頭皮の皮脂がハゲの原因?ハゲない方法とヘアケアシャンプー
抜け毛や薄毛はヒトの命に影響しないため、その治療は遅れをとっていましたが、近年の毛髪科学の進歩は目覚ましく、抜け毛や薄毛のメカニズムが解明されています。
そんな中で、髪の毛に関わるいくつかの説は誤った伝わり方をしていることがあります。
。
「頭の皮脂が原因で薄毛や脱毛が起きる」というのもそのひとつです。
その裏には、頭の皮脂が髪の毛にとって悪者になっていて欲しい人たちがいます。
「皮脂をごっそり落として育毛促進」とうたって育毛剤を購入させようとしたり、「こんなに毛穴に皮脂が詰まってますよ」とマイクロスコープで見せて機器やケアを勧誘したりするビジネス手法がまだ存在します。
皮脂には皮脂の役割がきちんとあります。
その役割を置き去りにして、ただ単に皮脂を取り除くことは、頭皮や髪の成長にとって良い影響を与えるはずがありません。
頭の皮脂についての理解を深め、健康な頭皮環境をつくり、適切な抜け毛の予防と効果のある育毛活動をすすめていきましょう。
■まとめ
育毛剤の宣伝などでは、「皮脂を取り除く」などのフレーズを耳にします。
薄毛や抜け毛の原因が頭から分泌される皮脂にあるかのような印象を持ちますが、本当のところはどうなのでしょうか。
私たち人間の体は、必要のない皮脂をわざわざ分泌するような仕組みになっているはずはありません。
目的があるから頭の皮脂は分泌されているのです。
適切に抜け毛や薄毛の予防をするために、頭の皮脂の役割についての理解を深めていきましょう。
皮脂は毛穴から出る汗と混ざり合って「皮脂膜」とよばれる薄い膜を作ります。
皮脂膜は、皮膚をコーティングし、頭皮から水分が蒸発して乾燥することを防いでくれます。
頭皮の表面が乾燥すると、頭皮や髪の毛に潤いがなくなり、フケやかゆみなどの頭皮のトラブルを引き起こす場合があります。
フケはもともと頭皮の表面の角質細胞が古くなって剥がれ落ちたものですが、古い角質細胞が剥がれるということは別に悪いことではありません。
「外部の刺激から肌を守る」という役目を終えた古い角質細胞が剥がれ、また新しい角質細胞が内側から押し上げられてきます。
このような活動を肌の「ターンオーバー」とよびますが、このターンオーバーによって頭皮の表面を外部の刺激から守っています。
フケが増えるということは、このターンオーバーの活動が正常ではないことを意味し、頭皮が外部からの刺激にさらされているという警告を発してくれているのです。
角質層の下には毛母細胞や毛乳頭とよばれる組織があります。
毛乳頭は血液から栄養を受け取り、毛母細胞へ栄養を送り込み、髪の毛の成長を指示します。
栄養と指示を受けた毛母細胞は分裂を繰り返すことによって髪の毛が成長しています。
頭皮が外部からの刺激にさらされると、毛乳頭や毛母細胞にトラブルが発生し、髪の毛の成長が阻害するリスクが高まります。
頭の皮脂は、頭皮の表面を保湿して、このようなリスクが起こることを防いでいるのです。
参考:頭皮の炎症はこうして起きる!各症状原因と対策・ケア方法
頭の皮脂は、頭皮の雑菌が繁殖するのを防ぐはたらきがあります。
頭の皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜を作ります。
その皮脂膜が頭皮の表面を弱酸性に保っています。
酸性やアルカリ性の強さを表す単位いえば、皮膚の表面はpH4.5~6.0が正常な数値です。
この数値を維持することが頭皮環境にとって重要です。
なぜなら雑菌は酸に弱く、pH4.5~6.0という弱酸性の値を維持することで、雑菌の繁殖を抑えることができるからです。
シャンプーで洗髪すると頭皮表面のpHは一時的に高くなり、アルカリ性が強くなりますが、皮脂膜が自然に弱酸性へと戻し、雑菌の繁殖を抑えてくれているのです。
