【必見】薄毛対策!頭皮にこそ化粧水を!
現在、何か頭皮のためにケアをしていますか?今ハゲていないからといっても、もしかしたら近い将来ハゲるかもしれません。
あるいは「それ」はすでに目に見えない部分で始まっているかもしれません。
そうならないために、あるいはハゲ始めているのを止めるために、必要なのは頭皮ケアです。
まだ育毛剤までは必要ない、と思っていてもせめて最低限、頭皮用の化粧水は使いましょう。
それによって頭皮環境を整えることがハゲ予防の第1歩であり基本中の基本です。
そこでここでは頭皮化粧水にはどのような効果があり、そしてどのように選べばよいのかという点について、おすすめの商品と一緒にご紹介します。
「頭皮」用の「化粧水」といってもイメージがわかない人も多いでしょう。
女性であれば顔用の化粧水から類推できても、男性の場合、そもそも化粧水自体よくわからないかもしれません。
そこでまず最初に「頭皮化粧水」とはどういうものなのか、ということをご説明します。
大前提として理解しておきたいのは、言われてみれば当たり前ですが頭皮も顔とつながっている、つまり皮膚の一部だということです。
したがって顔の皮膚の持っている特徴と大きな部分では共通するのです。
具体的には以下のようなことです。
顔には毛穴がありその中に存在する皮脂腺から皮脂が分泌されています。
朝起きた時などに顔がべたついている感じがするのは皮脂のせいですし、またニキビができる大きな原因の1つも皮脂です。
ですから頭皮にも髪の毛が生えているということは当然毛穴があるということですから、顔と同じように皮脂腺もありそこから皮脂が分泌されています。
そして意外なことに、頭皮にある皮脂腺は、顔の額と鼻筋のいわゆる「Tゾーン」といわれる部分の3倍も存在するのです。
つまり、皮脂の分泌量も顔に比べて頭皮は3倍あるということです。
ですから顔の皮脂が多い人がさっぱり系の洗顔料を使うように、頭皮に関してもその皮脂の分泌量を考えてケアする必要があるのです。
正しい頭皮ケアをせずに放っておくと、いつのまにか頭皮の皮脂バランスが崩れ、顔にニキビができるのと同じように頭皮でもトラブルが起こります。
そのトラブルがニキビのようなものだけならまだいいですが、それらは最終的にハゲに結び付くので非常な危機感を感じるべきでしょう。
そこでまずは、自分の頭皮がどのような状態かを知ることを行いましょう。
頭皮にはその皮脂の分泌量の多さによって、以下のようなタイプがあるので、自分がどれに該当するのか考えてみてください。
脂性肌とはその名の通り、頭皮が「脂っぽい」性質を持っているということです。
その見分け方は、頭皮によくニキビができたり、時々かゆくなったり、湿疹が発生しやすいということです。
あるいは頭皮から汗っぽい臭いがしても脂性肌タイプだと言えます。
その臭いは古い天ぷら油からすえたような臭いがするように、皮脂が酸化していることで発生しているからです。
そのような頭皮になる原因は、皮脂の分泌量が過剰だから、ということとその余剰な皮脂が毛穴に詰まっているからです。
そもそも皮脂の本来の働きは、皮膚内部の水分が蒸発しないように頭皮をカバーしてフタになることと、逆に外界からの刺激物が皮膚の内部に入り込まないようにガードをすることです。
これを皮脂のバリア機能と呼びますが、したがって適度な皮脂が皮膚上にあるということは身体にとって非常に重要なのです。
しかしそれが適度な量を超えて分泌され過ぎしてまうと、頭皮は脂っぽくなり、そして頭皮上で余った皮脂が毛穴に詰まってしまうのです。
毛穴に詰まった皮脂は、まず毛穴の奥にある毛根や毛母細胞への酸素の共有を遮ってしまいますし、そして皮脂自体が酸化して嫌な臭いを発します。
さらにはその皮脂を栄養に雑菌が繁殖して、その刺激でまずかゆみが生じ、そのあとに毛穴の中で炎症が起こります。
