プロペシアが含むAGAに有効な成分としてフィナステリドという成分をご存知でしょうか？

プロペシアは2005年に発売されていますが、その後を追うように追従している薬の多くは、このフィナステリドを含むジェネリック薬なのです。

日本ではいま、きちんと認可されたプロペシアのジェネリック医薬品は5種類あります。

すべて、フィナステリド錠、という名前になっていて、外観や重さはほとんど変わりません。

ジェネリック医薬品は、効能と安全性が保障されていれば、見た目や味は変えてもいいことになっていますが、プロペシアのジェネリック医薬品はプロペシアとほぼ同じ形をしています。

これは、プロペシアには妊娠や授乳をしている女性が触っただけでも赤ちゃんに影響してしまうような、強い副作用があることと関係しています。

妊娠や授乳をしている女性がプロペシアを触っただけでも、男の子の赤ちゃんのホルモンや成長に影響してしまうのです。

余談ではありますが、プロペシアを内服している人は、そこらに錠剤を置きっぱなしにしたり、失くして行方が分からないようにしたりしてしまわないように、細心の注意が必要です。

価格は、ファイザーを先頭として以前からあるものの方が高い傾向がありますが、2016年にクラシエやＳＮが発売されてから、価格競争が始まり、値段が徐々に下がりつつあるようです。

プロペシア自体の値段も下がりつつあるので、使用する方としては、嬉しいことですね。

ジェネリック医薬品は、先発品であるプロペシアと全く同じ効果と安全性が保障されています。

そのため、プロペシアに耐性がないのであれば、ジェネリック医薬品にも耐性はありません。

ただし、ジェネリック医薬品には先発品であるプロペシアとは違う添加物が使われています。

有効成分が同じなのがジェネリック医薬品なので、そのほかの成分までプロペシアと同じとはかぎらないんですね。

そういう事情が微妙に作用するのかはわかりませんが、実際に使用した感じが「先発品のプロペシアの方がよかった」と感じる人も、多くいるようです。

あくまで医学的な根拠はありませんが、有効成分は同じである点と、薄毛の原因が精神面から来る場合もあるため、ジェネリック医薬品を試してみることで状況が改善する場合もあるかもしれません。

正式に厚生労働省で認可されていない海外製のプロペシアのジェネリック医薬品は、個人で輸入するほかに、クリニックを受診すると安い薬として院内処方されることもあります。

認可されていない薬を医師が処方するなんて、と思いますが、実際にそのようなことが行われてしまっている現状があります。

やはり認可されていない医薬品の怖いところは、正規に認可されて正式に流通しているものではないので、いつでも「本物とは限らない」ということです。

いま飲んでいるものは大丈夫だとしても、同じ業者で注文した次の箱の中身が、安全なものとも限りません。

プロペシアのジェネリックは年々進化していて、もはや見た目だけではわからないようなものもたくさん出回っています。

プロペシアは薄い赤色のフィルムコーティングされた錠剤ですが、同じような色をした偽物もたくさん出回っています。

そしてご丁寧に、錠剤に刻印された文字まで似せているものがあるのです。

プロペシアと同じ効果を得られない、というだけならまだしも、全く違う成分がはいっていることも考えられます。

睡眠薬だったり、血糖を下げる薬だったり、薬1粒でどんな作用が起こるかわからないのです。

未認可のジェネリックは安価なので利用したくなる気持ちもとてもわかりますが、1粒1粒内服するたびに、大げさに言えば命がけだ、ということを忘れてはいけません。

現在、日本で流通している海外産のプロペシアのジェネリック医薬品の多くは、インドで製造されています。

インドで作られたそれらの薬は、プロペシアの特許が切れる前、日本でジェネリック医薬品が開発される前からインドで作られているもので、日本でも利用している人が今でもたくさんいます。

