そのため、プロペシアは登場当初は10,000円を超えていました。
決して安くはない額ですが、医学的見地に基づいた薬なので、効果が不確定でありながら数十万円以上もの価格もするような民間の美容サービスと比べれば、当時ハゲで悩んでいた人にとってはとてもありがたいものでした。
登場当初と比べるとプロペシアの価格は低下傾向にあります。
また、それぞれの医療機関によって価格に差がありますので、その一例と一か月分の価格を比較してみましょう。
対応地域 | クリニック名 | 費用/月 |
---|---|---|
全国展開 | AGAスキンクリニック | 7,000円 4,200円※ |
東京 | 新宿AGAメディカルケアクリニック | 3,300円 |
大阪 | 脇坂クリニック | 7,000円 |
遠隔診療 | AGAヘアクリニック | 5,500円 |
※ジェネリック医薬品(プロペシアと同様の成分)の場合:【初回】3,400円
主なクリニックのプロペシアの価格を比較してみました。
このように一覧として見てみると大まかな相場も見えてくるのではないでしょうか。
自由診療なので各々価格設定は自由ではありますが、AGA治療を行える場所も増えてきていますので、価格競争のおかげである程度の相場も形成されています。
例えば上記の比較を見ても初回だけ3,400円で提供しているクリニックもありますし、常に6,500円の所など、様々です。
一体なぜ同じプロペシアでありながら価格が異なるのでしょうか。
それは薄毛治療は医療保険適用外治療として扱われるため、その治療にかかる金額は各医療機関が独自に設定することが法律上可能だからです。
純粋にプロペシアだけの価格ではなく、「治療の価格」としての解釈も値段に含まれていることも言えます。
現在のAGA治療は多様化しており、プロペシアのみを処方するクリニックがある一方、成長因子を注入して発毛促進を行うサービスや、ミノキシジル等の薬を用意している所もあります。
その場合、薬代だけで生計を立てているか、他の治療で生計を立てているかによって薬代が変わってくることがあるのです。
つまり、プロペシアの価格が異なるのはそこに付随するサービスやクリニック等の経営方針の違いであって、決してプロペシアそのものが異なるものではありません。
「プロペシア」とは、MSD社が開発・販売しているフィナステリド治療薬であって、どのクリニックで扱うものであっても成分には違いはありません。
※フィナステリドの配合量が1.0mgと0.2mgの物があるので、配合量の差異はクリニックによってあるかもしれません。
<プロペシアの価格>
✔病院ごとに価格は異なる
✔価格が異なっても、薬自体は同じ
✔初回3,400円で処方しているクリニックも有る
ジェネリック医薬品とは特許の切れた薬を医薬品メーカーが同じ成分にて製造・販売するものです。
医療費抑制にも繋がりますので行政側もジェネリック医薬品を推奨しているのですが、プロペシアにもジェネリック医薬品が登場しています。
プロペシアの価格が一時期よりも下がった背景の一つにジェネリック医薬品の存在が挙げられます。
プロペシアのジェネリック医薬品は各社から登場しています。
特に有名なプロペシアのジェネリック医薬品はファイザー社です。
いち早くプロペシアのジェネリック医薬品の開発・販売を行いましたので、プロペシアのジェネリック医薬品の中で最も高い知名度を得ています。
ファイザー以外にもトーワ、サワイ、クラシエなど様々なジェネリック医薬品メーカーからプロペシアのジェネリック医薬品が登場しています。
成分は同じものですし、ジェネリック医薬品は臨床試験に於いてその効果が純正品の±15%であれば「同等の効果」と表記出来ます。
先に挙げた各社のプロペシアのジェネリック医薬品は基準を満たしていますので、効果の方はプロペシアと「ほぼ同等」と考えて良いでしょう。
プロペシアのジェネリック医薬品にもまた、価格の違いがあります。
そこで、先に挙げた各社を扱っているクリニック等でプロペシアとプロペシアのジェネリック医薬品の価格を比較してみるとしましょう。
治療薬 | 価格(税別) |
---|---|
プロペシア | 6,000円程度 |
ファイザー | 4,900円 |
サワイ | 4,300円 |
トーワ | 4,300円 |