炎症とはすなわちニキビのことで、それが続くと毛根と毛母細胞ダメージを受けて、ついにはハゲ始めてしまいます。
脂性肌タイプの場合はそのようなリスクを持っているということを理解しましょう。
逆に皮脂が必要な量だけ分泌されないために乾燥している頭皮を乾燥肌タイプといいます。
この見分け方は、フケが多い、かゆみや赤みがあることです。
脂性肌でもかゆみという現象は起きますが、その原因は後で書くように全く異なります。
なぜ必要な量だけ皮脂が出ないのか、というとそもそもそのような体質である場合と、加齢などによって頭皮の新陳代謝であるターンオーバーが乱れて分泌された皮脂がどんどん蒸発していってしまっている場合、そして分泌はされていても乾燥した空気や紫外線にさらされて同じく蒸発していっている場合などがあります。
そして皮脂の分泌量がすくないと、皮脂のバリア機能が発揮されないので、頭皮の内部から水分がどんどん蒸発していって、頭皮が乾燥してしまうのです。
十分な水分を失った頭皮は、角質が乾燥して剥がれてフケとなったり、バリア機能が弱いために外界からの刺激を受けてトラブルを起こし、これがかゆみや赤みの原因になります。
さらには頭皮の水分が失われると、表面的には皮脂がピンと弾力を持って張っている状態ではなくなるため皮膚が重力のせいで下がり、結果的に顔がたるんできます。
また皮膚の内部では、頭皮が弾力を失ったことでその下にある毛細血管が収縮し、血行が悪化してしまいます。
血液は各細胞に栄養分と酸素を送る働きをしていますから、頭皮下の毛細血管の血行が悪化すると毛母細胞への栄養供給が滞り、十分に細胞分裂ができなくなるため、発毛が止まって、これも結局はハゲの原因になるのです。
またその頭皮の乾燥が進むとバリア機能が落ちたことを脳が察知して、皮脂を余計に分泌させる指令を発します。
それが適度な量で止まればよいのですが、しかし多くの場合はストップが利かず結局皮脂の過剰分泌につながり、今度は脂性肌タイプと同じようなトラブルが起こります。
このように頭皮が脂性肌でも乾燥肌でも、頭皮でのトラブルは起こります。
したがってそれを防ぐには頭皮での皮脂のコントロールが重要であり、そのためにはその頭皮のタイプに適した化粧水、つまり皮脂が多ければその分泌を抑制する成分の配合された化粧水、皮脂が少なく乾燥した頭皮なら潤いを補充する化粧水を使うことが大切なのです。
またすこし具体的な話になりますが、頭皮化粧水にも通常の手に取って塗るタイプ、頭皮にボトルの口を当てて塗るタイプ、さらにはスプレーのタイプなどがありますが、頭皮には毛髪があるので頭皮化粧水を手で塗布するのは難しいと言えます。
したがって、選ぶのであれば、スプレータイプ、あるいはボトルの口を直接頭皮につけるタイプが便利です。
気に入った化粧水や得たい効果を持つ化粧水がそのようなタイプではない場合は、スプレーボトルなど移し替えて使用してもよいでしょう。
以下では、頭皮タイプに合わせた化粧水でのケアの方法とその効果についてご紹介します。
まずは頭皮化粧水を使うとなぜよいのかということです。
上で書いたように、かんたんに言えば頭皮における皮脂コントロールを行えるのでトラブルを予防できる、ということですが、じつは頭皮上の皮脂の状態はハゲの大きな原因の1つである男性脱毛症、つまりAGAの発症とも連動しているのです。
それを防ぐことも頭皮化粧水の効果なのです。
具体的には以下の通りです。
まず10代でも発生してまるで中年のような髪型になってしまう、男性にとっては非常に恐ろしいAGAの発症の原因とメカニズムを簡単にご説明します。
最初に健常な状態の髪の毛が生まれて、伸びて、抜けていくというサイクルを理解してください。
このサイクルは3段階になっています。
第1段階は2~3ヶ月の休止期で、成長しきった髪の毛が抜け、そのあと毛母細胞の中で次の新しい髪の毛を生む準備をしている時期です。