もし、皮脂がなくなるとどういうことになるでしょうか?皮脂膜を作ることができず、頭皮の表面を弱酸性に保つことができなくなり、アルカリ性が強くなります。
アルカリ性が強くなった頭皮は、雑菌の繁殖がすすみ、頭皮や毛髪に関わる頭皮細胞にトラブルを引き起こします。
頭皮細胞にトラブルが起こると、毛髪に必要な栄養や酸素が十分に行き届かなくなります。
すると髪の成長が阻害されることになってしまいます。
頭皮の表面に雑菌が繁殖するのを防ぎ、頭皮環境を正常に保つことも皮脂の重要な役割なのです。
頭の皮脂は、頭皮に潤いと柔軟性を与えます。
潤いと柔軟性を与えられるとシワや肌荒れになりにくい滑らかな頭皮になります。
その他、皮脂は間接的に育毛を促進しています。
頭の皮脂に含まれるプロビタミンDという成分は、紫外線を浴びることでビタミンDをつくります。
そこで作られるビタミンDは体内に取り込まれ、髪の毛の成長を促すカルシムの吸収を助け、間接的に育毛を促進しているのです。
頭皮の表面に分泌される皮脂の役割は、頭皮の保湿による毛髪細胞の保護、頭皮表面の弱酸性化して雑菌繁殖の防止する、頭皮を滑らかにするなど、頭皮の環境と髪の毛の成長にとって大切な役割があります。
そんな役割があるにも関わらず、頭皮の皮脂は、なぜ薄毛の原因にされるのでしょうか。
それは頭の皮脂の分泌と薄毛の原因が、男性ホルモンの影響を受けるためです。
その内容を詳しく解説していきます。
頭の皮脂が薄毛の原因にされる理由は「男性ホルモンの分泌」と深い関係があります。
まず皮脂が分泌されるまでの流れを見ていきましょう。
1.男性ホルモンの分泌量の増加する
2.皮脂腺の活動が活発化する
3.皮脂腺の皮脂分泌量の増加する
皮脂は毛穴の内側にある皮脂腺とよばれる皮脂の生産工場で作られます。
男性ホルモンは、皮脂腺の活動を活発化させて皮脂を分泌させます。
男性ホルモンがどんどん分泌されると、皮脂線も皮脂の分泌を加速させられるため、頭皮に過剰な皮脂が出て、頭皮が脂っぽくなり、髪の毛がべとついてしまうのです。
頭の皮脂は男性ホルモンの影響を受けて分泌しますが、男性型脱毛症も男性ホルモンの影響を受けます。
男性型脱毛症のメカニズムを見ておきましょう。
1.男性ホルモン(テストステロン)が分泌される
2.テストステロンが血液を通じて体の各細胞へ入る
3.テストステロンが細胞内の酵素によってジヒドテストステロン(DHT)に変化する
4.DHTが受容体と結合する5.DHTが髪の成長を阻害する
男性ホルモンの中で、よく知られているものにテストステロンというものがあります。
このテストステロンが分泌され、血液を通じて、体の各細胞へと流れていきます。
テストステロンは、流れ着いた細胞の中にある酵素によって、ジヒドテストステロン(DHT)に変化し、それが髪の毛の成長を阻害します。
このように髪の薄毛にとっても、男性ホルモンが影響しているのです。
薄毛と頭の皮脂の分泌は、男性ホルモンの影響によって起こる結果です。
皮脂が薄毛を引き起こすのではなく、その原因となる男性ホルモンが薄毛を引き起こしているのです。
板見智『専門医が語る毛髪科学最前線』(集英社新書 2009年)でも、薄毛の原因は皮脂ではないと言っています。
20世紀の半ばに集められたデータによって、今ではこの説は完全否定されています。
同書によると、皮脂が薄毛の原因というのは19世紀に世紀に立てられた誤った仮説が広がり、まだ薄毛の原因が解明されていない時代にその仮説が広まってしまったのだそうです。
確かに、男性ホルモンによって、皮脂の分泌と薄毛が進行するので、皮脂が薄毛に作用しているように考えるのも不思議なことではありません。
ただし、今では皮脂が薄毛に作用していないことは証明されています。
皮脂を悪者にして育毛剤を購入させようとする業者には十分に気をつけていただきたいと思います。