クラシエ | 4,760円 |
この数字からも分かるように、ジェネリック医薬品の方がMSD社のプロペシアよりも断然価格が安いことが分かります。
概ね2割~3割程安くなっています。
効能はほぼ同じなので、「安くAGA治療を行いたい」と思ったらジェネリック医薬品を使うのも良いでしょう。
安いのは魅力的ですが、安全性によっては安くても「やはりMSDのプロペシアの方が…」となるのは当然でしょう。
用いられている成分が同じである以上、効果はほぼ同じではあるものの、MSD社は開発にお金をかけています。
臨床実験も多々行っており、様々な試験を経て「安全」として国から認可を受けて販売しています。
いわゆる先行薬になりますので、安全性のチェックはとても厳しいですし、MSD社としても万全の態勢で開発・製造に取り組んだことでしょう。
一方、ジェネリック医薬品はいわばレシピを真似ているものです。
主要な成分は全く同じですので、効果はほぼ同じと言えますが、薬のコーティング部分などは各社細かい違いがあるのも事実です。
ジェネリック医薬品の安全性とて決して低い訳ではありませんが、それでも「安全な方を」と少しでも気になるのであれば、先行して発売されているMSD社のプロペシアの方がこれまでの症例も豊富ですので安心と言えるかもしれません。
そもそもこのようなジェネリック医薬品の特性はプロペシアに限った話ではありません。
どのジャンルのジェネリック医薬品でも同じ特徴なのです。
新薬は入念に開発が行われます。
だからこそ権利を有し、権利が切れるまではいわば独占状態で販売出来るのですが、権利が切れれば薬として広く普及させる役割が付与されるのです。
「プロペシアのジェネリック医薬品」の場合、髪の毛の問題なのでデリケートに考えてしまう人もいるのですが、どのジェネリック医薬品も特徴は同じです。
プロペシアのジェネリック医薬品だけが有している特徴ではなく、どのジェネリック医薬品も同じ特徴を持っています。
<プロペシアのジェネリックの価格>
✔プロペシアよりも安い
✔効果や副作用等もほぼ同じ
プロペシア(フィナステリド治療薬)は選べるのか、AGA治療をより繊細に行いたいと思っている人にとっては気になる所なのではないでしょうか。
中には「ジェネリック医薬品なんて絶対に嫌だ!」という人もいるかもしれませんし、「ジェネリック医薬品で良いから安く治療したい」と思っている人もいるでしょう。
この点に関してはクリニックによって異なります。
治療薬 | 価格(税別) |
---|---|
プロペシア | 初回4,200円 |
2回目以降7,000円 | |
ファイザー(ジェネリック) | 初回3,400円円 |
2回目以降6,000円 | |
FCI(ジェネリック) | 初回3,400円 |
2回目以降4,800円 |
このように微妙に価格が異なります。
もちろんこの中からどのフィナステリドを選ぶのかは患者の自由です。
こちらでは二種類のプロペシアを扱っています。
MSD社のものとファイザーのものです。
治療薬 | 価格/月(税別) |
---|---|
MSD社 | 6,500円 |
ファイザー社 | 6,000円 |
こちらも一ヵ月でおよそ500円の違いが生まれます。
もちろんどちらのフィナステリドを選ぶのかは患者の自由です。
こちらは様々なフィナステリド錠を用意していることで知られています。
言いかえればそれだけAGA治療に力を入れているとも言えるでしょう。
治療薬 | 価格(税別) |
---|---|
MSD社 | 6,500円(5セット以上は1セット6,000円) |
ファイザー | 4,900円(5セット以上は1セット4,500円) |
サワイ | 4,300円(5セット以上は1セット4,000円) |
トーワ | 4,300円(5セット以上は1セット4,000円) |
こちらでもどのプロペシアを選ぶかは患者の自由です。
MSD社とサワイ、トーワとでは一ヵ月におよそ2,200円の差が出ます。
AGA治療は長期的な治療になりますので、毎月2,200円の差が生じるということは、年間で26,400円の差が生じることになります。
さすがにこのように聞くと、「わずかな差」とは言えないかもしれません。
これらのクリニックは患者に選択肢を用意してくれているクリニックになりますが、すべてのクリニックがそうなっているわけではありません。