第1段階は2~6年の成長期で、毛母細胞がどんどん細胞分裂を繰り返し、それによって発毛が積極的に起こり、生まれた髪の毛が成長し続けてる時期です。
第3段階は2~3週間の退行期で、毛母細胞が停止した状態になり、髪の毛の成長も止まり、栄養供給もストップするので次々と抜けていく時期です。
この約6年のサイクルを「ヘアサイクル」と言います。
これが頭部全体で均一に正常な状態で繰り返されていれば、常に頭部はフサフサの髪の毛でおおわれます。
このヘアサイクルが正常に回らなくなっている障害がAGAです。
具体的には、最長6年間の成長期を数か月から1年に短縮してしまい、それによって髪の毛は十分に成長しないまま退行期に入り抜けて行ってしまうのです。
これがこめかみで起こればM字ハゲになりますし、頭頂部で起こればO字ハゲになるのです。
そしてこのようなAGAが発症する原因は、脱毛ホルモンが発生することです。
これは男性ホルモンに5α活性酵素というものが結合して生まれるもので、ジヒドロテストステロン、別名DHTといいます。
このDHTの作用で、成長期が数か月から1年と異常に短縮してしまうのです。
上で説明したようにAGAの発症と頭皮の皮脂バランス、つまり頭皮環境は直接的には無関係に見えます。
しかし、実際は無関係ではなくむしろ連動しているのです。
それは以下のようなことです。
AGAの根本原因であるDHTは、男性ホルモンが多ければ当然増え、AGAの発症リスクが上がります。
そして同時に男性ホルモンの作用には皮脂腺を刺激することもあるのです。
つまり、男性ホルモンが多いということは、AGAの発症リスクを高めると同時に、頭皮の皮脂バランスを乱し頭皮環境をも悪化させるのです。
ですからAGAになってしまった場合に、頭皮の皮脂のケアをしていないと、AGAでハゲ、さらに頭皮の皮脂分泌の過剰によってそのハゲが悪化する、
という最悪の現象が起こってしまうのです。
したがって、それを防ぐためにも普段からの、またハゲないうちからの頭皮ケアが大切なのです。
また残念ながらハゲが発症し、その原因がAGAだと分かった場合、その改善のために育毛剤などを使うことになるでしょうが、頭皮ケアがしっかり行われていない場合は、育毛剤の効果は十分に発揮されません。
なぜなら、皮脂分泌が多いと毛穴が詰まるだけではなく、頭皮全体を皮脂が厚く覆ってしまいますので、育毛剤の有効成分がそれに遮られて頭皮を通り抜けないために、本当に必要としている毛根や毛母細胞に届かないからです。
さらには食生活の改善によってAGAを緩和しようとしても、頭皮の血行も悪くなっているため、食事で摂った育毛に効果のある栄養が毛母細胞に届きません。
ですから、AGA対策を100%効果的に発揮させるためにも頭皮ケアが必要なのです。
以上のような理由で頭皮ケアはあらゆる意味において重要なわけです。
そこで頭皮化粧水の登場ですが、まずはその効果をご紹介します。
頭皮化粧水には主に以下の6つの効果があります。
まずは最も主となる効果が、頭皮の水分が少なくなっている乾燥肌の内部に保湿成分を供給することです。
さらにはその保湿成分がまた蒸発してしまわないように、皮脂の代わりの成分がバリア機能を発揮し、両方の効果で、頭皮の潤いを実現します。
また皮脂が多い脂性肌の場合は、皮脂腺にアプローチしてその皮脂分泌を抑制させる効果を持った化粧水もあります。
頭皮が十分に潤うと、パリパリだった頭皮に柔軟性が戻ります。
それは弾力の復活につながりますから、顔の皮膚も持ち上げられ、たるんでいた顔がすっきりと若々しく小顔になります。
頭皮が柔軟になると、頭皮下の毛細血管も柔軟になって血管の周囲の筋肉もゆるみ、それによって血管が拡張されて血行が促進されます。
毛細血管の血行が改善させると、栄養と酸素の運搬活動が活発になりますから、毛母細胞に十分な栄養と酸素が供給され、毛母細胞が活発に活動するようになります。