プロペシアの国際特許が切れる前にすでに発売されていたので、プロペシアのジェネリックというよりは、フィナステリドというプロペシアと同じ有効成分を使ったＡＧＡ治療薬のインド版先発品、というほうが正しいかもしれません。

以上の3種類が多く出回っています。

本当にフィナステリドを含む薬品であれば、プロペシアと同じ効果が得られ、耐性もありません。

ただ、中身が本当に正しいのか、というのは残念ながら誰にもわかりません。

プロペシアには副作用があるので、それを考えて2日に1回だけ内服している、という人がたまにいます。

ですが、薬というのは本来の用法容量を正しく守って飲むことを想定して、効果がある、と言われているので、飲む量を減らしてしまっては意味がありません。

そして、耐性が出てきた気がする＝効果の実感が薄くなってきたからといって、多く飲みすぎてもいけません。

多く飲みすぎることは効果がないだけでなく、かえって副作用だけが強く出てしまう可能性もあります。

プロペシアは通常、1ｍｇ1錠を毎日1回ずつ内服するものです。

プロペシアは飲んだ1.5時間後に血中濃度が最大になるので、寝る2時間ほど前に飲むのが、いちばん効果が期待できるでしょうか。

飲む時間はともかく、大切なのは毎日欠かさず飲み続けることです。

プロペシアは飲んでいる間しか効果の出ない薬なので、飲み忘れている間はAGAは確実に進行しています。

基本的には24時間おき、と添付文書にも書いてあるので、朝なら朝、夜なら夜、決められた時間に飲めるのが一番いいですね。

プロペシアの内服を忘れないためには、歯磨きのときに思い出せるように、プロペシアを洗面台の歯ブラシ置き場においておいたり、玄関のカギ置き場に置いておいたりと、毎日の習慣にヒモ付けられるような位置にプロペシアを置いておくのがおすすめです。

あとは、朝に飲み忘れたときのために財布やバッグの中に常に1錠、プロペシアを入れておくのもいいですね。

万が一飲み忘れてしまった時にも、すぐ対処できます。

ミノキシジルの塗り薬は、プロペシアの内服と同じぐらい、日本皮膚学会のAGA診療ガイドラインでおすすめされている治療法です。

効果の実感がなくなってしまった時には、プロペシアの内服を続けつつ、ミノキシジルも使い始めてみてはいかがでしょうか？ ミノキシジルは、本来血圧を下げる作用のある飲み薬でした。

川幅の狭い上流の方が水圧が強く、川幅の広い河口付近の方が流れが緩やかなように、血管も広がることによって血圧が下がります。

AGAで頭皮に塗るミノキシジルは血圧を下げることではなく、血管を広げる作用を利用して頭皮の血管を広げることで、血流を良くして毛穴への栄養が十分に届くようにします。

それによって発毛力が向上し、AGAの改善が見込めることが、研究でわかっています。

ミノキシジルはプロペシアとは違う観点からAGAにアプローチしているので、プロペシアには耐性があるのかも、と思う人には試してもらいたい薬です。

ミノキシジルを処方するには、AGA専門クリニックに行けば処方してくれます。

ザガーロは、最近新たにAGAの治療薬として認可された内服薬です。

もともと、前立腺肥大の治療薬として使われていた薬ですが、AGAにも効果を認められて認可が下りました。

プロペシアと同じように、テストステロンがジヒドロテストステロンに変化するのを抑えますが、プロペシアよりも広い対象を相手に阻害することができるので、プロペシアよりも良い結果を期待できるかもしれません。

ただし、ザガーロはまだ発売間もないので、ジェネリック医薬品がありません。

プロペシアの効果が期待できる範囲は、ザガーロの効果の範囲内に全部収まっています。

そのため、ザガーロとプロペシアを同時に内服する必要はありません。

プロペシアに耐性があるのかも、と感じている人には、ザガーロへの全面切り替えもおすすめです。

プロペシアの内服に思ったような効果が出ない、または長年飲み続けて耐性ができてしまったのか？と思えるようなときには、メソセラピーと呼ばれる頭皮への直接的な薬剤の注入など、内服以外の治療が充実したクリニックを試してみるのもおすすめです。