ここまで紹介したものはプロペシア、そしてジェネリック医薬品ですが、世の中にはジェネリック医薬品ではなく、プロペシアを模倣したものや、同じものだと勘違いされている物もあります。
価格等を見て別物だとは分かっていてもでは実際にどのように異なるのか。
その点も踏まえて見てみるとしましょう。
ザガーロは2015年に登場したAGA治療薬の新薬です。
プロペシアと非常に似た薬になりますが、主成分がデュタステリドであるAGA治療薬です。
価格としては、プロペシアより高い9,000円ほどで処方されることが多いです。
プロペシアとザガーロの大きな違いは、効き目の出る範囲が異なる点です。
プロペシアのが、頭頂部や生え際のみに効果が適用されるのに対して、ザガーロは、頭頂部や生え際に加え、側頭部や後頭部にも効果適用されます。
これだけ聞くと「初めからプロペシアよりもザガーロを飲めば良いのではないか」と思うでしょう。
ですがザガーロは効果が強力な分、副作用の発生確率が高くなると言ったデメリットもあります。
治療薬 | 割合 |
---|---|
フィナステリド | 5.0% |
デュタステリド | 16.7% |
出典:浜松町第一クリニック
こちらのデータは国内のとある臨床試験の結果です。
1年間投与した患者から算出した、臨床検査値異常を含む副作用の報告率データになります。
この数字を見ると「多少の違い」ではなく、明らかにザガーロの副作用の方が高いのです。
更にザガーロは価格も高いです。
治療薬 | 価格(税別) |
---|---|
プロペシア | 6,500円前後 |
ザガーロ | 9,500円前後 |
効果を早く出したい人はザガーロ、副作用のリスクを気にする方は、プロペシアを利用するなど、自分の希望などを総合的に判断して選択してみると良いでしょう。
AGAクリニックで処方される場合、医師が適切に判断してくれるので、過度に心配する必要はないと言えるでしょう。
心配な方は医師に相談することをおすすめします。
プロペシアの強化版との見方もされていますが、ザガーロも国内で承認を受けています。
また、世界を見れば102か国以上で承認を受けているようで、薬です。
こちらはプロペシアのジェネリック医薬品とされていますが、厳密には異なります。
フィンペシアはインドのシプラ社が開発した、いわばプロペシアの「コピー」です。
なぜジェネリック医薬品ではなく、コピーかと言いますと、シプラ社だけではなく、インドでは薬の権利が切れていないにもかかわらず、模倣品が出てしまうのです。
発展途上国向けに格安で治療薬を…という大義名分があるため、様々な薬が権利を無視してインドの製薬会社でコピーされているのです。
フィンペシアもその一つです。
フィンペシアの成分はプロペシアとほとんど同じものなのですが、国際的なルールを守り、ジェネリック医薬品として登場したのではなくコピー薬品として登場した背景があります。
プロぺシアとほとんど同じ成分が使われているのでジェネリック医薬品と勘違いしている人も多いのですが、ジェネリック医薬品ではなくコピーです。
実は日本国内でもフィンペシアを使用している患者は多いのです。
プロぺシアとほとんど同じ成分なのでAGAにも効果が見込まれているのですが、フィンペシアの価格は30錠でおよそ1,000円ともいわれています。
MSD社の正規品プロペシアはもちろんですが、日本のジェネリック医薬品よりもかなり安価な価格となっているのが分かるのではないでしょうか。
インターネットのおかげで個人輸入から購入している人が増えているのですが、残念ながらフィンペシアは国内で認可を受けた薬ではありませんので、使用の際はあくまでも自己責任になります。
偽薬を掴まされてしまう場合もあるので、厳選AGAでは病院での治療をおすすめします。
プロスカーはMSD社の親会社とも言うべきアメリカのメルク社が開発した薬です。
但し日本では認可されていませんし、医師からの入手ルートもありませんので個人輸入になります。
プロスカーの主成分はフィナステリドです。
この点はプロペシアと同じなのですが、そもそもフィナステリドは薄毛治療薬としてではなく、前立腺肥大症のための薬として開発されたものでした。