頭皮の新陳代謝を「ターンオーバー」といいます。
頭皮が皮膚の奥深いところで生まれ、徐々に成長しながら上部に昇ってきて1番上で表皮になり、最後は垢になってはがれ落ちていくサイクルです。
先ほど少し触れたように、頭皮が乾燥すると、このターンオーバーのサイクルが乱れ、フケやかゆみ、抜け毛といった頭皮トラブルの原因となります。
そこで、その乾燥した頭皮を保湿することでターンオーバーが改善しますし、またその改善を促進するビタミンEなどの成分が配合されている化粧水を使えばさらに良好な状態になります。
では具体的にどのような頭皮化粧水を使えばよいのでしょうか。
その選び方についてご紹介します。
乾燥肌の場合は、十分に保湿力がある頭皮化粧水を使いましょう。
パッケージに「しっとりタイプ」などの表示がある商品や、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている化粧水が適切です。
脂性肌の場合には、何も使わずに頭皮を乾燥させようというような方法はNGです。
その場合も適切な頭皮化粧水を使って、ちょうどよい皮脂量にコントロールすることが重要です。
具体的には「さっぱりタイプ」と書いてあるような化粧水で、なおかつビタミンB2、ビタミンB6、ビタインCなど皮脂分泌を抑制する成分の入ったものを選びましょう。
健常な頭皮は頭蓋骨の上に乗って「遊び」がありますから、頭部を抱えて動かすと頭蓋骨の上で頭皮が前後に動く感じがあります。
それがない、あるいは頭皮が頭蓋骨上に張り付いているように動かない、という感じの場合は頭皮の柔軟性が失われています。
それは頭皮下の血行不良を招き、トラブルやハゲの原因になりますから、こういう場合も頭皮化粧水の使用が重要です。
選ぶ化粧水は、頭皮の柔軟性は保湿によって回復しますから、乾燥肌の場合と同じしっとりタイプのものがよいでしょう。
仕事などで外出しがちで直射日光を浴びる機会が多い人の場合、日光の中の紫外線は頭皮を乾燥させます。
また紫外線を浴びすぎている頭皮の表皮は内部を防御するために分厚くなり、その角質がはがれて大きなフケとなって毛穴に詰まります。
いずれも頭皮のトラブルの原因になりますので、そういう人は帽子などにより紫外線の防御をすると同時に、乾燥肌用の頭皮化粧水の使用が必須です。
それによって頭皮の保湿を行えば、大きなフケも解消されます。
以上のように頭皮のタイプ別、状態別に化粧水を選ぶことが大前提ですが、そのような用途の化粧水の中でも、いろいろな形状や特徴のものが販売されています。
その中では何を選べばよいのでしょうか。
まず化粧水の塗布の仕方はスプレータイプのものを使ってミストで頭に振りかける方法が最も効果的です。
ミストであれば細かい霧が頭皮まで届きますので、そのあと優しく指の腹でマッサージしてあげれば、有効成分は十分に頭皮になじみ、皮膚内部に浸透します。
中には粘度の高い液剤が入ったクリームタイプの頭皮化粧水、あるいは頭皮エッセンスがありますが、これは頭皮上で均一になじまずにそのまま毛穴に詰まってしまう可能性があります。
ですからそのようなものは避けたほうが無難です。
男性用の頭皮化粧水は清涼感を出すためにアルコールを多く配合しているものもあります。
アルコールはそれ自体が蒸発する時に一緒に水分も奪っていってしまいますから、頭皮の乾燥の原因になります。
ですから、アルコールが多く入っていそうなもの、あるいは清涼感をうたってる頭皮化粧水は避けたほうがよいでしょう。
それでは選択する頭皮化粧水が分かったところでどのように使用すればその効果を1番発揮できるのかということについてご紹介します。
具体的には以下の方法を基本に実践しましょう。
頭皮化粧水は必ず洗髪した後に使いましょう。
