【医師監修】AGA(薄毛)・ハゲの原因と種類について|特徴も解説!
「ハゲ」や「薄毛」と一概に言っても様々な原因や種類、特徴があります。
例えばストレスによって引き起こされるものや遺伝によるもの、生活習慣に関わるものなど様々な原因が考えられ、それぞれの「ハゲ」や「薄毛」の種類によっても症状の特徴などが異なってきます。
また、「ハゲ」や「薄毛」の種類は非常に多岐に渡るため、このような症状がある人でも自分がどう言った種類の「ハゲ」や「薄毛」なのかを知らない人はたくさんいます。
そのため今回はそうした「ハゲ」や「薄毛」の症状、原因を種類別に紹介していきます。
■まとめ
ハゲの代表格として、最近よく耳にするのが「AGA」だと思います。
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、日本語では男性型脱毛症と言います。
AGAの特徴としては、頭頂部や後頭部がハゲてくることです。
ハゲ方がM字やO字、U字のように見えるので、M型ハゲ、O型ハゲ、U型ハゲと呼ばれることもあります。
一般的にAGAになる人は中高年の方が多いですが若い方にも症状が見られ、人目が気になる年頃の思春期以降から発症し始めるケースもあります。
日本では男性の3人に1人がAGAだと言われていています。
ハゲの一種であるAGAの原因は、主に男性ホルモンにあります。
一口に男性ホルモンと言っても、悪いものではなく、基本的には人間が必要とするホルモンで、筋肉など、体を構成するなどといった大事な働きをするものです。
では、なぜAGAを発症する原因が、男性ホルモンにあるというのでしょうか。
それを知るためには男性ホルモンというものは何種類もあるということを知っておかなければいけません。
AGAについて関わってくるのが、テストステロンとジヒドロテストステロンと呼ばれるものです。
このうち、テストステロンが筋肉や男性性器の発育を促す役割を担っています。
しかし、このテストステロンは5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素と結びつくとジヒドロテストステロンに変化します。
AGAの原因はまさにこのジヒドロテストステロンです。
このジヒドロテストステロンが髪の毛の成長サイクルを乱し、いわゆる「ハゲ」にさせてしまうのです。
ではそのジヒドロテストステロンの生成を防ぐにはどうしたらよいでしょうか。
まず一つは、生活習慣を整えることです。
食事は脂っこいものを摂りすぎたり、アルコールを摂りすぎたりしないようにしましょう。
早寝早起きを心がけ、できるだけ22時から2時までの間に睡眠を取っておくことをおススメします。
ホルモンバランスが乱れるときにジヒドロテストステロンが生成されやすいと言われているため、テストステロンがよく生成される22時から2時の間に床についておくことがハゲの予防となることが考えられます。
他にも運動を週に1回する、ずっと座りっぱなしの職場の方はたまに歩いてみるなどをして、血流をよくすることも効果があります。
頭皮に栄養分をよく回すためにも血流改善は必須です。
また、シャンプーは低刺激のものを使用して、頭皮への負担を減らすなどもAGAの対策となります。
日常生活の積み重ねで健康を維持することがAGAの予防となるでしょう。
もちろん体質的にAGAになりやすい方もいらっしゃるので、個人差はありますが、生活習慣を見直すことは他の病気の予防にもなるので、一石二鳥ですね。
自分がAGAかもしれない、、、と思ったら、迷わずAGA専門のクリニックに相談することをおススメします。
その理由は「無料で相談できるから」です。
全国展開のAGAスキンクリニックや、新宿メディカルクリニックなどでは初めて訪れるかたに対して、無料でカウンセリングを実施しています。
AGA治療に関しては、専門家の意見がとても重要です。
その理由はのちほどわかってきます。