頭皮に分泌される皮脂は、男性型脱毛症の原因ではありません。
ただし、頭の皮脂が原因で抜け毛を引き起こす場合があります。
脂漏性皮膚炎によって起こる粃糠性脱毛です。
脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰な分泌が原因となって、頭皮の表面に炎症を起こします。
その炎症が原因で起こる抜け毛が粃糠性脱毛とよばれる脱毛症状です。
脂漏性皮膚炎から粃糠性脱毛はいったいどのようなメカニズムで発症するのかを詳しく解説していきます。
脂漏皮膚炎(しろうせいひふえん)は、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)ともよばれ、頭皮にかさぶたのような皮ができる皮膚の疾患です。
「脂」が「漏れる」という名のとおり、皮脂の分泌が多い部分に発症しやすく、フケが大量に発生する場合は脂漏性皮膚炎を疑う必要があります。
頭皮に赤い湿疹が出て、フケのようなカサブタが点々と発生します。
このカサブタをフケだと考える人が多く、シャンプー時に爪でこすり取ってしまうと、余計に炎症やかゆみを悪化させてしまいます。
脂漏性皮膚炎の原因は、過剰な皮脂の分泌と菌です。
人間の皮膚にはマラセチア菌というカビの一種が存在します。
マラセチア菌は、人間の皮脂を好み、皮脂を多く分泌する部分に集まります。
頭の皮脂に含まれる脂肪成分を、マラセチア菌は遊離脂肪酸に分解し、その物質が肌の炎症やかゆみを引き起こします。
脂漏性皮膚炎が頭部に発症すると、髪の毛が抜け落ちる場合があります。
この脱毛を「粃糠性脱毛(ひこうせいだつもう)」とよびます。
粃糠性脱毛症は、マラセチア菌によって作られた粃糠物質が毛穴に入り込むことで脱毛を引き起こします。
脂漏性皮膚炎を発症すると、専門的な治療が必要です。
治療方法は、まず頭皮の炎症を抑えます。
炎症治療にはステロイド剤が使われることが多く、即効性があるため短期間で炎症は治まります。
ステロイド剤は皮膚を弱くする副作用があり、使用を止めると症状が再発するため、根本的な治療には至りません。
そのため、マラセチア菌の増殖を抑える治療も行っていくのが一般的な治療のようです。
脂漏性皮膚炎や粃糠性脱毛は、早い段階で適切な処置を行えば、髪の毛も元通りに生えてきます。
過度に心配する必要はありませんが、皮脂の過剰な分泌や大量のフケの発生は、少し注意をしておく必要があります。
皮脂は頭皮環境を整え、髪の毛の成長にとって大切な役割があることがわかりました。
脂漏性皮膚炎による粃糠性脱毛には注意が必要なものの、男性型脱毛症の直接的な原因ではないことも理解ができました。
ただ清潔感という意味では、頭の皮脂の過剰な分泌は、自他ともにあまり良い印象を与えません。
特に「頭の臭い」は周囲を不快にさせます。
スメルハラスメントという社会問題もあり、頭の臭いには注意も必要です。
頭皮の皮脂と臭いの関係も確認をしておきましょう。
頭が臭う原因のひとつは、頭皮の皮脂の酸化によるものです。
油が酸化すると鼻につく臭いを発生させますが、皮脂も全く同じです。
頭の皮脂は時間の経過とともに酸化します。
酸化した皮脂は「過酸化脂質」とよばれます。
この過酸化脂質が臭い成分の「ノネナール」を発生させて頭皮の臭いのひとつになります。
頭皮の皮脂の臭いは頭皮や髪の毛のケアに目が行きがちですが、食生活も大きく影響します。
食事でお肉が多くなると、肉に含まれる動物性脂肪の摂取が過剰になります。
動物性脂肪の摂取が多くなると、臭いの元になる成分が、頭皮や体から臭いを放ちます。
肉食が多い方は、魚や野菜などもバランスよく摂取しましょう。
また頭皮の臭いの原因は皮脂だけではないため、補足しておくと、雑菌が臭いになっている場合があります。