毛穴の汚れがしっかり除去され、頭皮が清潔になった状態で使わないとせっかくの有効成分が浸透しないため効果が得られません。
まずは冷風のドライヤーで濡れた髪を乾かし、頭皮化粧水をスプレーであれば頭髪に噴霧し、ボトルからの直接タイプであれば頭皮に押し付けて頭皮上になじませ、指の腹を使ってマッサージしながら浸透させます。
頭皮化粧水を冷蔵庫などで冷やしておいて使うと、保湿効果だけではなく、毛穴の引き締め効果も発揮され、抜け毛予防になります。
特に夏であれば、アルコールが配合されていない頭皮化粧水でも爽快感や清涼感が得られます。
頭皮化粧水をぬった後は丹念に頭皮をマッサージしましょう。
ただし、力が強すぎるとそれによって毛細血管を傷つけてしまう危険性がありますから、指の腹でマイルドにもむことが大切です。
指を立てたりしても爪で皮膚を傷つけますし、また一時期流行ったようにブラシでトントンと頭皮をたたくのも毛細血管や皮膚の損傷につながりますので止めましょう。
頭皮化粧水は以上を注意しながら以下のステップで使用するのが最もスタンダードです。
1 ボトルの場合は頭皮5箇所程度に適量を塗布する。
スプレーの場合は頭部にまんべんなく噴霧する 2 頭皮化粧水を塗った部分を指の腹でマッサージして、液剤を浸透させる 3 耳裏や後頭部もしっかりと塗布する 4 全体に塗り終えたら指の腹でマッサージして浸透させていく 5 ドライヤーで乾かす
また頭皮化粧水の効果を最大限に発揮させるには、その前段階の洗髪の方法についても留意することが大切です。
具体的には以下のポイントを押さえましょう。
洗髪に仕方によっては皮脂が十分に取れなかったり、あるいは逆に除去したりしすぎて頭皮を乾燥させ、その後の皮脂の過剰分泌を招いてしまう可能性があります。
それを防ぐには以下の方法で洗髪することがポイントです。
まず1つはシャワーの温度は 138度前後に設定しましょう。
熱いお湯の場合、頭皮の皮脂が落ちすぎてしまうからです。
2つめは予洗いをしっかり行うことです。
シャンプーをつける前に、ぬるま湯で頭皮と髪を洗いましょう。
それによって表面の汚れが洗い流され、少ないシャンプー量で十分に泡立てることができます。
シャンプーには頭皮に対して刺激となる成分が含まれていることが多いので、1たくさん使いすぎないことが大切なのです。
3つめは洗髪の回数は基本的には1日1回にしておきましょう。
必要以上の頻度の洗髪は、やはり皮脂を除去しすぎてしまいます。
4つめは、頭皮マッサージと同じように、洗髪時にも指の腹で頭皮をもむように、マイルドな力加減で丁寧に洗うことです。
シャンプーは手の平の上で十分に泡立ててから髪につけ、人差し指から小指の4本の指の腹でマッサージするように洗いましょう。
耳の周りや襟足は洗い残しやすく、そこの残った皮脂がトラブルの原因にもなりますからより意識して洗いましょう。
5つめはすすぎはしっかりと行うことです。
シャンプーの洗浄剤などが頭皮に残ると、それが毛穴に詰まってしまいますので、十分にすすぎましょう。
これも後頭部から襟足に洗浄剤が残ることが多いので、すすぐ順番は頭頂部、前頭部、側頭部、後頭部と襟足というのがベストです。
また濡れている髪の毛は、蒸れてしまいそれが雑菌の温床になってしまいます。
ですからできるだけ早く、そして十分に乾かしましょう。
ただし、乾かし方も注意しないと返って頭皮を乾燥させすぎ、トラブルを招いてしまいますので、以下のポイントに注意してください。
まずはドライヤーの前にタオルで十分に水分をぬぐいましょう。
それはドライヤーの風が頭皮に当たる時間をできるだけ少なくするためです。
そのあとに頭皮化粧水を塗ります。
次に自然乾燥ではなくドライヤーを使って乾かしましょう。
その際の手順は、まずドライヤーを頭部から20cm程度離して温風で髪の毛の根本を中心にできるだけ手早く乾かしていきます。
そしてある程度乾いたら冷風に切り替えて髪を整えます。