では実際にどのような治療があるのか、代表的なAGA治療についてご紹介します。
AGAも病気なので、他の病気同様に治療薬があります。
最近ではジェネリック医薬品も登場し、より身近な存在となってきているAGA治療薬です。
特に有名なのが、プロペシアとミノキシジルの2つです。
プロペシアはフィナステリドというAGA治療の有効成分を配合したタブレット錠の治療薬です。
フィナステリドは男性ホルモンの抑制をする働きを持っているため、髪の毛の抜け毛を止めてくれるお薬です。
しかし副作用としてED(勃起不全)になるなど、男性にとってリスクの高いAGA治療ともいえます。
ミノキシジルは頭に塗布するタイプのものと、ミノキシジルタブレットという錠剤型のものがあります。
ミノキシジルは血管を拡張し、血の流れをよくすることで、頭皮への栄養分を届けるようにしてくれる働きがあります。
ミノキシジルにも副作用があり、かゆみ、かぶれを起こすことがあったり、低血圧になることもあります。
プロペシアとミノキシジルの効用をまとめると、プロペシアは抜け毛を抑える役割、ミノキシジルは発毛を促す役割を果たしています。
この2つの役割から、両方の薬を服用することが主流となっているのがAGA治療でした。
しかし、プロペシアとミノキシジルは上記でお分かりの通り、副作用のリスクが高く、なかなか手を出しづらい人もいるかと思います。
そこで、最近登場した安全で効果の高い最先端AGA治療を簡単にご紹介します。
数種類の成長因子を頭皮に注射する最先端のAGA治療です。
ビタミンなどの髪の毛の育成に必要な栄養分を直接注入するため、髪の毛の成長を効果的に促すことができます。
また、AGA治療薬と違って副作用がないため、安心して治療を受けることができます。
1回10万円×6回などと、少々値段が張ってしまうことがデメリットですが、効果を期待したい方にはおすすめです。
出典:http://www.hishairclinic.com
続いては、瀰漫性脱毛症と呼ばれるハゲの種類を紹介します。
このハゲの特徴は、頭全体にハゲが広がっていることです。
また、AGAの女性版として、FAGAとも呼ばれています。
AGAと異なり、部分的なハゲではなく、全体が徐々に薄くなっていくので、気づきにくいのもこの瀰漫性脱毛症の厄介なところです。
ではどうして瀰漫性脱毛症となってしまうのでしょうか。
まずAGAと似ているのが、日常生活の乱れから引き起こされることです。
食事のバランスが崩れ、偏ったものを摂取していては髪の毛は成長しません。
栄養不足がハゲを引き起こすのです。
また、女性といえばダイエットを意識しすぎて栄養不足となるケースがあるようです。
過度な食事制限は髪の毛に影響を及ぼすだけでなく、健康を害してしまうため、気を付けなければいけません。
また、ヘアケアもしっかり行いましょう。
特に、シャンプーのすすぎ残しやしつように何度も洗髪をすることは逆効果です。
ではどのように対策をすれば瀰漫性脱毛症を防ぐことができるのでしょうか。
まず上記でお分かりのように、食事をしっかりとり、健康な体作りをしましょう。
頭皮へのダメージを意識して、刺激の弱いシャンプーを購入することや日差しを受けすぎないように帽子で日よけをすることも少なからず予防となります。
ただし、そもそも加齢によってハゲが進行してしまうこともありえるため、他の手段でハゲを目立たなくするという工夫も必要になってくるでしょう。
これをやれば治る!というものはありませんが、瀰漫性脱毛症は原因となる要因をしっかりと改善すれば、治りやすい症状です。
そのため、先ほど説明したように原因である、日常生活の乱れを改善することに徹しましょう。
食事のバランスを見直し、脂っこいものやお酒、喫煙は控えましょう。
シャンプーは刺激が強い物は避け、自分に合ったものを選びましょう。
睡眠ももちろん大事なので、規則正しく就寝、起床のリズムを作れるように努めましょう。