洗髪後にドライヤーをせずそのまま放置しておくと雑菌が繁殖しやすいため、お風呂から上がったら、できるだけ早く乾かすことを心掛けましょう。
頭の皮脂は取るほどに皮脂腺が刺激を受けて、皮脂の分泌が促されます。
洗髪を繰り返しても皮脂がおさまらないのはそのためです。
また皮脂が過剰に出るのは食生活の乱れやストレスが原因になっている場合もあります。
皮脂を適度な量に保つためにはどのような方法があるのかを見ていきましょう。
高カロリーの食事が多くなっていませんか?高カロリーの食事は、皮脂の過剰な分泌を招きやすいです。
特に外食が多い人は少し注意が必要です。
外食では脂身の多い肉や、バターやチーズなどの乳製品を使ったメニューが多いです。
これらの食品は動物性脂肪といって、皮u脂腺に刺激を与えて皮脂を過剰に分泌させます。
体にとって必要な栄養素ですが、摂り過ぎは不要な皮脂の分泌を招くことにつながります。
皮脂の分泌をコントロールするために、魚や野菜などもバランスよく食べるように心掛けましょう。
アルコールを多く飲まれる方も皮脂の過剰な分泌を招きやすいです。
肝臓に負担をかけると皮脂の分泌を促してしまうようです。
肝臓は、皮脂の分泌を高める黄体ホルモンの処理にも関わっています。
肝臓が弱ると、黄体ホルモンが増え、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。
出典:スキンケア大学
この理由は、肝臓のはらきにあります。
肝臓は胃や腸で消化された食べものを養分として貯めておく物質に変えるはたらきがあります。
アルコールを摂取し過ぎると、肝臓のはたらきが弱り、脂肪を分解できなくなってしまいます。
分解できなくなった脂肪は皮脂となって外部に放出されるため、過剰な皮脂の分泌が起こってしまうのです。
アルコールをよく飲まれる方は、たまには肝臓を休ませて、皮脂の分泌をコントロールしていくようにしていきましょう。
皮脂は皮脂腺が刺激されると皮脂の分泌が促されます。
洗髪回数が多いと、皮脂の分泌が多くなります。
「最後に読む育毛の本」(久田篤 佐野正弥著 みらいパブリッシング)では、以下のような洗髪の方法を勧めています。
洗髪は1日に1回が基本です。
よほど髪が汚れて洗わなければいけない場合には、お湯などで洗い流すだけで充分です。
もちろん特別な事情で洗わざるを得ない場合はシャンプーしても良いのですが、通常は夜の入浴時に1度の洗髪を基本とします。
朝夜のシャンプーをしている方は、一度シャンプーの回数を減らしてみましょう。
また洗い方も、爪を立てて洗うのは避けて、頭皮が傷まないように、指の腹を使って優しく丁寧に洗髪し、頭の皮脂の分泌をコントロールしていきましょう。
皮脂分泌をコントロールしてくれる栄養素があることをご存知ですか?食事から摂取できればそれに越したことはありません。
食事での栄養バランスの調節がむずかしい場合は、サプリメントもうまく使って、過剰に分泌される皮脂をコントロールしてみましょう。
皮脂をコントロールしてくれる栄養素は以下のようなものがあります。
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
栄養素は単独で摂取するよりも、他の栄養素といっしょにバランスよく摂ることで、吸収効率を高め、高い効果を得ることができるので、栄養は食事から摂るという基本も忘れないでください。
そのうえで、サプリメントにより栄養を補って、頭の皮脂の分泌をコントロールしていきましょう。
薄毛に大きな影響をもつ男性ホルモンですが、皮脂を同じように男性ホルモンも人間が活動していくうえで必要なものです。
男性ホルモンの分泌を最適なものにするために、まずは日常の生活習慣を見直していきましょう。
生活習慣の乱れは、男性ホルモンの正常な分泌を阻害します。
特に食生活と睡眠不足は男性ホルモンの過剰な分泌に影響します。