頭皮環境を整えるためには頭皮化粧水を使うことが大前提ですが、普段の暮らし方の中でも頭皮環境を良好な状態にしておくことを心がけるのがより良いことです。
具体的には以下の、乾燥対策、紫外線対策をセットで行いましょう。
いくら頭皮を化粧水で保湿しても、乾燥した空気の中にいたのでは、どんどん化粧水の液剤も含めて水分は奪われていきます。
したがって、室内を皮膚に適切な湿度である60%程度にキープしましょう。
外界の空気は調節できませんが、室内であれば加湿器などを使うことが肝心です。
また、頭皮や髪にエアコンの風が直接当たっていると、それも乾燥の原因になりますから風の向きに注意してください。
さらに温度管理も重要です。
部屋が暖かすぎたり、厚着をしすぎて外出すると、汗をかき、それが冷えて蒸発する際に、一緒に頭皮の水分も蒸発して乾燥をもたらしてしまいます。
ですから室内であれば18℃前後の適切な温度管理をすることと、外出の場合も適度な防寒対策をとることを心がけましょう。
顔の場合は紫外線対策をすることが男性でも多いですが、頭皮や髪の毛まで注意する人は少ないようです。
しかしここまで述べたように紫外線は頭皮にとっても大きなダメージの要因ですから、顔や手足に日焼け止めを塗るように、頭皮や髪にも紫外線対策を行いましょう。
頭皮用の日焼け止めは、スプレータイプのものがドラッグストアなどで販売されていますので、それをまず使用することと、できるだけ外出時には帽子をかぶることです。
ただし、帽子は長時間かぶり続けると、頭皮が蒸れて雑菌の温床になるという逆効果が生じますので、適度に脱いで風を入れ蒸れを防ぎましょう。
では頭皮化粧水の重要性と選び方、そして使用方法が分かったところでおすすめの頭皮化粧水を5品ご紹介します。
●製品特徴
キュレルの頭皮保湿ローションはオイルフリー処方ですから、皮膚に対する刺激が少ないのが特徴です。
ですから頭皮が敏感でよくかゆくなる、赤くなるという人でも安心して使えます。
さらにはアルコールフリーでもあるので、頭皮が乾燥しません。
また頭皮のPh値と同じ弱酸性ですから刺激性はさらに弱いと言えます。
そのほか、無香料、無着色と処方的には非常に安全性に配慮した設計です。
その担保として、アレルギーテストも行っていますし、皮膚に対する刺激性を確認するパッチテストも実施済みなので、敏感肌といわれるほど皮膚が弱い人でも大丈夫です。
さらに頭皮の保湿を十分に行い頭皮環境を整える以下のような成分が配合されています。
- 潤浸保湿セラミド機能成分(セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド):保湿
- ユーカリエキス:保湿
- ユーカリ葉エキス:抗菌作用
●価格
1404 円/120ml
●製品特徴
NOVは敏感肌の女性向けの低刺激スキンケアシリーズです。
そのラインナップですから、このスカルプローションも角層が薄い敏感な頭皮に使っても安心な設計になっています。
無香料、無着色であることと、それでいて保湿効果を厚生労働省が認可した医薬部外品であることから安心して使用でき、効果も期待できます。
- ヒノキチオール:フケ、かゆみの防止
- グリチルリチン酸2K:抗炎症作用
- 酢酸トコフェロール:皮膚の老化である酸化を抑制する作用
●価格
1620円/80ml
●製品特徴
「薬用ユースキンSローション」は頭皮専用ではなく、全身の肌の乾燥トラブルに使える化粧水です。
ですから風呂上がりに全身に塗って、頭皮の乾燥だけではなく顔や身体の乾燥対策にも使えます。
また医薬部外品ですから効果も確かで安心です。
薬用ユースキンSローションの特徴は保湿成分を多様にたっぷりを配合すしている点です。
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