新宿から徒歩3分の立地にある、この新宿メディカルクリニックは、主に注入療法をに特化したAGA薄毛専門クリニックです。

注射器で注入というと痛そうな印象があると思いますが、新宿メディカルクリニックの注入療法は針を使用しません。

針を使用しないことから、痛みを少ないと思います。

次に、新宿メディカルクリニックの料金表を紹介します。

是非、参考にしてみてください！

基本治療料金
カウンセリング	無料
治療薬料金
プロペシア	8,000円（税別）
ミノキシジル	5,500円（税別）
ザガーロ	9,800円（税別）

GACKTがCMに出演したことで知名度が上がりつつある、このAGAスキンクリニックは、全国の駅近くに支院をもつ大手のAGA治療専門クリニックです。

治療のメインはオリジナル内服薬と外用薬「Rebirth」のシリーズです。

Rebirthの内服薬の主な成分は、プロペシアと同じ成分のフィナステリドですが、それ以外にもたくさんの髪の毛や頭皮に良い成分が含まれています。

そして、Rebirthの発毛薬にはミノキシジルを中心にアミノ酸やビタミンなど、頭皮への栄養成分がたくさん含まれています。

Rebirthシリーズに加えてさらに治療効果をあげたい時には、DrsメソというAGAメソセラピーも用意されています。

注射器を使って、AGAが気になる部分の頭皮に直接栄養と成長因子からなる発毛カクテルを注入します。

注射器で注入というと痛そうな印象があると思いますが、治療の前に頭皮を冷たく冷やしてから注射をすることで、冷たさで痛みが緩和される効果を期待できます。

冷たくするだけの麻酔なので、頭皮へのダメージや副作用を気にする必要がないので、とても安心です。

基本治療料金
カウンセリング	無料
初診料	5,000円※無料キャンペーン有
血液検査料(2回)	20,000円※無料キャンペーン有
治療薬料金
プロペシア	4,200円～
ザガーロ	4,800円～
フィナステリド(ジェネリック)	3,400円～
オリジナル発毛薬「Rebirth」	14,000円～

以上が、AGA治療薬プロペシアにの効果、耐性に関する解説でした。

プロペシアに耐性は無く、98%以上の利用者に、抜け毛を抑制する効果が期待できます。ただし年齢を重ねている場合などは、発毛のスピードが遅いため、効果が薄くなってきたと感じた場合は、ミノキシジルなどその他の薬、対処と併用することでさらに大きな効果が見込めます。

AGA専門クリニックでの治療には、レーザー治療や洗髪方法など、数々の症例と研究を重ねた確かな実績を持つものもたくさんあります。

クリニックの治療にはプロペシアより高価なものもあるので、お財布事情とも相談しながらですが、プロペシアに耐性ができた、AGAが進行してしまった、などあまり深刻になりすぎず、プロペシアをはじめ、色々なAGA治療を試してみるのも良いですね。

対応地域	クリニック名	費用/月
全国50院以上	AGAスキンクリニック	6,000円〜 3,400円※〜
東京	新宿AGAメディカルケアクリニック	3,300円〜
大阪	脇坂クリニック	6,000円〜
遠隔診療	AGAヘアクリニック	5,500円〜

※初回価格

クリニック名	カウンセリング	初診料	血液 検査	合計
AGAスキンクリニック	0円	5,000円 初回無料	20,000円 初回無料	25,000円 無料
新宿AGAメディカルケアクリニック	0円	0円	0円	0円
脇坂クリニック	0円	5,000円	5,000	10,000円
AGAヘアクリニック	0円	0円	3,000円	3,000円

※AGAスキンクリニックは、再診料も無料。