基本的な生活習慣などを見直すことが、病気を治すための第一歩ですよね。
脱毛症に対しても他の病気と同じように、地道に改善していくことが大切です。
牽引性脱毛症とは、ポニーテールなどをした際に髪が引っ張られることによって過度に負担がかかり、発症する脱毛症です。
女性は髪をセットする際にヘアゴムで強く引っ張ったりしますよね?そういうセットの仕方を長年繰り返し行っていると、その張力が頭皮に緊張状態をもたらし、髪に栄養が行きにくくなります。
髪の毛に栄養が行きわたらないと、髪の毛は育ちにくくなるので、要注意です。
牽引性脱毛症にならないためには、髪の毛が引っ張られる状況をできるだけ避けることです。
女性ならポニーテールをしたり三つ編みにしたりと、ヘアゴムを使ってオシャレをしたいですよね。
しかし、牽引性脱毛症を恐れるなら、できるだけヘアゴムを使わなくて済むような髪型のセット方法をおススメします。
参考:「薄毛の女性も安心!薄毛でも似合う髪型・ヘアスタ|厳選 AGA」
それでは牽引性脱毛症になってしまった場合、どのように治せばいいのでしょうか。
まずやらなければいけないことが、牽引性脱毛症の原因である、髪を引っ張る行為をやめることです。
すぐに改善できることはすぐに行動に移しましょう。
そして、頭皮の血行をよくなることをしていきましょう。
おススメなのが頭皮マッサージです。
頭皮マッサージのやり方についてはこちらの記事をご覧ください。
マッサージ等、血行が良くなるような対策をしてもなかなか良くならない場合は、クリニックへ相談することをおススメします。
円形脱毛症はよく聞く名前の脱毛症ですよね。
頭に丸くぽっかりと穴が開いたような脱毛をしてしまう症状がこの円形脱毛症の典型的な形です。
しかし、円形脱毛症の中にも単発型や多発型、蛇行型などなど、さまざまな型があります。
ときには頭全体の髪の毛が抜け落ちてしまうこともあり、ひどいと頭だけでなく眉毛やまつ毛など、体毛も抜け落ちてしまうケースもあるようです。
それではなぜ円形脱毛症になってしまうのでしょうか。
円形脱毛症は自己免疫疾患が原因としているのが現在の主流です。
よく、ストレスが原因で円形脱毛症になるということを耳にしますが、ストレスと円形脱毛症の間には明確な因果関係は判明していません。
自己免疫疾患とは、本来細菌やウイルスから体を守るための免疫細胞が間違えて髪の毛にとって必要な成長期の毛包を攻撃してしまいます。
この異常事態が円形脱毛症の原因とされているのですが、そのトリガーまでは解明されていないようです。
対策としては、日常生活の改善や頭皮マッサージを行い、頭皮の血行を良くしておくことが円形脱毛症の対策となります。
軽度の円形脱毛症であればこのように日常生活を正していくことで回復を見込むことができます。
週に1度運動をするなどして、血の巡りをよくしておきましょう。
頭皮マッサージはこちらのコラムをご覧ください。
参考:「頭皮マッサージの効果と正しいマッサージ方法|厳選 AGA」
円形脱毛症の治療法は症状の重さによって変わってきます。
特に、範囲が広い、症状が長期間、急に悪化したといったような場合は治療を受けることが必要です。
円形脱毛症の治療と言ってもいくつかあるのでご紹介します。
円形脱毛症の患部に直接ステロイドを注入する方法です。
ステロイドを含んでいて副作用があるため、子供に対しては使用することができませんが、確かな発毛効果がある治療法です。
意図的にかぶれを起こし、発毛を促すというちょっと強引なイメージの治療法です。
かぶれを起こすような薬を塗布していきます。
もちろんかぶれを起こしているために、副作用としてかじんましんやリンパ節腫脹が起こることもありますが、その効果はかなり高く、9割の人が発毛を実感しています。
ただ、治療期間が半年から1年間と、少々長くかかってしまうので、根気が必要な治療方法となっています。
上記の2つの治療法が、推奨されている治療法です。