研究の結果、AGAにも効果があることが判明したのでAGA治療薬として販売されるようになったのですが、前立腺肥大症のための薬としても販売されているのがこのプロスカーです。
プロスカーはフィナステリドが5mgとプロペシアと比べて大量に含まれています。
フィナステリドは0.2mgと1.0mgのタイプしかありませんので、1.0mgのものと比べてもフィナステリド含有量が5倍も多いことになります。
但し、国内臨床試験に於いてフィナステリド含有量は1.0mg以上は効果に差がないとの症例もあります。
プロスカーは国内で認可されていませんので海外から個人輸入するしかありません。
価格についてですが、1箱28錠で3,000円程度で購入できます。
しかし、価格以上に安心出来る個人輸入業者なのかという問題点もあるでしょう。
あくまでも前立腺肥大症の治療薬なのでAGA治療目的での使用は自己責任になります。
フィンカーは上で説明したプロスカーのジェネリック医薬品になります。
つまり、プロペシア同様フィナステリドが主成分で、プロスカー同様フィナステリド含有量が5mgになります。
こちらも国内では認可されていないので個人での並行輸入が唯一の入手方法になります。
プロスカー同様、使用は自己責任になります。
フィンカーの価格は1ヶ月分で2,000円を切ります。
更にはフィナステリド含入量が5mg。
「フィナステリドの価格」という点では最もコストパフォーマンスに優れているのですが、先にもお伝えしたようにフィナステリドは1.0mg以上の摂取では症例に差がないという調査がある点や、国内で認可されていなので入手ルートが無いことなど問題も多いです。
個人での並行輸入のみが入手経路になりますので、それ相応のリスクがあると理解しておきましょう。
<プロペシアの選び方>
✔プロペシアの種類は豊富
✔自己判断せず、医師の判断を聞くようにする
プロペシアの価格は今後、更に安くなるだろうとの声があります。
プロペシアはMSD社が製造・開発したものですが、後続のジェネリック医薬品が多々登場しています。
これまでにお伝えしたように、どのクリニックに於いてもジェネリック医薬品のプロペシアはMSD社のものよりも低価格で提供されています。
MSD社は開発費をペイしなければならないのですが、後発製薬メーカーはレシピが分かっていますので、同じように製造するだけで良いのです。
開発コストが安いからこそ、MSD社の物よりも低価格での提供が可能なのですが、製薬メーカーはとても多いです。
つまり、今後もプロペシアのジェネリック医薬品の登場が予想されますので、更にプロペシアの値段は低下するだろうとの予測があるのです。
ジェネリック医薬品について様々なことを書いて来ましたが、日本のジェネリック医薬品認可はとても厳しいものです。
そのため、ジェネリック医薬品ではあっても安全は担保されていると言えるでしょう。
先にいくつか日本で認可されていないプロペシアのコピー品を紹介させて頂きましたが、それらは国内製薬メーカーのように認可を受けている訳ではありませんので品質が保証されている訳ではありません。
また、ジェネリック医薬品は成分は同じですが、では効果が全く同じなのかといえばそれも違います。
薬にも質の違いはあります。
製造工場の質によって薬の質も異なりますので、今後プロペシアはジェネリック医薬品の登場によって価格が下がる一方で、質も問われるようになるでしょう。
もちろんジェネリック医薬品のプロペシアは決して質が悪い訳ではありません。
基本的な成分は同じですし、試験に於いて±15%でなければ認められない以上、効果に関しても大幅に異なるものではありません。
ですが製造工程等はどうしても異なりますので、「まったく同じ」ではない点も理解しておくべきでしょう。
AGA治療は決して短期間で終わるものではありません。
そもそもプロペシアの推奨内服期間は半年です。
最低でも半年は続けなければ効果は期待しにくい、と言いかえても良いでしょう。
一日摂取しただけで劇的な変化がもたらされるものではありません。
そのため、長期的な継続が必要になります。
これまでプロペシアの価格を挙げてみましたがそれらは基本的に一か月分です。
プロペシアの推奨内服期間は半年とされていますが、半年内服したら終わりではありません。
症状次第ではその後もプロペシアの内服は続きます。
