突然できた頭皮のできもの!正体と原因はなに!?
シャンプーしている最中や、髪をセットしているときに頭皮に違和感があって、触ってみたら、できものがあるなんてことはありませんか?
顔にできたニキビなどは治療法や対策法がたくさんありますが、頭皮のできものについてはどうしたらいいのかわからない人が多いのではないでしょうか?
そもそも頭皮のできものとはどんなものなのか、どうすれば治るのか見ていきたいと思います。
■まとめ
頭皮にできものや吹き出物が出る原因は、大きく分けて2つあります。
一つずつ見ていきましょう。
頭皮のニキビは、皮脂分泌が盛んな生え際から頭頂部にかけてできることが多いです。
皮脂の詰まりにより、皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖し、頭皮に炎症を起こさせます。
顔にできるニキビ同様、場合によっては膿が出てきたり痛みを感じたりするくらい悪化する可能性があります。
過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、マラセチア菌というカビの一種が繁殖して肌に炎症を起こさせるのが脂漏性皮膚炎です。
特に季節の変わり目には注意が必要で、夏の蒸した頭皮や、冬の乾燥した頭皮に発症します。
また、ストレスや生活習慣の悪化でも起きることがあるため、日頃のケアが大切になってきます。
粉瘤とは、皮膚にできる良性腫瘍です。
表皮から剥がれた垢などが、表皮にできた袋に溜まることでできます。
表皮の袋なので、体のどこにでもできうるものですが、頭皮にできる粉瘤は、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫と呼ばれることもあります。
粉瘤は放置しておくと、炎症を起こす場合もあるので、早急な対処が必要になります。
- 丘疹(きゅうしん)→ 小さなぶつぶつが盛り上がってる状態
- 膨疹(ぼうしん)→ 虫刺されの時にできるような赤い腫れ
- 紅斑(こうはん)→ 毛細血管拡張などが原因で、赤くなった腫れ
- 水泡(すいほう) → 水ぶくれの状態
- 糜爛(びらん) → 皮膚の浅い部分がはがれ、じゅくじゅくした状態
頭皮のできものができる原因は主に皮脂の過剰分泌です。
普段行っていることが頭皮のできものを作る原因になっていることもあるので、1つずつ見ていきましょう。
Point1.シャンプー選びに気をつける
普段使っているシャンプーの表示を見てみてください。
界面活性剤や、アルコールは入っていませんか?
スーパー等で売られている市販のシャンプーには界面活性剤など石油系の化学物質が入っています。
これらは、頭皮には刺激が強いため、頭皮が弱い方が使用すると、接触性皮膚炎などの炎症を引き起こすことがあります。
もし、それらが入っているシャンプーを使用していて、頭皮トラブルが起きているという方は、シャンプーを変えるだけで、悩みから解放させるかもしれません。
男性の場合、女性よりも皮脂の分泌量が多いため、男性用のシャンプーは一般的に洗浄力が強いです。
ですが、洗浄力が強すぎるシャンプーは前述のように、頭皮にダメージを起こすことがあるので、 男性も女性も低刺激にアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
頭皮のできものを予防・対策するにはアミノ酸系の優しいシャンプーがピッタリです。
界面活性剤やアルコール系のシャンプーは、洗浄力が強力なので、頭皮に必要な栄養分まで落としてしまいます。
また、化学物質を頭皮に塗ることになるので、頭皮へのダメージが大きいです。
また、髪にもダメージを与えてしまうため、抜け毛につながってしまうかもしれません。
「アミノ酸系」のシャンプーは、頭皮の余分な脂や汚れだけを落とすことができ、なおかつ肌にも優しいのです。
このharuスカルプケアシャンプーは、頭皮に優しい成分が入っているので、頭皮の環境を正常に保つことが可能です。
男女兼用のシャンプーになっていますので、頭皮のケアをしたい方、頭皮の環境を改善したい方はぜひ使ってみてください。
Point2.洗い方にも気をつける
(1)爪を立てず、指の腹で洗う
洗髪の際に爪を立ててゴシゴシ洗ってしまうと、頭皮に傷がつきやすくなります。
指の腹でマッサージするように優しく洗うようにしましょう。
(2)洗いすぎは禁物
脂が出るからといって、頭皮を洗いすぎると、乾燥につながります。
頭皮の乾燥は、必要な脂まで取り除いてしまったり、逆に皮脂がさらに出て、毛穴のつまりにもつながったりします。
シャンプーやトリートメントが髪や頭皮に付着していると、毛穴が詰まります。
その結果、頭皮環境が悪化し、できものや抜け毛につながることもあります。
シャンプーやトリートメントが残らないようにしっかり洗い流すことが大切です。
また、洗い終わったら、タオルでゴシゴシと拭かず、ポンポンと軽くたたくように拭きましょう。
髪が濡れた後、すぐに乾かさないと、雑菌がわきます。
その結果、頭皮環境が悪くなります。
タオルで乾かした後、ドライヤーを使い、乾かしましょう。
この時、ドライヤーを頭皮に近づけすぎないようにすることで、頭皮をドライヤーの熱から守ることができます。
Point1.睡眠不足を解消する
不規則な生活や睡眠不足が重なるとホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
また、睡眠不足はヘアサイクルも不順にするので、抜け毛につながり薄毛になる可能性も出てきます。
普段から規則正しく睡眠をしっかりとるように心掛ければ、頭皮にできものができる確率を下げることができます。
Point2.食生活を見直す
肉類や油類などの脂質が多い食事を摂ると、皮脂が増えます。
野菜や果物をしっかり摂取することで、ビタミンなど脂質を抑える栄養素を摂ることができます。
頭皮は紫外線を浴びると、乾燥したり、頭皮が固くなったりすることがあります。
そうなると、頭皮が刺激に弱くなるので、肌が敏感になって炎症を起こしやすくなるのです。
ですので、外に出るときは帽子を被るのがおすすめです。
ただし、帽子の中が蒸れてしまうと意味がないので、その点は注意する必要があります。
頭皮のできものは遠い存在ではなく、老若男女問わず誰でもできる可能性が高いものが多く、予防するためには頭皮を清潔に保つシャンプーを使ったり生活を規則正しくしたりすることがおすすめです。
頭皮がべた付きやすいと自覚している場合や、頭皮に傷がある場合は特に注意が必要で、普段からしっかりケアをして、健やかな頭皮を目指しましょう。
些細なことでトラブルが発生しやすい頭皮のコンディションを整えて、頭皮トラブルに悩まされない毎日を目指していきましょう!
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