一方、ステロイド内服薬や外用薬など、比較的手を出しやすい治療法も可能です。
また、ドライアイスや液体窒素などを患部にあてることによって回復させる方法もあります。
紫外線をあてたり、赤外線をあてて治療するといった方法も存在しており、円形脱毛症の治療法は多種多様です。
そのため、ご自身にあった円形脱毛症の治し方がきっとみつかるでしょう。
不安になる必要はありませんよ。
広範囲の円形脱毛症や、重度の円形脱毛症で悩んでいる方は皮膚科や、クリニックへ行くことを強くおススメします。
若年性脱毛症とは10代~20代で起こる脱毛症のことで、まさに思春期といえるような時期に起こってしまう厄介な病気です。
いわゆる「若ハゲ」というものです。
周りの目が気になるお年頃にやってくる可能性のあるこの若年性脱毛症なのですが、どのような原因があるのでしょうか。
そもそもですが、若ハゲと呼ばれる若年性脱毛症は「AGA」のことを指します。
AGAを発症するタイミングが比較的若いときの症状を「若ハゲ」、「若年性脱毛症」と呼んでいるようです。
つまり、若年性脱毛症の原因はAGAの原因と同じです。
そのため、男性ホルモンが主にかかわってくるのです。
生活習慣の乱れなどから男性ホルモンが乱れ、髪の毛の育成が阻まれてしまうのですよね。
髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返していくものです。
そこで男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが邪魔をし、髪の毛の成長期が短くなってしまいます。
そうすると髪の毛は成長をしきらずに退行期、休止期へと入っていってしまうためにハゲが進行してしまいます。
詳しくは上記「AGAの原因は?」にもどってAGAの原因をご覧ください。
AGAと原因が一緒ならば、やらなければいけない対策も治療法も一緒ですよね。
○生活習慣を見直す
○シャンプーの仕方
が主な対策法でしたね。
また、治療法はAGA治療薬のプロペシアからミノキシジル、ザガーロ、成長因子カクテルを注入するHARG療法、メソセラピーや自毛植毛まで多岐にわたって存在します。
AGAINメディカルクリニックは、秋葉原と東京駅付近の八重洲に開設しているAGA薄毛専門クリニックです。
若年性脱毛症の方におすすめできる理由は、20代・30方向けのキャンペーンを実施しているからです。
20代・30代は、初診料と血液検査料金が無料です。
このクリニックは、AGA薄毛の早期治療を推奨していて、特に若い人達に特化してAGA薄毛専門クリニックなのです。
✔20代・30代向けのキャンペーン有
✔秋葉原と八重洲で2院も展開
次は女性特有の悩みです。
実は女性は赤ちゃんの出産後に髪の毛が抜けてハゲしまうことがあります。
それが産後脱毛症と呼ばれるものです。
ではどのような理由で出産後にハゲてしまうのでしょうか。
産後脱毛症の原因は、女性ホルモンの変化によるものだとされています。
妊娠中は女性ホルモンが通常よりも増加しており、出産をするとそのホルモンが通常の量に戻ろうとして大きく変化が起きます。
女性ホルモン自体に髪の毛を生やす働きがあるために妊娠中は髪の毛が抜けずに保たれるのですが、女性ホルモンの減少と共に髪の毛も減少するわけですね。
また、出産を経験された女性ならわかると思いますが、出産後の育児は大変です。
特に初めて育児をしたという方にとってはわからないことが多く、悩むことも多いのではないでしょうか。
そのようなストレスも抜け毛の要因となってしまうのでしょう。
産後脱毛症の対策も今までに登場してきたような脱毛症と同様、生活習慣を乱さないことが重要です。
食事はバランスよくとり、睡眠もホルモンが良く分泌される22時から2時の間にしっかり取れるようにしましょう。
シャンプーを自分の頭皮に合ったものを使うこと重要です。