対応地域 | クリニック名 | 費用/月 |
---|---|---|
全国展開 | AGAスキンクリニック | 7,000円 4,200円※ |
東京 | 新宿AGA メディカルケアクリニック |
3,300円 |
大阪 | 脇坂クリニック | 7,000円 |
遠隔診療 | AGAヘアクリニック | 5,500円 |
>※ジェネリック医薬品(プロペシアと同様の成分)の場合:【初回】3,400円
プロペシアは薬ではありますが、頭痛薬のようにアクシデントの時に摂取して平常時には飲まなくていいものではありません。
常に内服し続けることにより、徐々に体の中の5αリダクターゼの働きを抑えるのです。
5αリダクターゼは一度プロペシアを内服したくらいでその働きが急停止するものではありません。
徐々に抑制されていくものです。
そしてプロペシアの内服をやめれば、当然5αリダクターゼの働きは再び活性化するのです。
AGAは一時的な症状ではありません。
いつまで治療するかは自分自身次第になりますので、価格面も考慮して長期的な視点から考えていく必要があります。
数百円差であっても仮に何年も飲み続けることになれば総額として計算すれば大きな額になります。
質の良いプロペシアを飲みたいとは思っても、経済的な負担が大きくなって飲めなくなれば抑えていた5αリダクターゼが再び活動を活性化させます。
それにより、抜け毛も再び生じるようになるのです。
初めはMSDのプロペシアを飲んでいたものの、経済的な理由など様々な事情で途中からジェネリック医薬品に移行するのは大丈夫なのか?疑問に思っている人もいるかもしれませんが、こちらは特に問題はありません。
そもそもジェネリック医薬品のプロペシアも決して問題があるものではありません。
ましてや双方共に同じ成分になりますので効能は同じです。
そのため途中で変えても問題ありません。
万が一のこともありえるので医師との相談は欠かせません。
その際はかかりつけの医師等に相談するだけで良いでしょう。
ここで「それは駄目だ」と言う医師はいないでしょう。
AGA治療は長期的なものです。
経済的負担によるプロペシアの変更には患者自身が考えて行動に起こすことが重要です。
素朴な疑問としてプロペシアをいつまで飲めば良いのかと思っている人も多いかもしれません。
こちらもまた、極論すれば自分次第になります。
先にもお伝えしたように、プロペシアは5αリダクターゼの働きを阻害するものですが、どれだけ内服してもあくまでも阻害であって、体内から5αリダクターゼを消失させせることまでは確認が出来ていません。
プロペシアを飲んでいれば抑えられるものの、飲まなければ徐々に5αリダクターゼは働き始めますので、「もういいかな」と思うまで飲み続けることになります。
だからこそ、例え数百円の価格差であっても長い目で見れば大きな差になるのです。
プロペシアは薬です。
医薬部外品のように「効果が出る可能性がある」といったものではありません。
ですが体質によって効果に差が出るものです。
例えば男性ホルモンが強い人もいればそこまでではない人もいます。
また、普段のライフスタイルとて決して治療に無関係ではありません。
どれだけプロペシアを内服しても、睡眠時間が短かったり多大なストレスが蓄積され、栄養バランスを無視した食事を続けていれば、プロペシアを飲んでいても抜け毛が止まらない可能性は十分あります。
プロペシアはあくまでもAGAの治療薬です。
抜け毛の原因はAGAだけではありませんので、せっかくプロペシアを内服するのであればライフスタイルそのものも見直すべきです。
ここまで、プロペシアとそのジェネリックの価格を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
プロペシアだと【6,000円/月】程度です。
一方、その他ジェネリックだと、同効果で2〜3割やすい【4,000円/月】前後で購入可能です。
AGA治療は、半年から1年ほどと長期にわたるため、いかに「継続するか」が重要になってきます。
AGAを専門に扱うクリニックでは、ローンの相談等も可能なので、まずは無料カウンセリングに行き、シミュレーションしてみることをおすすめします。
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