仕事の関係上、どうしても帰宅時間が一定しなかったり、夜が遅くなったりして、食事の時間が遅くなることもあります。
そんなときは、脂っこい食べものは避けて、消化に良い煮物などを摂るなど、食事メニューを工夫して男性ホルモンの分泌を最適なものにしていきましょう。
睡眠不足もまた男性ホルモンを過剰に分泌させる原因となります。
睡眠不足は、交感神経を優位になり、男性ホルモンの過剰にするため、皮脂の分泌を増やすことになります。
どうしても睡眠時間が少なくなってしまう方は、副交感神経を優位にすることで睡眠の質を高め、睡眠時間を補う工夫をして男性ホルモンを最適化してみましょう。
就寝前のパソコンやスマホの時間を減らしたり、睡眠前のストレッチなどで心身をリラックスさせたりすると、副交感神経が優位になりやすいです。
運動は乱れたホルモンバランスを整える効果があります。
逆に運動が不足すると、ホルモンバランスを整えることができなくなります。
また運動には血行を促進する効果もあるため、運動の不足は、髪の成長に必要な栄養が行きわたらなくなりやすいです。
血液は血液を体の末端まで送るポンプのような役割があります。
運動不足によって筋力が低下すると、血液を送るポンプの力が弱くなります。
血液を送るポンプの力が弱くなると、血液を体の隅々にまで送ることができず、 毛根や髪の毛に栄養が十分に行きわたらなくなってしまいます。
運動の時間が取れないという方も、通勤の駅の階段を利用したりするなど、少しずつ運動量を増やし、男性ホルモンを最適化していきましょう。
参考:毛根から抜け毛の原因を分析!今すぐできる抜け毛・薄毛診断
皮脂は取り過ぎてもいけませんが、過剰な分泌は臭いやべとつきが気に掛かります。
合成界面活性剤は強い洗浄力で洗い上りはさっぱりします。
その分、皮脂もごっそりと取り過ぎてしまうことになります。
皮脂を最適に保ち頭皮環境を整えるためには、合成界面活性剤が配合されているシャンプーは避けてるべきです。
低刺激のシャンプーで代表的なものは、アミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーの特徴は、合成界面活性剤が配合されたシャンプーに比べると洗浄力はやや劣りますが、刺激が弱く肌にやさしく皮脂を落し過ぎないことです。
泡立ちもよく、保湿性にも優れ、弱酸性のため洗いあがり髪はしっとりとします。
肌にとてもやさしいので、乾燥肌やアトピー肌の人も安心して使えるシャンプーです。
頭の皮脂を取り過ぎたくない、でも頭の臭いやべとつきを抑え、脂漏性皮膚炎の予防のために適度な洗浄もしておきたいという方のために、品質面で評価の高いシャンプーをピックアップしました。
口コミでも人気の高いシャンプーですので、シャンプー選びに困ったら参考にしてください。
育毛剤でも人気が高いチャップアップのシャンプーです。
チャップアップシャンプーの特徴は、アミノ酸系シャンプーで頭皮に優しく適度な洗浄力があるということ。
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35歳男です。
最近、頭皮の脂っぽさ、きしみ、薄毛(脱毛)が気になり始めこの商品を試しに購入しました。
少し独特な甘い香りがありますがしっかり泡立ちクリーミーで、洗い上がりもしっとりとして非常に好印象です。
脂っぽさも少しおさまってきたように感じます。
香りは好みが別れると思いますが、残らないので問題ないと思います。
自分は慣れて逆に心地よく思うくらいです。
良いシャンプーに出会えました。
出典:amazon
使い始めて3カ月経ちます。
泡立ちや使用後の髪の感覚が良いです。
この手の育毛効果を期待するシャンプーはいくつか使っていますが、きしきしするとか、泡立ちが良くないとか、香りが微妙とか、何かを我慢して使っていた感があったのですが、チャップアップはそうした「我慢」が無く、ストレス無く使えます。