とはいえ、育児に追われるママさんにとって通常の生活習慣を送ることは難しいかとおもいます。
赤ちゃんの夜泣きなどで、まとまった睡眠がとれない、育児で忙しくて、食事を作れない、などということもあるでしょう。
まとまった睡眠がとれない場合、小分けして睡眠をとるなど、うまく調整して育児と自分自身の生活習慣を正せるようにしましょう。
産後脱毛症の治療法といっても、そもそも産後脱毛症は自然と治るものと言われているので、特別なにかをするというわけではありません。
さきほども述べた通り、ホルモンバランスの乱れからくる脱毛症なので、ホルモンバランスが戻るのを待っていればいいわけです。
しかし、乱れたままの状態が続くのであれば、なんとかしたいものですよね。
そこでおすすめなのが、大豆を食べることです。
納豆や豆腐など、日本ならではの食材がおススメです。
ご存知の方もいると思いますが、大豆が含んでいるイソフラボンにはエストロゲン(女性ホルモン)に似た作用があります。
エストロゲンに似ているイソフラボンを摂取することで、ホルモンバランスが整ってくるので、自然と髪の毛の状態も元に戻ると言われています。
抜毛症とは、自ら体の毛を抜いてしまう病気です。
髪の毛だけでなく、眉毛やまつ毛、手足の毛など、体中あらゆる毛を抜こうとしてしまう症状です。
これに関しては、今まで登場してきた脱毛症とは性質が異なってくるものです。
主な原因はストレスなのではないかと言われていますが、正確には解明されていません。
自分自身が髪の毛を抜いていることによって頭がハゲているのであれば、まずは精神的な異常があるのではないかと考えましょう。
髪の毛を抜いてしまう行為をやめられない場合は、精神科に相談することをおススメします。
ここからは、ハゲの種類を原因別にみていきたいと思います。
まず、最初はストレスハゲです。
ストレスが原因でハゲることがあります。
ストレスが一因となる可能性のある病気として知られているのが「円形脱毛症」です。
円形脱毛症とは頭に10円玉ほどの大きさのハゲが出来てしまう症状のことで、単純に円形脱毛症と言っても、初期症状である単発型や、複数のハゲが見られる多発型など、その症状にはいくつかのグループがあります。
円形脱毛症は誰にでも起こりうる症状と言え、若い世代にも多く見られます。
発症しても食生活や生活習慣の改善によって自然回復していくケースも多いので、あまり悩まず落ち着いて対処することが大切です。
円形脱毛症の対策や治療法は上記で既に紹介しています。
詳しく知りたいという方はこの記事がおススメです。
遺伝によってハゲることがあります。
AGA(男性型脱毛症)などはその最たるもので、名前の通り男性に見られる症状です。
主に成人男性がなりやすいとされ、額の生え際や頭頂部、前頭部から頭皮が後頭部から後退していくなどしていくなど様々な進行パターンがあります。
AGAが遺伝によって発症する理由として、髪の成長期間を短くするジヒドロテストステロンの影響があります。
頭皮にはこのジヒドロテストステロンに反応する受容体があり、この感度が遺伝によって決まるとされています。
つまり、遺伝によってこの感度が高い人はハゲやすいのです。
もちろん、遺伝とはいえ、あくまで「AGAになりやすい」体質なので、そのトリガーを発動しないように対策をすることが必要ですね。
生活習慣の影響を受けてハゲてしまうケースがあります。
ハゲや薄毛のほとんどの症状がこの生活習慣の乱れが関係していると言われています。
生活習慣の乱れによって発症するハゲや薄毛として若年性脱毛症が挙げられます。
若年性脱毛症とは10代から20代に起こる脱毛症のことで、主にヘアサイクルの乱れによって発症するとされています。
このヘアサイクルとは、髪の毛が生えて成長する生長期、成長が止まる退行期、古い髪が抜け新しい髪が生え始める休止期といった一連の流れを言います。
こうしたサイクルがストレスやホルモンバランスの異常、不適切な生活習慣などにより乱れると若年性脱毛症の原因となります。