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出典:amazon
髪がうねるタイプのくせ毛の人には向かないです。
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半信半疑購入したわけですが使ってみた結果、ドライヤーの時に頭皮を見てみると皮のめくれが見当たらない。
1日経っても乾燥してくる形跡もなく少しびっくりしました。
ちなみにこれは一度のシャンプーです。
もっと驚いたのはお風呂では上から順に洗うのでシャンプーがそのまま顔を伝って流れていくわけですが、そのお陰なのか顔がいつもよりモッチリしてます。
洗顔料はいつものまま。
やっていいのかわからないけど、これで顔洗ったらモッチリ維持できそうなくらい。
もう一つほめるなら、ハゲ防止で育毛剤使ってますが、それでシャンプーしたあとに育毛剤つけたあとのコシと立ち上がりが凄まじいです。
頭皮環境が1日にしてある程度改善された感です。
ただかきむしった傷などには改善はされないのできちんとした薬を病院からもらうのが先決かと。
あなたに合うかはわかりませんが、とりあえず今は市販を使ってるよって人は使ってみて損はないと思います。
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長年脂漏性皮膚炎に悩まされ、半ばあきらめかけていたところで出会ったこのシャンプー。
まさかの使用一度目からフケとカユミがおさまり、あまりの感動に、同じ症状の友人に早速オススメするも、なんと全く効かず!!…相性の問題かと思っておりました。
ところが後日、その友人から「俺、別の病院でみてもらったら脂漏性皮膚炎ではなく尋常性乾癬って診断された」とのこと。
なので、このシャンプーが効かなかった人は実は脂漏性皮膚炎ではなくて実は乾癬やアトピーなのではないか?と思っているくらい自分には効いてますが。
出典:amazon
残念ながら私にはまったく効果がありませんでした。
むしろ、頭皮がヒリヒリしてしまい、敏感肌には不向きかと。
でも、洗顔に使用したら可も無く不可も無くなので、人の肌って色々難しいですね。
とりあえず効果が無かったというか、悪化したので星1つです。
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頭皮の表面の皮脂は、「頭皮の保湿」や「頭皮の保護」など頭皮環境を整えるうえで重要な役割を担っています。
頭の皮脂がごっそりと取り除いてしまうことで、頭皮の表面にトラブルを招くことになり、髪の毛の成長を阻害します。
いっぽうで、頭皮の表面の過剰な皮脂の分泌は、髪の毛のべとつきや臭いの元になり、見た目や衛生上、良い影響をもたらしません。
頭の皮脂の過剰な分泌が進めば、雑菌が繁殖し、脂漏性皮膚炎が原因となって粃糠性脱毛を引き起こす場合もあります。
頭皮の皮脂量をコントロールして、適切な皮脂量にすることが健康な頭皮や髪の毛にしていくための課題です。
頭皮に適切な皮脂量を保つためには、皮脂をどのようにケアするかということも大切ですが、皮脂の分泌を適正な量にしていくこともとても重要です。
生活習慣や食生活などを見直し、男性ホルモンを正常な活動にし、皮脂の分泌を適正化する方法と、シャンプーなどでこまめにケアする二つの方法で、皮脂をコントロールしていきましょう。
ネット上に流れる誤った情報や、商品の購入を煽るような誇大広告に惑わされることなく、正確な情報を頭に入れて、冷静に自分の頭の皮脂と向き合ってください。
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