頭皮におけるホルモンの乱れは頭皮に大きな影響があり、その乱れによってハゲや薄毛が発症します。
いくつか発症する脱毛症の種類を紹介していくと、はじめに女性に多く見られるFAGA(女性男性型脱毛症)という症状をご紹介します。
この症状は40代以降の女性に現れやすいとされ、加齢によって女性ホルモンが減り、男性ホルモンの影響を受けやすくなると発症します。
続いて挙げるのが脂漏(しろう)性脱毛症です。
頭皮に皮脂が過剰に分泌され、皮膚の常在菌であるマラセチア(真菌)が繁殖し、皮膚に炎症が起こることで発症します。
脱毛症の中でも珍しいケースで、頭皮が脂っぽく炎症している場合は脂漏性脱毛症を疑いましょう。
最後に紹介するのが粃糠(ひこう)性脱毛症と呼ばれる症状です。
頭皮の角質に異常をきたし、はがれた角質が大量のフケとなって出るのが粃糠性脱毛症の特長です。
こちらもホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れなどが原因であるとされ、その影響によって頭皮の常在菌が繁殖し、粃糠性脱毛症につながるそうです。
こうしたホルモンバランスの乱れはストレスや睡眠不足、食生活の乱れや運動不足など些細なことによっても引き起こされてしまうので、常日頃から健康的な生活を送るよう心がけましょう。
最後に、ハゲを見た目から分類してみました。
こんなハゲ方をしていたらどういう症状なのか、どうしたら治るのか、簡単に解説していきます。
生え際からハゲてくるタイプ、これがまさにM字型のハゲです。
前髪あたりが薄くなってきてしまうため、人と対面で話しているときに「あれ?」と気づかれてしまう恐怖がありますよね。
そんなM字型のハゲですが、これはAGA(男性型脱毛症)の典型パターンです。
AGAは生え際から始まることが多く、若い人でも発症するのが特徴ですよね。
そんなAGAの治療にはプロペシアやミノキシジルといったAGA治療薬が日本皮膚科学会によって推奨されています。
最近ではAGAの治療は馴染みのあるものとなってきています。
日本全国にAGA治療を行うクリニックはたくさん存在しています。
そのためちょっとでも気になったらクリニックへ相談してみるといいでしょう。
O字型ハゲ、これは頭頂部を鏡で見てみると、つむじの辺りからハゲてきてしまっているものを指します。
このO字型ハゲですが、自分では見つけにくいことがやっかいなところで、人に指摘されて気づくことが多いかもしれません。
一度洗面所で手鏡を使って頭頂部を見てみて下さい。
O字型のハゲ、これもAGAの典型パターンです。
男性ホルモンの乱れや頭皮の血行不良によって髪の毛が成長できないことが主な原因です。
AGA専門のクリニックに相談してみましょう。
U字型ハゲと呼ばれるハゲがありますが、これはM字型ハゲとO字型ハゲが結合した状態を表しています。
かなり進行した薄毛だということですね。
AGA専門のクリニックでは、この状態からの回復例もたくさんありますので、諦める前にまず相談してみましょう。
今回は、ハゲの種類を症状別にご紹介しました。
実際にこうした症状に悩まされている方は、自分がどう言ったタイプのものなのかこの記事を参考にし、それぞれの症状に合わせて改善することが大切です。
また、遺伝がハゲや薄毛の原因となるとはっきり言われると、人によっては不安を感じてしまいますが、ハゲや薄毛は単純に遺伝だけで決まるものではないので、諦めずに薄毛の改善に取り組むことをおすすめします。
どうしても自分では薄毛の対策がわからない、自分に合った治療を受けたい、という方は、本サイトの病院検索からAGA治療のプロを探すことをおススメします。
間違った方法で対処してしまうと、悪化する可能性があるため、まずは、病院を探すところから始めましょう。
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